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2017年5月31日

テル・ステーゲン 2022

クラブとの契約延長を完了した正ポルテーロ。

バルサのドイツ人守護神 マルクアンドレ・テル・ステーゲンが30日(火)、クラブとの契約を2022年6月30日まで延長しました。カンプノウにあるクラブオフィスを訪れたポルテーロは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長、ジョルディ・メストラ副会長らクラブ幹部らと契約書類に署名。2014/15シーズンに入団した彼はここまで93試合に出場し(90失点)、今季からはリーガとチャンピオンズのレギュラーとしてバルサにとって欠かせない存在となっています。今はまだ25歳のステーゲンなので、2022年6月でもまだ30歳。ポルテーロですからさらに数年間、バルサのゴールを守ることも可能でしょう。

契約更新の際にクラブに求めたこと

テル・ステーゲンの契約延長交渉は、終始順調に進んでいった印象を受けます。“水面下で話し合いが行われているぞ”という情報はしばしばメディアに出ていましたが、揉めているとの報道は皆無。水面から姿を見せたらすぐに着港して挨拶、そんな印象です。すでに正ポルテーロの座を掴み、脅かすライバルも不在ですから、年俸などに納得なら交渉がもつれる要素は見当たりません。

そんなテル・ステーゲンがバルサとの交渉に臨むにあたっては、実は一つだけクラブに求めたことがあったそうです。カタルーニャラジオの番組 El Club de la Mitjanit でシャビ・カンポス記者が明かしたことなのですが、テル・ステーゲンが要求したのは“ポルテーロコーチを残留させること”。その幸せ者はホセ・ラモン・デラ・フエンテさんです。

デラ・フエンテは2012年、ティト・ビラノバのスタッフとしてバルサのメンバーとなりました。元々バルサBにも所属するポルテーロだった彼は2008年から指導者となり、ファン・カルロス・ウンスエがラシン・サンタンデール監督就任のために退団したことで、後任としてバルサへと“復帰”。ポルテーロたちから評判の良かった彼は、トップチームの指揮官がタタ・マルティーノルイス・エンリケと変わっていっても、クラブに残り続けています。

彼の何が評判が良いかといえば、ポルテーロたちへの教え方や、アドバイス、修正方法が巧みなんだそうです(2014年8月3日のMD)。そして信頼感をポルテーロたちにしっかりと伝える。テル・ステーゲンもそんなデラ・フエンテを大変気に入っていて、契約を更新する際、クラブに彼を残すよう求めたというわけです。

エルネスト・バルベルデがバルサへと連れてくるスタッフの中にポルテーロコーチがいると複雑でしたが、幸いなことにいませんでした。デラ・フエンテはこれからも縁の下の力持ちとして、バルサ守備陣を支えてくれるでしょう。ルイス・エンリケが連れてきたロベルト・モレノ(第二監督)、ラフェル・ポル(フィジカルトレーナー)、ジョアキン・バルデス(心理学)はウンスエと共にセルタへ移籍します。

契約更新日の様子

テル・ステーゲンの契約更新を記念し、FCバルセロナの公式ウェブが、“テル・ステーゲンがバルサとの契約を更改した日を内側から”というビデオを公開しています(下に埋め込み)。このビデオの前半、シウター・エスポルティーバでのトレーニングのなかで、テルにシュートを放っているスキンヘッドの人がデラ・フエンテです。シーズンは終わったけれど、コンフェデレーションズカップに向けてフォームを保つために汗を流すテル・ステーゲンに、力になっている4人のスタッフたち。