Copa del Rey
1/16 final, Ida

主力多数不在、ラキティッチ活躍。
次ラウンド進出をほぼ確定。

Huesca FC Barcelona
0 4
3 de Diciembre - Mie 22:00 h
El Alcoraz
: 6,800
Goles
  Rakitic (12)
  Iniesta (17)
  Pedro (39)
  Rafinha (71)
Titular
Dani Jimenez 【8】 Ter Stegen
Aytami 【4】 Douglas
Carlos David 【7】 Bartra
Alex Garcia 【6】 Mathieu
Morillas 【6】 Adriano
Iñigo Ros 【6】 Samper
Camacho 【8】 Rakitic
Josan 【8】 Iniesta
Tyronne 【6】 Rafinha
Gassama 【5】 Munir
Guillem 【6】 Pedro
Cambios
Gassama→ Chus Sosa (57) Mathieu→【6】 Edgar Ie (63)
Tyronne→ Javi Cabeza (61) Rakitic→【5】 Sergi Roberto (63)
Josan→ Esnaider (72) Munir→【5】 Sandro (76)
Entrenadores
Luis Garcia Tevenet 【6】 Luis Enrique
Tarjetas
Josan (17) Mathieu (17)
Arbitro
Carlos del Cerro Grande (madrileño)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 10 14 Tiros a puerta 24 12 12
2 3 5 Ocasiones de Gol 10 3 7
0 3 3 Corners 6 3 3
1 1 2 Fueras de juegos 3 3 0
9 1 10 Faltas 11 5 6
29%   30% Posesion del Balon 70%   71%
Formacion

ベルマーレンが負傷欠場。監督判断でブラボ、アルベス、ピケ、アルバ、マスチェラーノ、ブスケツ、チャビ、メッシ、ネイマール、ルイス・スアレスが招集外。モントーヤ、セルジ・ロベルト、マシップ、サンドロ、エドガル・イエがベンチスタート。

いわゆる主力級がごっそり欠場。監督の予告どおり、出場機会の少ない選手たちが多く起用された。GKはマシップではなくテル・ステーゲン。右ラテラルには出場2試合目のドグラス。ピボーテではサンペールが先発起用され、怪我明けのイニエスタが40日ぶりの試合出場。ラフィーニャが偽9番を務めた。

交代はまず恒例の2枚替えから。マテューとラキティッチがお役御免となって、エドガル・イエ-とセルジ・ロベルトに出番。イエ-はこれがトップデビューとなる。3枚目の交代カードはサンドロで、ムニールに代わっての出場。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Rakitic (12)
  Iniesta (17)
  Pedro (39)
  Rafinha (71)
Reporte

やるべきことをしっかりとこなし、良い結果を得た試合。カテゴリーが2つ下のチームとのコパ初戦で主力を温存し、思ったよりも苦戦することはたまにあるが、この夜のルーチョチームにその手の激しさの欠如はなかった。あらゆるラインで主力を休ませたバルサだったが、ラキティッチとイニエスタが中心となって序盤の2ゴールでさっさと大勢を決め、最終的には0-4の完勝。カンプノウでのブエルタを事実上の消化試合にすることに成功した。怪我明けで40日ぶりの出場となったイニエスタはフル出場で1ゴール。ペドロもゴールを決め、良い流れが継続されている。

ラキ&イニ弾で早々に2点

このウエスカ遠征でルイス・エンリケはメッシ、ネイマール、スアレスをはじめ、チャビ、ブスケツ、マスチェラーノ、ピケ、アルベス、アルバ、ブラボと先日のバレンシア戦に先発した選手たちをごっそり休ませた。連続して先発したのはマテューだけという変更っぷり。代わりにバルトラ、ドグラス、サンペール、ムニール、ラフィーニャら若者たちに出番が与えられた。一番意外だったのはGKがマシップではなくテル・ステーゲンだったこと。これは嬉しさもある一方で、期待していたであろうマシップを思うと複雑な決定だ。

テル・ステーゲンは9分、マテューからのバックパス処理が相手選手に当たり、跳ね返ったコースが悪ければ1-0の場面もあったが、31分には1対1のピンチを右足でブロック。再び無失点でゲームを終えている。

バルサの先制点はそのステーゲンのひやりがあった直後の12分のことだ。ゴール正面25mほどの位置からのフリーキックを、ラキティッチがゴール右角にずどんと突き刺して0-1!コース・スピードともに申し分なく、右足のフリーキックはラキティッチにもっと任せてもいいんじゃない?と思わせる(36分にもポスト直撃のフリーキック)。ラキティッチは非常に活発に動き、よくプレーに関与していた。

そして追加点は16分、速攻からの得点だった。自陣でボールを受けたイニエスタがカウンターアタックを開始し、左前線にいたペドロへとボールを展開。ペドロはドリブルで中央へと切れ込んでラキティッチへとヒールパスを送ると、ラキティッチが中央へと丁寧に落とし、仕上げに後方から詰めたイニエスタが右足シュートをゴール右端へと叩き込んでいる。スタンフォード・ブリッジでのイニエスタッソを思い出させるゴラッソだった(0-2)。

ペドロが得点、モントーヤと祝う

20分を待たずして2点差の付いたゲームだが、ウエスカの闘志とバルサの真剣さによってプレーはダレなかった。ウエスカの攻撃は基本的にカウンター。ボールはバルサが支配していたものの、さほど落ち着きがあったわけでもない。

バルサの3点目は38分だ。ショートコーナーから左サイドでパスを幾つか交換し、最後はペドロが中央へと切れ込むと見せかけて速いタイミングで右足でシュート。ボールはDFたちの間を抜け、ゴール左端のネットを揺らしている。久々のゴールを決めたペドロ(今季2点目)はベンチへと駆け寄り、モントーヤと喜びを分かち合った。

ペドロは非常に精力的で、右で左でチャンスを演出。前半終盤には右サイドでの突破からムニールの好機をお膳立てしているが、この夜のムニールはゴール運に恵まれおらず、主役たちの仲間入りとはいかなかった。

挫けないウエスカ

ウエスカがゴールへの意欲を示したことで、ゲームはハーフタイム後も激しさを保った。48分にはタイロンのシュートがポストをかすめると、ホームチームはその後も次々とバルサ陣内を襲撃。バルセロナもまた追加点を狙ってボールを前に進めたため、再び往来の多い展開となった。

ルイス・エンリケは63分、恒例となってきた2人同時交代でラキティッチとマテューをお役御免とし、セルジ・ロベルトとエドガル・イエ-をピッチに送り出した。左セントラルに入ったイエ-はこれがトップチームでのデビュー戦ながらも落ち着いたプレーを披露。ベルマーレンがさらに4ヶ月離脱となった今、再びチャンスは巡ってきそうだ。

試合が幾分ペースを落としていた71分、バルサの4点目が生まれる。セルジ・ロベルトがドリブルで運び、右のラフィーニャへとパス。アルカンタラの次男がミドルシュートを放つと、ボールはDFに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれていった。ラフィーニャにとってはこれがトップチームでの初得点となる。

4点差を付けられても、ウエスカは最後まで得点を求め続けた。それを手に仕掛けたのは82分のことだ。ドグラスのクリアが相手選手に当たってエリア内への絶妙センタリングとなり、混戦の末の至近距離シュートをテル・ステーゲンが左足でどうにかセーブ。ドグラスは積極的に攻撃参加するなど意欲は感じられたが、良いところを見せたとは言いがたく、適応への道のりは長い。87分にはウエスカの速攻をバルトラが気迫のスライディングで阻止する場面もあった。

ということで、スコアは大差が付いたものの、ウエスカの奮闘によって最後までダレることなく90分が終了。バルサは危ないシーンはあったものの敵地で4点を持ち帰り、上々の結果となった。イニエスタがいきなり90分プレーし得点も記録しただけでなく、望まれたペドロのゴールも生まれるなど、週末のエスパニョール戦と次週のPSG戦に向け士気上がる勝利となった。