Liga Española
jornada 7

クラブ新記録となるリーガ開幕7連勝。
メッシ負傷があイタたた・・・。

Almeria FC Barcelona
0 2
28 de Septiembre - Sab 18:00 h
Juegos Mediterraneos
: 11,975
Goles
  Messi (21)
  Adriano (56)
Titular
Esteban 【7】 Valdes
Nelson 【6】 Alves
Trujillo 【7】 Bartra
Pellerano 【5】 Pique
Christian 【7】 Adriano
Tebar 【6】 Busquets
Verza 【6】 Cesc
Aleix Vidal 【6】 Iniesta
Soriano 【8】 Messi
Suso 【5】 Pedro
Rodri 【5】 Alexis
Cambios
Soriano→ Azeez (62) Messi→ 【7】 Xavi (29)
Aleix Vidal→ Dubarbier (65) Alexis→ 【5】 Tello (79)
Verza→ Barbosa (79) Iniesta→ 【5】 Jonathan (91)
Entrenadores
Francisco Rodriguez 【6】 Gerardo Martino
Tarjetas
Verza (28) Bartra (26)
  Busquets (89)
Arbitro
Ayza Gamez (valenciano) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 1 5 Tiros a puerta 14 7 7
1 0 1 Ocasiones de Gol 6 3 3
2 0 2 Corners 3 1 2
0 3 3 Fueras de juegos 2 0 2
9 10 19 Faltas 15 5 10
38%   33% Posesion del Balon 67%   62%
Formacion

プジョル、アルバ、マスチェラーノが負傷欠場。セルジ・ロベルトがベンチ外。モントーヤ、チャビ、ネイマール、ジョナタン、ピント、ソング、テージョが控えスタート。予想されたとおりの先発メンバー。バルトラが今季初スタメンとなり、チャビとネイマールがベンチに座った。

前半、太ももの違和感によってメッシがピッチを離れ、チャビが登場。セスクが偽9番には入るもあまり機能せず。前線にはさほど顔を出さず、中盤によくいた。残る交代は終盤。アレクシスに代わってテージョが入り、ペドロが右サイドへ。最後はイニエスタがお役御免でジョナタンに出番。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (21)
  Adriano (56)
Reporte

4日前のカンプノウ(対レアル・ソシエダ)で華々しい試合をやって見せたタタバルサが、今回は結果オーライな出来栄えでの勝利。クラブ史上初となる開幕7連勝へとチームを導いたのは、レオ・メッシの必殺個人技だった。しかしギガクラックはその後、太ももを痛めて交代。ネイマールも温存したチームに決め手はなかったが、後半にアドリアーノのゴールを加え0-2で逃げ切っている。

ヘラルド・マルティーノ監督が送り出した先発メンバーは、メディア予想のとおりだった。バルトラがセントラルに入り、チャビとネイマールがベンチスタート。メッシ、ペドロ、アレクシスがトリデンテを構成した。セルヒオ・ブスケツが両セントラルの間に位置取り、ブラジル人ラテラルたちは少し前へ。アルメリアが守備的プランでくると見て、組み立てて攻めることを目論んだバルサだったが、実際に効果的なパスを回すことは出来ていない。その上手くいってないっぷりを表しているのが、前半のファール数10という数字だ。

エースのゴラッソと負傷

バルサは開始5分にイニエスタの強烈ミドルシュートがGKエステバンを襲ったものの、その後はアルメリアの急所をえぐるには至らない。いつもの大胆さを抑え、守ってカウンターの機会を待つホームチームに対し、どうも元気のないタタチームはチャンスをあまり作り出せず。前述のドン以降の好機は13分、アルベスのクロスにあと一歩届かなかったピケのヘディングくらいだった。

そんなパッとしない状況の中で、桁外れの決定力によってネットを揺らしたのが我らの10番だ。エリアの右でボールを受けると、ペドロとの壁パスを交えながら中央へとドリブル。左足の豪快なシュートが、左ポストに弾かれながらもゴールへと突き刺さっている(21分)。

だがバルセロニスタのやったぜムードも、その直後のエース負傷によって消沈する。どうやら25分のシュート(クロスバー上を通過)を放った際、彼の右太ももはダメージを負った模様で。メッシは用心のために自ら交代を要求している。そこで試合を見守っていたネイマールが入るかと思われたが、マルティーノ監督はチャビ・エルナンデス起用を選択(28分)。偽9番のポジションには、セスクが収まっている。

メッシ負傷前からすでに反撃を開始していたアルメリアは、クラック交代に乗じさらに勢いを増してきた。厳しいプレッシングでボールを奪い取ると、攻撃面で特に目立っていたのが若手注目株のスソ。前半終了間際にはライン裏へと抜けたロドリのミサイル弾がバルデスを強襲するも、守護神の正面だったことは幸いだった。

アドリアーノが追加点

ハーフタイムでの修正を挟み、バルサのパフォーマンスは幾分向上する。劇的な変化は見られなかったものの、問題だったリズムの悪さは改善され、中盤のボール野郎たちによるパス回しは少しずつ相手のプレッシャーをかいくぐれるようになっていた。そうして56分、巧みなフェイントからチャビがエリア左のスペースへとボールを送り込むと、セスクのセンタリングをアドリアーノが押し込んで追加点をゲット。アドさんにしては珍しいタイプの、ゴール正面にするりと侵入してのゴールだった。

ゲームをコントロール

2点のリードを手にしたバルセロナは、ここからコントロール重視モードとなる。ダイナミックな崩しはなかったものの、至るところに現れてはパスをつなぐチャビを中心に、イニエスタ、ブスケツ、セスクがボールを支配。精神的に元気をなくしたアルメリアにチャンスを作らせることなく、試合をまとめている。楽しかったのは2回ほどあったマルク・バルトラの攻撃参加。特に80分のそれはデランテロ顔負けであり、わずかに外れはしたものの、至近距離からのシュートはセンスを感じさせるものだった。若きセントラルは本職の守備でも問題なく仕事をこなしている。

そんなこんなで、ちょっぴり眠たいゲームながらもマルティーノバルサがクラブ史上初となる開幕7連勝を達成。その名を歴史に刻んだ。2時間後のマドリーダービーでアトレチコが勝利(0-1)したことも、クレの週末をよりいっそうステキなものとしてくれている。

試合終了後のマルティーノ監督のコメントはこちら