Amistoso

プレシーズン初黒星。
ブラボのほろ苦デビュー、決まらぬシュート。

SSC Napolei FC Barcelona
1 0
6 de Agosto - Mie 20:00 h
Estadio de Ginebra
: 14,852
Goles
Dzemaili (81)  
Titular
Rafael Cabral Bravo
Maggio Montoya
Albiol Pique
Koulibaly Bartra
Miguel Britos Jordi Alba
Jorginho Frello Busquets
Gargano Rakitic
Callejon Iniesta
Hamsik Rafinha
Insigne Munir
Duvan Zapata Pedro
Cambios
Duvan→ Michu (46) Alba→ Grimaldo (60)
Britos→ Ghoulan (46) Pique→ Edgar Ie (60)
Maggio→ Mesto (46) Munir→ Sandro (60)
Jorginho→ Inler (60) Iniesta→ S. Roberto (60)
Insigne→ Mertens (60) Busquets→ Samper (60)
Callejon→ Vargas (70) Rakitic→ Halilovic (60)
Hamsik→ Zuniga (70) Pedro→ Adama (75)
Gargano→ Dzemaili (70) Rafinha→ Deulofeu (75)
Albiol→ Luperto (82) Bartra→ Bagnack (75)
Entrenadores
Rafa Benitez Luis Enrique
Tarjetas
Koulibaly (40)  
Arbitro
Stephan Studer (suiza) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
    4 Tiros a puerta 13    
      Ocasiones de Gol      
    4 Corners 11    
    2 Fueras de juegos 1    
    12 Faltas 12    
%   31% Posesion del Balon 69%   %
Formacion

チームに合流したばかりのメッシ、マスチェラーノ、アルベスはバルセロナに残ってトレーニング。ネイマールはリハビリ。アドリアーノ、マテュー、チャビも各自調整中。テル・ステーゲン、サンドロ、ハリロビッチ、サンペル、セルジ・ロベルト、イエ、バニャック、デウロフェウ、マシップ、グリマルド、アダマがベンチスタート。

プレシーズンも進んできたので、主力(候補)たちが多く先発で登場。フィリアルでの先発は駒が少ない前線のムニルだけだった。クラウディオ・ブラボはバルサ初出場。両ラテラルが高い位置を取りピボーテがセントラルをカバーする、4-3-3のような3-4-3のような。

交代は60分に6人(グリマルド、イエ、サンドロ、ロベルト、サンペル、ハリロビッチ)で、バルトラがカピタンマーク装着。75分にさらに3人交代(デウロフェウ、バニャック、アダマ)でほぼBチーム。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Dzemaili (81)  
Reporte

今夏のプレシーズンで最も強敵である、ナポリとの親善試合。いわゆる、“チャンピオンズのプレシーズンマッチ”だ。試合はいつものようにバルセロナが支配しつつも、ゴール前でのパンチ不足。シュートは打てどもカブラルの守るネットを揺らせず、クラウディオ・ブラボのキャッチミスによる失点で初黒星となった。

先発イレブンはラキティッチとブラボ以外の9人がカンテラ出身という布陣。フィリアルからの先発起用は、駒の少ない前線のムニル1人のみだった。ポルテーロは今回はブラボが担当し、90分フル出場。失点時のエラーを除けば、危なげのないパフォーマンスを披露している。ハムシクの長距離ヘッドを阻止する横っ飛び好セーブもあった。

4日前のニース戦と同じく、このナポリ戦も前半の出来はいまひとつ。一番のチャンスは32分、GKカブラルがムニルとの1対1を制した場面だ。ショートカウンターからラキティッチが左斜め前へと絶妙パスを決めるも、果敢に飛び出したカブラルがこれをブロック。ムニルはそのすぐ後にも、今度はラフィーニャのスルーパスからチャンスを得るのだが、再びカブラルが立ちはだかりゴールとはならなかった。

0-0のまま迎えた後半を、ルイス・エンリケは前半と同じメンバーで始めた。前半の出来がもう一つだったため、指示を与えてもうしばらく試してみたか。ハーフタイム後のバルサはリズムが上がり、10分のうちに3つほど良いチャンスを手にしている。うち2つはペドロによるもので、どちらもロングボールを受けたジョルディ・アルバが落としたボールを、ペドロが仕上げる形だった。ラフィーニャのミドルシュートも勢いがあったが、GK正面で難なくキャッチされた。

ルーチョは60分、一気に6人を交代させる。グリマルド、イエ、サンペル、ロベルト、ハリロビッチ、サンドロがピッチに入り、とっても若々しくなったバルサ。サンペルとハリロビッチはニース戦に続いて活き活きとしたプレーを見せ、公式戦への参加がさらに楽しみとなった。ロベルトにも期待したい。75分からはさらにデウロフェウ、バニャック、アダマが入り、さらに若返り。

勝負を決着させたのは、80分のプレーだった。ナポリからの圧力を受け、上手くクリアし切れなかったセカンドボールを、ゼマイリがフリーでロングシュート。これをキャッチしようとしたブラボだったがボールは残念にも彼の手に収まることなく、ゴールへと収まってしまったのだった。

バルサはその後リアクションを試みたが、最も惜しかったデウロフェウの個人技シュートも同点弾とはならず。改善していくべき課題はまだまだ多いなと再確認したルーチョチームだが、プレシーズンはそこを見つけることが目的ゆえ、着実にしっかり修正していくだけだ。