Liga Española
jornada 15

新サン・マメスでリーガ初黒星。
公式戦連敗でイヤなムード。

Athletic Club FC Barcelona
1 0
1 de Diciembre - Dom 21:00 h
San Mames Barria
: 35,000
Goles
Muniain (70)  
Titular
Gorka 【5】 Pinto
Iraola 【4】 Montoya
Gurpegi 【3】 Pique
Laporte 【3】 Mascherano
Balenziaga 【4】 Adriano
Iturraspe 【5】 Busquets
M. Rico 【3】 Xavi
Ander Herrera 【4】 Iniesta
Susaeta 【3】 Cesc
Muniain 【4】 Alexis
Toquero 【3】 Neymar
Cambios
Balenziaga→ Albizua (81) Xavi→ 【4】 Sergi Roberto (77)
Muniain→ Ibai (86) Iniesta→ 【4】 Pedro (84)
M. Rico→ San Jose (87)  
Entrenadores
Ernesto Valverde 【3】 Gerardo Martino
Tarjetas
M. Rico (19) Neymar (54)
Iturraspe (57) Busquets (59)
Toquero (70) Mascherano (73)
  Adriano (79)
Arbitro
Juan Martinez Munuera (valenciano) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3 Tarjetas Amarillas 4 4 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 8 13 Tiros a puerta 9 4 5
2 3 5 Ocasiones de Gol 2 1 1
1 3 4 Corners 5 2 3
1 0 1 Fueras de juegos 4 1 3
4 12 16 Faltas 10 5 5
35%   36% Posesion del Balon 64%   65%
Formacion

バルデス、プジョル、アルベス、アルバ、ドスサントス、メッシ、テージョ、アフェライが負傷中。ペドロ、バルトラ、ソング、セルジ・ロベルト、オイエル、パトリック、アダマがベンチスタート。ラテラルがモントーヤとアドリアーノ、ピボーテにブスケツ。偽9番にセスク。現状でのベストメンバーでの先発・・・というところ。火曜日のアヤックス戦と基本的には同じブロック。

交代は機能しなかった中盤の重鎮たち。まずチャビがベンチへと下がってセルジ・ロベルトが登場。続いてイニエスタに代えてペドロが入り、セスクが中盤へ移動した。ネイマールはその少し前から中央でプレー。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Muniain (70)  
Reporte

アヤックス戦でのシーズン初黒星を受け、勝者のリアクションを示すぞ!との意気込みで臨んだ新サン・マメスでのアスレチック・クラブ戦。しかし残念なことにタタチームは結果も内容も伴わせることができず、改めて示されたのは彼らが決して楽観できない状況にあることだった。バルサはさらに深く現状を分析し、対策を練らなければならない。思い切った処方も必要かもしれない。

リアクションが求められたこの試合に、ヘラルド・マルティーノ監督は予想されたとおりのメンバーを送り込んでいる。バルデス、アルベス、アルバ、メッシが負傷中のため、選択肢はそう多くはなかったのだが、セントラルはいつものピケとマスチェ。ピボーテにブスケツが復活し、インテリオールはチャビとイニエスタ。セスクが偽9番を務め、両翼にアレクシス、ネイマールとの布陣だ。

良い連携も見られた序盤

気合の入っている序盤は、そこそこながらもバルサらしさのあるプレーが見られた。みんなでプレスを掛けてボールを奪い、パスをつないで相手陣地に侵入していくフットボル。11分にはイニエスタ→アレクシスの流れる崩しからネイマールによるシュートがGKゴルカ・イライソスを襲い(パラドン阻止)、1分後にもまたネイのかかとでの落しからイニエスタのシュートが炸裂している。このあたり、非常に好感触。だが悲しいことに、バルサが光っていたのはこの時間帯だけだった。。。24分にはモントーヤに好機が訪れるも、シュート寸前でデフェンサにブロックされている。

ネイマール・オン・アイス

ネイマールがつるつると滑りまくるのと時を同じくして、アスレチックは攻勢に転じていく。28分にはスサエタのセンタリングがイニエスタの足先に当たって絶好のパスとなるも、ムニアインが会わせ損なってピントがキャッチ。30分を回る頃からは主導権はすっかりバスクチームへと移っており、バルサのパスは3本とつながらなくなっていった。ボールを好位置で奪われ、次々に陣地深くまで押し込まれたタタチーム。ハーフタイム後はこれがさらに酷くなるから悲しすぎる。

ハーフタイム後、状況は悪化

後半の立ち上がり、チャンスはまずバルサにあった。49分、セスクからの絶妙パスにネイマールが裏へと抜け出しゴルカと1対1となるも、再び滑ってシュートに失敗。56分にはチャビのパスを受けたネイが単騎突破に成功しかけたところ、エリア際でイトゥラスペがファールによって阻止し(厳しい審判なら退場。ブスケツが抗議しイエローカード)、ネイマールのフリーキックはポスト左にわずかに逸れている。そしてこれが、バルサのこの試合最後のチャンスだ。

アスレチックの窒息プレッシャーによって、バルサはティキタカを封じられていた。攻め手といえば精度の低いカウンターばかりで、ビルバオはことごとくバルセロナのボールを奪取。後手へと回るアウェーチームを自陣に貼り付けていった。60分、トケーロのスマッシュヘッドはなんとかピントが阻止したものの(幸い真正面)、70分の小気味良い崩しはもう完全にバスクチームの勝ち。エレイラ、スサエタ、トケーロのパス交換でバルサの急所をえぐると、最後はムニアインがねじ込み1-0としている。

過去2シーズン、サン・マメスでチームに勝点を与えてきたレオ・メッシが不在のバルセロナ。チームを活性化させるべくマルティーノが行った選手交代は、チャビとイニエスタをベンチへと引っ込め、セルジ・ロベルトとペドロを送り出すというものだった。これにてセスクが中盤へと下がり、前線はネイマール、アレクシス、ペドロの3枚に。しかし失われたフィーリングは甦ることなく、引き分けられそうな匂いは皆無だった。アスレチックのプレスの前にバルサは考える時間を与えられず、ボールを失い続ける状態も変わらず。「惜しいぃぃぃ!」とクレが叫ぶ機会もなく、試合は1-0で終了となった。

次週は変則的なカレンダーとなっており、週末にはリーガではなくコパの1/16ファイナルが行われる。カンプノウでのビジャレアル戦は2週間後の14日。それまでのカルタヘナ戦(コパ)とセルティック戦(チャンピオンズ)にて、タタ・マルティーノは有効な解決策を提示できるか。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント