Champions League : #6
選手が入れ替わろうとも、強さは変わらない。公式戦10連勝達成!
Udinese |
FCBarcelona |
0 |
2 |
Friuli:41,000 |
De Sanctis *** |
*** Jorquera |
Bertotto ** |
** Belletti |
Sensini ** |
** Oleguer |
Juarez ** |
**** Puyol |
D.Zenoni ** |
** Gio |
Vidigal (m.74) ** |
** Edmilson |
Obodo (m.78) *** |
** Gabri |
Muntari ** |
** Deco |
Candela ** |
** Giuly |
Iaquinta ** |
*** Ezquero |
Di Natale ** |
** Larsson |
Cambios |
De.Zenoni→Tissone **(38) |
Gabri→*** Iniesta(75) |
Muntari→Mauri **(68) |
|
Iaquinta→Di Michele **(75) |
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Entrenadores |
Serse Sosmi * |
*** Henk Ten Cate |
Arbitro |
Eric Braamhaar (Holanda) *** |
Estadisticas |
1ª |
2ª |
Total |
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Total |
2ª |
1ª |
0 |
2 |
2 |
Tarjetas Amarillas |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
Tarjetas Rojas |
0 |
0 |
0 |
5 |
2 |
7 |
Tiros a puerta |
11 |
6 |
5 |
0 |
1 |
1 |
Ocasiones de Gol |
8 |
5 |
3 |
3 |
1 |
4 |
Corners |
2 |
0 |
2 |
5 |
4 |
9 |
Fueras de juegos |
0 |
0 |
0 |
7 |
7 |
14 |
Faltas |
9 |
2 |
7 |
34% |
32% |
33% |
Posesion del Balon |
67 |
68% |
66% |
Formacion |
Titular |
Final |
ロナルディーニョとエトーが、遠征メンバーから外れる。なので、ラルソンとエスケーロが先発となっている。チャビのポジションには、ガブリ。イニエスタは今回もベンチスタート。セントラルはマルケスではなく、ウラゲールだった。リーガ次節の予行演習か。 |
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Goles |
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Ezquerro (85) |
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Iniesta (90) |
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Reporte |
カルチョ指揮スタイルに手こずりはしたものの、最終的にはバルサの勝利。強い。
この試合にバルサは、名誉以外のものはなにも懸かってはいなかった。いわゆる“消化試合”。しかしどこかのメレンゲとは異なり、メンバーを落として臨もうとも選手たちのモチベーションは衰えず、チームとしてのクオリティも大きく変化はしない。これがバルサの強みだ。
引いて守るウディネに対し、ボールを支配し主導権を握るバルサ。この構図は、今回も変わらない。しかしガッチリ守られているので、さすがのバルサといえども簡単にはゴールを奪えなかったが。前半に輝いていたのはジュリーだった。12分、デコのパスから抜け出したジュリーは、エリア際から強烈なシュートを放つ。しかしこれは惜しくもクロスバー直撃でゴールならず。そして42分にも角度のないところからシュートを放つ彼だったが、今度はポストに阻まれネットを揺らせなかった。
後半の出だしは、ウディネーセのペース。しかしプジョルを中心とした鉄壁の守りは、揺らぐことはない。結局ウディネは決定的チャンスを作れず、そのままゲームは沈滞期に。1/8ファイナル進出には引き分けでいいウディネは、ペースを落としていく。バルサもこれに同じ。しかしウディネにとって計算外だったのは、“予定調和”や“お約束”などとは関係なく勝利を狙うバルサというチームが相手だったことだ。
85分、フリウリのスタンドはグループリーグ突破を確信してウェーブを始めていた。普通であれば、消化試合のチームが残り5分でゴールを狙いにくることはない。しかしバルサは違った。エスケーロのシュートがバーに当たり、その浮き球を巡ってゴール前で混戦になっているところから、エスケーロがゴールを奪う。凍りつくフリウリ。そんなアホな!の瞬間だった。
さあ大変だ、とウディネーセは攻撃を開始する。しかしさすがに遅すぎた。82分のディ・ミケーレの掴んだ決定的チャンスをモノにしていれば問題なかったのに、もたもたして活かせなかったのが運の尽き。焦るウディネを尻目に、バルサは再びエスケーロが薄くなった守備ラインを抜け出し、フリーのイニエスタに横パス。美白はこともなく、無人のゴールにボールを流し込んだ。アディオス、ウディネーセ。
これでバルサは、クライフ時代に並ぶ公式戦10連勝を達成。メンバーを入れ替えようとも結果を掴み取る強さ。もはや誰もバルサを止められない。あと1勝すれば、55/56シーズンに打ち立てたクラブ最高記録に並ぶことになる。伝説は、こうして作られていく。
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