Liga Española
jornada 10

トリデンテ、ゴール運不足。
苦しんだ試合を決めたのはラフィーニャのチレーナ。

FC Barcelona Granada FC
1 0
29 de Octubre - Sab 20:45 h
Camp Nou
: 82,914
Goles
Rafinha (48)  
Titular
Ter Stegen 【6】 Ochoa
Sergi Roberto 【8】 Cuenca
Mascherano 【7】 Rubén Vezo
Umtiti 【7】 Lombán
Digne 【7】 Saunier
Rakitic 【6】 Gabriel Silva
Denis 【5】 Carcela
Rafinha 【6】 Uche
Messi 【5】 Jon Tral
Luis Suárez 【5】 Andreas Pereira
Neymar 【5】 Kravets
Cambios
Denis→André Gomes【5】(71) Andreas Pereira→ Boga (60)
Paco Alcácer→ Paco Alcácer【4】(83) Kravets→ David Barral (72)
  Jon Tral→ Samper (76)
Entrenadores
Luis Enrique 【5】 Lucas Alcaraz
Arbitro
Juan Martinez Munuera (valenciano)
Tarjetas
Neymar (87) Gabriel Silva (11)
  John Tral (73)
  Lombán (79)
  RUbén Vezo (87)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
6 5 11 Tiros a puerta 1 1 0
1 4 5 Ocasiones de Gol 0 0 0
6 3 9 Corners 1 1 0
3 3 6 Fueras de juegos 6 2 4
4 4 8 Faltas 17 11 6
409 406 815 pases 404 204 200
72%   72% Posesion del Balon 28%   28%
Formacion

ピケ、アレイシ、ジョルディ・アルバ、マティエウ、アルダ、イニエスタが負傷欠場。マシップが招集外。ブスケツ、シレセン、パコ・アルカセル、アンドレ・ゴメス、アラニャ、ニリ、マルロンがベンチスタート。

怪我人が多発しているので、監督の選択肢はあまり無し(特に最終ライン)。3日後のマンチェスター遠征を考慮し、ブスケツが温存されてラキティッチがピボーテを務めた。インテリオールは右がデニスで左がラフィーニャ。ボールは支配したが、中央に密集するグラナダの守りを崩すには至らなかった。

後半からは3バックへとシステムを変更し、ラキティッチが左のセントラルへ。稀な守備時は最初の4バックへとシフトした。メッシはメディアプンタ的に中央でゲームメイク。1人目の交代はデニスに代えてアンドレ・ゴメス。続いてルイス・スアレスに代わってパコ・アルカセルに機会が与えられた。3人目の交代は無し。ベンチ入りした3人のカンテラーノに出番は訪れなかった(残念)。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Rafinha (48)  
Reporte

最下位グラナダをカンプノウに迎えての一戦は、がっちりと固められたアンダルシアチームの守備攻略に手を焼き、後半開始すぐのラフィーニャの得点によって1-0の僅差の勝利。トリデンテはそれぞれゴールチャンスを手にしたものの、わずかなシュートコースのズレやGKオチョアの好セーブによってネットを揺らすことは出来なかった。ベンチ入りメンバーも揃えられない苦しい台所事情のなか、落とし穴にはまることなく、チーム一丸となって勝点3を収められたのは良かった。

グラナダの守備戦術に苦労

これがバルサにとって、カンプノウでの1,500回目の公式戦だというグラナダ戦。3日後にマンチェスター・シティ戦が控えていることを考慮し、ルイス・エンリケセルヒオ・ブスケツをベンチに温存、メディオセントロにはイバン・ラキティッチが起用された。インテリオールはデニスラフィーニャ。上手く機能してくれれば嬉しい編成ではあるが、事はなかなか思うようには運ばない。

ルカス・アルカラス率いるグラナダは予想されたように、堅守からのカウンターで勝点を持ち帰る作戦に出てきた。5バックの前に4人のMFを並べ、前線はわずか1人。グラナダは試合を通じてシュートわずか1本と、テル・ステーゲンが脅かされる場面は皆無だったが、9人とGKで統制よく守るグラナダに対し、バルセロナ攻撃陣は苦労することになった。

バルサの初シュートが28分だったことからも、攻撃に手を焼いたことが分かる。ボールを圧倒的に支配しても、プレーのテンポは遅く、スペースを見つけ出して決定機へとつなげることは出来ない。となれば数少ないチャンスを確実に仕留めることが重要になるが、ファンにボタデオロをお披露目したルイス・スアレスの理不尽な得点力も、今回は爆発せず。28分のGKとの1対1(マスチェからの完璧ロングパス!)も、オチョアに阻止され先制点とならなかった。意欲は満ちていたものの、上手くいかない、そんな前半だった。

ラフィーニャの値千金ゴール

一方、後半は順調な滑り出しとなった。バルサは48分にして待望の先制点を手に入れるのだ。そのプレーはメッシから始まった。大エースはスアレスとの壁パス+ドリブルでエリアへと入って左へ展開し、ラフィーニャがさらにすらしたボールをネイマールがフリーでシュート。しかしこれは左ポストに弾かれ、その跳ね返りをラフィーニャが半身のチレーナで仕留めるというやや力技的なゴールだった。ラファはこれで早くもリーガ5得点目。乗ってます。

スコアが1-0となっても、試合展開に変化はなかった。同点上等のグラナダは引き続き自陣での守りを固め、カウンターの機会を窺う。バルサは勝負を決定付けるべく、追加点を狙っていった。最も得点に迫ったのは63分のネイマールと、82分のルイス・スアレスだ。

しかしそこにGKオチョアが立ちはだかる。セルジ・ロベルトからのスペクタクルなクロスボールを受けてのネイマール弾も、マスチェラーノからのクロスに合わせたスアレスのヘッドも、メキシコ代表GKは落ち着いた動きで阻止。8割がた決まっていておかしくない場面だったが、こういう夜だと思うしかないだろう。点差が開けば、ベンチに入っていたカンテラーノたち(マルロンニリアラニャ)を起用できたところだが、、、。

76分に元バルサのジョン・トラルと交代でピッチに登場したセルジ・サンペールには、スタンドから温かい拍手が送られた。