Supercopa de España
vuelta

大逆転ならず、六冠の夢潰える。
ピケ退場で終了。

FC Barcelona Athletic Club
1 1
17 de Agosto - Lun 22:00 h
Camp Nou
: 88,834
Goles
Messi (43)  
  Aduriz (74)
Titular
Bravo 【7】 Iraizoz
Alves 【5】 Boveda
Pique 【4】 Etxeita
Mascherano 【5】 Laporte
Mathieu 【4】 Balenziaga
Busquets 【5】 Gurpegui
Rakitic 【5】 Beñat
Iniesta 【5】 Eraso
Messi 【5】 De Marcos
Luis Suarez 【5】 Susaeta
Pedro 【5】 Aduriz
Cambios
Rakitic→ Sandro 【4】(68) Etxeita→ Elustondo (67)
Pedro→ Munir 【4】(68) Aduriz→ Kike Sola (80)
  Beñat→ Mikel Rico (83)
Entrenadores
Luis Enrique 【4】 Ernest Valverde
Tarjetas
Pedro (45) Boveda (30)
Pique (56TR) Eraso (41)
  Aduriz (59)
  Beñat (59)
  Balenziaga (60)
  Kike Sola (86TR)
Arbitro
Velasco Carballo (madrileño) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 5 3 2
0 1 1 Tarjetas Rojas 1 1 0
7 5 12 Tiros a puerta 6 4 2
4 3 7 Ocasiones de Gol 3 2 1
4 5 9 Corners 3 1 2
4 3 7 Fueras de juegos 1 0 1
1 4 5 Faltas 15 8 7
    69% Posesion del Balon 31%    
Formacion

ドグラス、アルバ、アドリアーノが負傷欠場。ネイマールが病欠。テル・ステーゲン、ラフィーニャ、バルトラ、サンドロ、ムニール、セルジ・ロベルト、ベルマーレンがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

1週間前のスーパーカップのイレブンにGKのブラボ、右エストレーモのペドロが入った先発メンバー。現時点でのベストの顔ぶれ。ブラボはこれが今季の初出場。メッシは次第に右から中央へ。

後半の56分、ピケが退場となったことでバルサは3バックに。守備時はブスケツがカバーに入った。交代は二人で、68分に二枚替え。ラキティッチとペドロがベンチに退き、サンドロ、ムニールに出番が与えられた。ムニールはカリレーロとなって左サイド全般を上下動。メッシが中盤に下がった。攻撃時はサンドロ、スアレス、ムニールの3トップでその下にメッシ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (43)  
  Aduriz (74)
Reporte

サン・マメスでの4-0をひっくり返す、奇跡的な大逆転劇の実現なるか?と注目されたカンプノウでのブエルタだったが、結果は勝利もままならずに1-1のエンパテ。スーペルコパとセクステーテ(六冠)にサヨウナラとなった。メッシの先制弾で希望を見出したバルサだったが、ピケの退場で事実上のゲームオーバーとなった。残念だったのは良いイメージと手応えを得てリーガにつなげられなかったことと、ピケへの制裁がリーガでも続きそうな点。苦しいシーズン序盤となりそうだ。ビルバオは31年ぶりとなる念願のタイトル獲得おめでとう。

ハーフタイム前、なんとか先制

歴史的大逆転を目指したバルセロナの立ち上がりは意気込みが感じられた。必要条件であるマニータを達成するためには、早めに得点のほしいバルサは積極的にアスレティックのゴールを目指す。6分にはペドロが最初の好機を手にし、7分にはピケのシュートがクロスバーを直撃。このどちらかが決まっていれば、と思うが、試合を通じてバルサは好機に力んでいたように見えた

対するアスレティックはバランスよく守備網を張り、スペースを潰してバルサを待ち受けた。かといって引きこもるわけでなく、バルサがオフサイドにかかる場面もしばしば(計7回)。最初のチャンスを活かせなかったバルセロナは次第に打つ手がなくなり、攻撃も単調になっていったメッシがボールを持つと、バルベルデチームは連係してブロック。レオの位置は次第に低くなり、苦し紛れのエリアへの縦パス攻撃が機能することもなかった。29分にはペドロが好機で空振り。イニエスタもまたシュートを吹かすなど、チャンスを活かせない場面も続いた。

37分にはマテューの失敗パスをエラソにカットされ、あわやジ・エンドのピンチを迎えるも、幸いこのエラソのシュートはサイドネットで九死に一生を得る。しかしピンチの後にチャンスありで、ハーフタイム目前にバルサは先制点をゲットすることになる。それは43分のこと。マスチェラーノが猛然とドリブルで駆け上がり、パスを受けたラキティッチがエリア内へとセンタリング。そのボールをスアレスが胸で落とし、最後は同じく胸でコントロールしたメッシがお見事なシュートをネットに突き刺してのゴールだった(1-0)。

ピケ退場で勝負あり

そのメッシの先制点の場面で、GKイライソスがボールを掴んで放そうとせず非スポーツ的時間稼ぎ。バルサ選手たちはボールを取ろうとゴール前に集まり、ひと悶着の末、ベラスコ・カルバーリョ主審はなんとペドロにイエローカードを提示している。

マドリー協会の主審さんはそして56分、勝負の行方を決定付けるジャッジで試合の主役の一人となる。アドゥリスのシュートがブラボを襲った場面で、明らかなオフサイドを見逃されたことに腹を立てたピケが腹心へと詰め寄って暴言カルバーリョ主審はこれに対し一発レッドを提示し、セントラルは退場となった。ピケにはバルサのオフサイドは取りまくるくせに、との不満があったのだろうか。

いずれにせよ、このピケの退場で事実上バルサのレモンターダへの希望は絶たれた。ルーチョチームはそれでも白旗を上げることなく、3バックにて一矢(二矢・三矢)報いようとアスレティックゴールを目指したものの、どうにか作り出した数度のチャンスも最後の仕上げが上手くいかずに追加点とはならず。74分にはアドゥリスにダメ押しとなる同点弾を決められ、戦い終了となった(アスレティックのクリアボールを前線で落とされ、拾ったアドゥリスブラボとの対決に勝利。ブラボは一度は弾いたものの、二度目を仕留められた)。