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みんなの観戦記

 

最高のシェフによる最高の料理!
おデコさん
2005年4月03日、リーガ第30節、ベティス戦

バルサのダイナミックなサッカー、今が旬のロナルディーニョを生で見ようと初めてのヨーロッパ旅行に出掛けました。チケットは初め、ネットで探した代理店で購入するつもりでしたが、ここのHPで情報をもらって、直接現地で購入することにしました。

前々日の夜に到着したので、試合前日10時ころにカンプノウへ行きました。真っ先に前売りチケット売り場へ行ったところ、6〜7人の列。カウンターの中の人たちはヒマそうにしているのに開いているカウンターは一つだけでした・・・。

15分くらい並んで、一番高かった「トレブナ1−2」を購入しました。試合によって違うようですが、この試合は1位対3位のせいか98ユーロと高めでした。土曜日なので銀行もあいていないので両替もできず、手持ちが寂しかったのでクレジットカードが使えて助かりました

「良い席にしてね!」とニコッと笑ったにも関わらず、席はメインスタンド2階のゴール裏との境の席・・・。その後現地で出会った方に聞くと同じ時間帯に買ったのに1階で前から8列目だったそうなので、席の場所は運なのかも知れません。

その後、子供バルサがやっているサッカーを冷やかしながらメガストアへ。文房具や関連服類などのグッズは充実していましたがユニフォーム系は日本で見られるものがほとんどで、お目当てだった3rdは売っていませんでした。

またロナルディーニョやエトオ、プジョルなどのユニフォームは店に並んでいますが、主要メンバー以外のネームやナンバーは専用カウンターで1,2分でつけてもらえます。I番とS番以外にイニエスタとアルベルティーニが欲しかった私は30分くらい並んでつけてもらいました。ネームは10ユーロ、ナンバーは1桁4ユーロでした。

試合前日だったので、練習はカンプノウ内で行われており見学はできませんでした。入り待ち・出待ちはできますが、サインが欲しいなら前日以外に行く必要があると思いました

さて翌日の試合ですが、「ある意味」盛り上がりました。

終始攻めていながら、オリベイラとホアキンに速攻でポンポンとやられ、気付くと終了間近1-3、しかもエトオのPKのみ。プジョル不在の影響もあったのか、とても首位とは思えないディフェンスで周りのバルセロニスタの怒りは爆発寸前でした。

ですが後半40分に再度エトオのPKで2-3とすると、なんとロスタイム終了間近にジオ(ファンブロンクホルスト)が奇跡のゴール!周りのバルセロニスタと抱き合って喜びました。2点目のPKと5分以上の長いロスタイムはホームアドバンテージを感じましたが日本にはないホーム&アウェイを感じました。

ちなみに翌日街中で配られていたスポーツ紙を見るとディフェンス陣4人は揃って、4点をつけられていました(笑)。

高い旅行代金にはなりましたが、試合を「料理」するデコ、それに隠し味を施すロナルディーニョなどなど最高のシェフ達が作る最高の料理は、パエリアより何より一番美味しかったです。