Liga de Campeones
jornada 1

優勢ながら勝点1止まり。
ラフィーニャの怪我が気がかり。

AS Roma FC Barcelona
1 1
16 de Septiembre - Mie 20:45 h
Estadio Olimpico
: 57,836
Goles
  Suarez (21)
Florenzi (31)  
Titular
Szczesny 【4】 Ter Stegen
Florenzi 【6】 Sergi Robeto
Manolas 【6】 Pique
Rudiger 【5】 Mathieu
Digne 【6】 A;ba
De Rossi 【5】 Busquets
Naiggolan 【5】 Rakitic
Keita 【6】 Iniesta
Iago Falque 【6】 Messi
Dzeko 【6】 Luis Suarez
Salah 【5】 Neymar
Cambios
Szczesny→ De Sanctis (48) Rakitic→【sc】 Rafinha (61)
Falque→ Iturbe (81) Rafinha→【5】 Mascherano (65)
Florenzi→ Torosidis (84)  
Entrenadores
Rudi Garcia 【5】 Luis Enrique
Tarjetas
Nainggolan (63) Pique (75)
Arbitro
Bjorn Kuipers (holandes) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
3 4 7 Tiros a puerta 16 9 7
2 0 2 Ocasiones de Gol 5 3 2
1 0 1 Corners 7 6 1
1 2 3 Fueras de juegos 3 1 2
7 4 11 Faltas 5 4 1
29%   31% Posesion del Balon 69%   71%
Formacion

ブラボ、ドグラス、アルベス、ベルマーレンが負傷欠場。マシップ、ラフィーニャ、マスチェラーノ、バルトラ、ムニール、サンドロ、アドリアーノがベンチスタート。グンバウ、ホセ・スアレスがベンチ外。アルダとアレイシは出場できない。

クラウディオ・ブラボが負傷中でもあり、CLのGKは引き続きテル・ステーゲン。リーガでは出場停止中のピケが先発となった。ほぼ予想どおりのメンバーだったが、ピケの相棒はマテュー。代表戦を含めて出ずっぱりのマスチェは温存された。ピケは所々で前線へと上がっていた。

交代は今回も2人。しかも不運な交代となった。61分にラキティッチに代わってラフィーニャが入るも、その直後に相手選手のタックルを受けてラフィーニャは負傷。マスチェラーノが急きょピッチに立ち、ブスケツがインテリオールに位置を変えた。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Suarez (21)
Florenzi (31)  
Reporte

前年度王者としてスタートしたチャンピオンズ2015/16は引き分けスタートとなった。ルイス・スアレスのゴールによって先制に成功したバルセロナだったが、ローマの思わぬロングシュートによって同点とされると、再びイタリアチームの守りをこじ開けることはできず。難関の一つであるエスタディオ・オリンピコにて1ポイントを取れたのは及第点とはいえ、チャンスはあったので仕留めておきたかった。ラフィーニャがラフなタックルで負傷したのが最悪のニュース。重傷ではないことを願う。

ボールを持つバルサ、速攻を狙うローマ

現王者として優勝候補のラベルは受け入れるけれど、ボールが転がり始めればそれは役に立たないという、ルイス・エンリケの前日会見コメントを証明するかのように、このエスタディオ・オリンピコでのチャンピオンズ初戦は楽ではなかった。優勢に試合を進めたのはバルサ。とはいえバスを並べるチームを崩し得点を奪うのは、最強デランテロ陣といえども苦労する。ミラレム・ピアニッチを怪我で欠いたローマは、バルセロナを封じるため、よりフィジカル仕様のメンバーを選んできたようだ。

試合は全体的にバルサが主導権を持って進めている。ボール支配率は前後半を通して7対3でバルサ。イニエスタブスケツは、それなりに思うようにボールをコントロールできていた。決定的なゴールチャンスは前半2つ、後半3つほどだったが、少し惜しいチャンスはもう少しあった。この試合がCL出場100回目となるレオ・メッシの、枠から逸れたミドルシュート数本(4分、11分)などだ。

ホームチームの攻撃はロングボール中心だった。バルセロナからボールを奪取すると、一気に前線へとボールを送ってのカウンターアタック。特に右サイドのサラーのスピードは圧巻かつ脅威で、あのジョルディ・アルバが付いていくのに苦労するほどだった。序盤戦が終わると、ローマは自陣に引いて守りを固めている。

スアレス先制、フロレンツィの長距離弾決まる

勝利を目指し、積極的にローマゴールを襲っていたバルサにご褒美が届いたのは、エリア包囲戦が展開されていた21分のことだ。マテューからのロングボールが、右エストレーモの位置にいたラキティッチへと届き、ニアポスト前まで侵入したバルサの4番はおそらく逆ポスト角を狙ったシュートを放つ(パスというには鋭かった)。そして逆ポスト前に詰めたルイス・スアレスが身体を伸ばし、渾身のヘッド弾がネット天井に突き刺さったのだった。

24分にはエリア内へと切れ込んだルイス・スアレスがGKシュチェスニーに倒される場面もあったが、クイペルス主審はこれをファールとは見なさず、ペナルティの笛は鳴らない。

ローマの同点弾は、意外な形で生まれた。自陣でボールを手にした右ラテラルのフロレンツィがドリブルによってバルサ陣内まで攻め上がり、GKテル・ステーゲンが前に出ているのを見るや、ロングシュートで運試し。これが見事に的中することになり、急いでゴールへと戻るドイツ人の頭上を超えたボールは、ポストに当たってネットへと吸い込まれた。スーペルコパでもサン・ホセに超ロングシュートを決められたステーゲンだけに「またか!」とは思うが、彼が前に出るのはバルサの戦術上のリスクなので仕方なかろう。今回の得点はフロレンツィがお見事(31分)。

そんなテル・ステーゲンだが、それで精神的にダメージを受けた様子はなく、43分にはナインゴランのシュートをしっかりとセーブしている。

シュチェスニー、ラフィーニャが負傷交代

優位に試合を進めながらも、同点でハーフタイムを迎えたバルセロナは、再びリードを奪うべくローマを攻め続けた。後半の序盤はレオ・メッシを中心に惜しい場面が連続。48分にはルイス・スアレスと接触したGKシュチェスニーが手を傷めてベテランのデ・サンクティスとの交代を余儀なくされた。

エリア周辺の守りを固めるローマにバルサは手を焼き、試合は動きを失っていった。その状況を打開すべく、ルイス・エンリケラキティッチに代えてラフィーニャを入れる決断をする(61分)。しかしながら、若きブラジリアンはすぐさま不運(というなのラフプレー)に襲われた。63分、ドリブルを行うラファに対し、ナインゴランが後方からの悪質カニバサミを実行。これにてヒザを痛めたMFは担架に乗せられピッチを去っている。そして出来れば休ませたかったマスチェラーノが緊急登板(65分)。

攻撃的なカードを切った瞬間、その選手が負傷交代することになり、バルセロナはリズムを失った。なんとか2点目を獲ろうという気持ちは伝わってくるものの、攻めは個人技中心となり、守るローマの壁を打ち崩すには至らない。レオ・メッシが作り出したビッグチャンスも、クロスバーを直撃(77分)。ローマは途中出場のデ・サンクティスが気を吐くなど、バルサの攻撃を凌ぎきることに成功した。95分にジョルディ・アルバがゴールまであと一歩のところに迫るなど、最後まで戦ったバルサだったが、今回はその努力は勝点1以上には報われなかった。