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みんなの観戦記

 

すべてが圧倒、CAMP NOU!
Hideさん
2005年2月19日、リーガ第24節、マジョルカ戦&23日、チャンピオンズ1/8、チェルシー戦

19歳、大学の春休みを利用して、初海外&初一人旅にバルセロナへ行ってきました。ここのHPでいろいろと情報を集め本当に役に立ちました。(ありがとうございます!)

16日の夜にバルセロナに着き、翌日の朝Camp Nouへ行きました。ツアーじゃなくて個人だったので、マジョルカ戦は自分で前売りを買って、チェルシー戦はさすがに向こうで買えるかどうか自信がなかったので、宿の方に手配をお願いしました。

スタディアムへは、宿の前から地下鉄一本で行けるLinia 5のCollblancを利用しました。Maria Cristinaからの方が行きやすいと書いてあったのですが、確かCollblancの改札を出たらFC.Barcelonaと書いてある出口があったのでそこから出て、2回曲がるだけで前売り券が売っている場所にでました。(初めて行った時は道を間違えて、気が付いたら一つ前の駅まで歩いてました・・・)。僕は出口さえ間違わなければ簡単だと思います。あとMaria Cristinaのほうが駅から距離があると思います。

チェルシー戦のときは、宿で知り合った人と一緒にバスで行ったのですが、車内放送があるわけじゃなく、不案内に感じ一人で乗る気にはなりませんでした。結局9日間の滞在で利用したのはしたのはその1回だけです。ただ、バス停がスタディアムの目の前で歩かなくてもいいという点は便利だと思います。

チケットはマジョルカ戦Tribunaで52ユーロでした。チェルシー戦は、日本を発つ前は200ユーロぐらいと聞いてたのですが、チケットを一般販売をしないというクラシコ以外の試合では異例の事態で、チケットを業者を通して買うということでLateralで350ユーロほどでした。最初から自分で買おうとしたら手に入れられなかっただろうから、手配を頼んどいて良かったと思うし、そのくらいの価値のある見やすさと内容、雰囲気だったと思います。

チケットを手に入れ一安心したあとはミュージアムへ行き、練習も目の前で見学できました。練習後に駐車場の出入り口で待っていたら、ジェラールにゲームシャツにサインをしてもらいました!確か3ヶ所出入り口があり20〜30分おき位にそれぞればらばらに帰っていくので、タイミングが重要です。あとはみんなサインをもらおうと群がるので良いポジションをとらないともらい損ねてしまいます。エトーとジュリーはもらい損ねました。

スタディアムツアーはチェルシー戦の前日に参加しました。チケットにPorta(入り口)の番号が書いてあり、集合時間前になると人が集まるのでそこに行けば大丈夫です。英語のガイドで、語学力が乏しい僕は2割弱しか理解できなく、ガイドが冗談を言って周りの外国人が笑っているときは、「??」って感じでした。

CLの前日ということもあり、会見場やピッチの広告がそれ用に替わっていて実感がわきました。貴賓席の眺めは最高です。当然なのですが他の席と違ってベンチと貴賓席は革張りでした。スタディアム内部に入る機会は滅多にないと思うのでお奨めだと思います。

Botigaはいつも観光客で賑わってました。マフラーと日本じゃ売り切れが多い100周年のゲームシャツが大量に売られていたので思わず買っちゃいました。ゲームシャツ関係は日本と値段は変わらないと思います。ネクタイ、ゴルフグッズ、ワイン・・・なんでもあります。ちなみにBotigaのレジ、チケット売り場は英語が通じました

マジョルカ戦はTribunaの2階でゴール寄り、チェルシー戦はLateralの2階で同じくゴール寄り、しかも前から2列目でとても見やすかったです。イムノ、ブーイング、「うぃ〜!」、拍手すべてが素晴らしかったです。ウェーブまでありました。デコが2点目をとった後に「デ〜コ、デ〜コ」とコールしたときは鳥肌が立ちました。

大久保が交代出場したとたん、近くの子供や後ろの人が僕を見て「オオクボ、ハポネス」とかずっと言ってました。大久保を見に来たわけじゃないし、好きでもないし、バルサを応援しに来ただけなので鬱陶しかったです。なんか言われても相手にしなければ問題ないです。マドリーが負けている経過が流されたときが、点が決まったときの次に盛りあがったシーンだと思います。

 

チェルシー戦はマジョルカ戦とはぜんぜん違う雰囲気でした。ビッグマッチというのがよく分かりました。スタディアムの周りでチェルシーファンに「XXXXXジャパニーズ」とか汚い言葉を言われました。でっかいスキンヘッド4〜5人に言われ、初めてだったので怖かったです。

他にもスペイン人に喧嘩売ったりとかしてましたが、外国でサッカーを見ているんだと強く実感しました。僕の目の前で3ゴールとも決まり、全てが鮮やかに記憶に残ってます。チェルシーが先に点をとったらバルサは厳しいだろうと予想してたので、途中まで見ていて心地よくなかったです。前半のドログバのカウンターからのシュートで「もうダメか」と思いながら見てたのですが、彼が外したおかげで気分が前向きになったのを覚えています。それでも後半ドログバが退場になるまでは点の入る気配がなく、やきもきしてた中、マクシとエトーのゴール。目の前ですごいシュート2発、気持ちよかったです、最高でした!

 

翌日のSPORTの採点でマクシに9点がついていて驚きました。それだけのインパクトはあったと思います。1点献上したとはいえ圧倒した内容に大満足で、バルサは敗退しないと思っていただけに、アウェーで4-2で負け敗退なんて信じられないしショックで悲しいです。 チェルシー戦のキックオフ前のイギリス人を除けばバルセロナで危険な目に遭わなかったし、旅行初心者に温かくとても印象のいい街です。言葉さえできればもっと快適だと思います。僕が観戦した2試合は共に勝ち、結局敗退したとはいえ、普通の1試合としてチェルシー戦を見れば最高の展開に盛り上がりでよかったです。病みにつきになりました。また行くつもりです!