Liga Española
jornada 21

会長交代のあれこれに良質フットボルで返答。
攻撃的に攻めまくっての完勝。

FC Barcelona Malaga CF
3 0
26 de Enero - Dom 21:00 h
Camp Nou
: 56,355
Goles
Pique (40)  
Pedro (55)  
Alexis (60)  
Titular
Valdes 【8】 Caballero
Alves 【6】 Angeleri
Pique 【7】 Sergio Sanchez
Mascherano 【7】 Flavio Ferreira
Alba 【8】 Antunes
Busquets 【6】 Tissone
Xavi 【7】 Camacho
Cesc 【6】 Pablo Perez
Messi 【7】 Juanmi
Alexis 【7】 Duda
Pedro 【7】 Santa Cruz
Cambios
Pedro→ Tello (61) 【5】 Santa Cruz→ Pawlowski (25)
Xavi→ Sergi Roberoto (78) 【5】 Pablo Perez→ Morales (65)
Alexis→ Afellay (86) 【6】 Tissone→ Darde (81)
Entrenadores
Gerardo Martino 【7】 Bernd Schuster
Tarjetas
Pique (29) Pablo Perez (16)
  Duda (31)
  Sergio Sanchez (70)
Arbitro
Clos Gomez (aragones) 【4】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 3 1 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
13 8 21 Tiros a puerta 4 2 2
5 4 9 Ocasiones de Gol 3 1 2
9 6 15 Corners 2 2 0
2 2 4 Fueras de juegos 2 1 1
5 7 12 Faltas 16 6 10
75%   72% Posesion del Balon 28%   25%
Formacion

モントーヤ、プジョル、イニエスタ、ジョナタン、ソング、ネイマール、オイエルが負傷欠場。ピント、バルトラ、アフェライ、テージョ、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ドングウがベンチスタート。いわゆる現時点でのベストメンバー。メッシがやや引き気味だったか。

1人目の交代はペドロからテージョ。続いてチャビがお役御免となり、セルジ・ロベルトがまたまた起用された。最後はアレクシスに代わってイブラヒム・アフェライ!(バルサ選手としては2012年5月以来)エストレーモ、というよりは前目の中盤でプレー。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Pique (40)  
Pedro (55)  
Alexis (60)  
Reporte

会長交代のあれこれで揺れた今週のバルサだったが、現場の選手たちはフットボルに集中。シュスター率いるマラガに対し、これでどうだの好パフォーマンスで完勝した(3-0)。得点は前半にピケ、後半にペドロとアレクシス。点差以上に危なげない展開で、マニータでもおかしくはない内容だった。この試合ではまた、イブラヒム・アフェライの復帰も大きなニュースに。バルサでは2012年5月12日以来の出場となるイビを、スタンドは万雷の拍手で迎えている。

コーナーキックから、ピケ!

ネイマール、イニエスタといった主力を欠いたバルサではあったが、彼らが不在でもメンバーは豪華。そしてまた内容も上々の一言で、守備力に優れるマラガを終始圧倒して見せた。試合が始まるやいなや、タタチームはボールを圧倒的に保持。カウンターによって好機を窺うマラガを、主導権を持って押し込んでいった。5分にはセスクからのパスでフリーとなった右のアレクシスが、左ポストを叩くシュートで最初の好機としている。

7割を超えるポゼッションを示したバルセロナは、前半だけで13本のシュートを放った。中でも惜しかったのは21分のメッシ、26分のペドロ(滑ってシュートならず)、33分のジョルディ・アルバ(GKカバジェロ好守)、35分のペドロ(わずかに左)だ。ゴールは時間の問題、という状況で外し続けるとイヤなものだが、今回はピケ弾でマラガの守備をこじ開けられてひと安心。チャビによる右からのコーナーをアレクシスが頭でそらし、後方でフリーのピケが落ち着いてこれを沈めている(40分)。

バルデスとアルバの好プレー

対するマラガにも、2.5回ほど惜しい場面はあった。しかしこれらはいずれも、バルサ守備陣の好守で阻止する。8分のドゥダによるフリーキックはバルデスが横っ飛びでセーブし、31分のアンヘレリによる至近距離ヘッドも(運よく)ビクトルがブロック。18分には速攻からパブロ・ペレスが1対1になりかけたが、ジョルディ・アルバの弾丸ダッシュによって事なきを得ている。この夜のアルバは非常に元気。MVP級の働きだった。

後半で唯一といえるピンチを救ったのも、そのジョルディだ。49分、左サイドのアントゥネスからのクロスにパウロウスキとファンミが突っ込み、あわやというところを、アルバがオーバーヘッドでクリアしている。

メッシのお膳立てから2点追加

そうして少々ヒヤッとさせられたバルサではあったが、その後は前半と同様、ボールを支配し続けた。54分にはコーナーキックから、ピケのヘッドがポストを直撃。水曜日のレバンテ戦といい、この2試合でのワカ旦那のセットプレーにおける活躍はどうしたことか^^

さてこのマラガ戦でのレオ・メッシだが、バルサの10番は今回もまた、テージョを3アシストしたレバンテ戦と同じくアシスト役として成果を上げている。55分の追加点はアルベスがドリブルでエリア正面まで持ち込み、ボールを受けたメッシがエリア内へとパス。反応したペドロがデフェンサに囲まれつつも、ここしかないというコースにシュートを流し込んでのものだった。

3点目もまた、きっかけとなったのはメッシだ。必殺のドリブルで中央まで切れ込むと、左のペドロへとパス。これをペドロが右斜め前へと送り、走り込んだアレクシスが悠々と押し込んで3-0としている(60分)。

おかえり、アフェライ!

その後はメッシとチャビのフリーキックがありつつも、比較的平穏に時間は経過していく。そんな中、スタジアムが大きく沸いたのは2度。先日700試合出場を達成し、また34歳の誕生日も迎えたチャビがベンチへと退いた時と(78分)、怪我から復帰したイブラヒム・アフェライがバルサ選手としては2012年5月12日以来の試合出場を果たした場面だ(86分)。タタさんの粋な計らいに拍手。

というわけで、今週クラブを揺らした会長交代を巡ってのあれこれに、きっちりフットボルにて反応を示した選手たち。クレにとってはそれが一番嬉しいことだ。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント