悪夢に終わったバン・ガールの、試行錯誤フォーメーション。
特徴はサビオラをデランテーロというよりは中盤の選手のように扱っていること。バン・ガールに守備を強制され、サビオラは全く輝きを見せることが出来なかった。
前半戦のバルサはルイス・エンリケの獅子奮迅の働きに支えられていたといってよく、彼が負傷してからは沈没の一途をたどっていくことになる。また、期待のリケルメはバン・ガールに干されて輝くチャンスを与えられず。
メンディエタに右ラテラルをさせているのも特徴。メンディエタはより前方のポジションを任されたときもマラソン選手並に走らされて徐々に潰されていくことになる。ラテラルが激しく上下動することでバランスをとるシステムで、最初だけ機能した。
中盤はコクーが守備の最終バランスをとり、モッタが相手の攻撃を最初の段階で潰し、チャビが組み立てるというパターン。後半にはコクーの負傷によりモッタがその役割を任されるが、これが見事にはまりモッタは急成長を遂げていくことになる。
守備陣はフランクとプジョー以外は定まらず。ナバーロが怪我で消えてからソリンが来るまでは常にバタバタが続く。 |