トップページデータ室10/11試合データ>アルメリア

 

 

Copa del Rey : 1/2 final, Ida


またもマニータで決勝進出へ王手!

 

FC Barcelona Almeria
5

0

26 de Enero - Mie 22:00 h
Camp Nou : 49,875
Goles
Messi (9)  
Villa (11)  
Messi (15)  
Pedro (30)  
Keita (88)  
Titular
Pinto 【】 Esteban
Adriano 【6】 Michel Macedo
Pique 【6】 Pellerano
Abidal 【7】 Carlos Garcia
Maxwell 【6】 Luna
Mascherano 【7】 Mbami
Xavi 【7】 Vargas
Iniesta 【7】 Piatti
Messi 【9】 Corona
Pedro 【7】 Crusat
Villa 【7】 Goitom
Cambios
Villa→ Afellay (66) 【7】 Beñat→ Juande (58)
Xavi→ Keita (74) 【7】 Irney→ Juanma (63)
Maxwell→ Milito (82) 【5】 Israel→ Pereira (77)
Entrenadores
Pep Guardiola 【7】 Jose Luis Oltra
Tarjetas
  Vargas (43)
   
Arbitro
Mateu Lahoz (valenciano) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
10 9 19 Tiros a puerta 7 2 5
7 5 12 Ocasiones de Gol 3 1 2
4 6 10 Corners 3 1 2
1 0 1 Fueras de juegos 1 0 1
2 3 5 Faltas 13 6 9
65% 64% Posesion del Balon 36% 35%
Formacion
プジョル、アルベスが怪我で欠場。ピケの相棒は今回もアビダルだった。ピボッテはマスチェラーノ。それより前の5人はいつものベストメンバーだ。最初の交代はビジャからアフェライ。続いて、定番になってきたチャビからケイタ。最後はマクスウェルがベンチに下がり、ミリート登場。アビダルがラテラルに移動している。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (9)  
Villa (11)  
Messi (15)  
Pedro (30)  
Keita (88)  
Reporte

2年ぶりとなる決勝進出は、ほぼ手中に収めた。どうにも止められないメッシ、ビジャ、ペドロの最強トリデンテ。マニータはもはやカンプノウでの恒例行事だ。

どれだけバルセロニスタに夢を与えてくれるチームだろうか。当事者たちは謙虚さを貫いているものの、他のチームでは到底及ばないほどの圧倒的パフォーマンスを、次から次から連発してくれるチームグアルディオラ。これはもう驚嘆に値する。

クラブ史上初となるコパの準決勝を、カンプノウで戦えるとあり、アルメリアはこの試合に勇敢なるアプローチで臨んできた。ここまで彼らはレアル・ソシエダ、マジョルカ、デポルとの6試合に全勝しており、どういう結果になろうとも、自分たちのやり方でいきたいとの思いもあったのだろう。結論として、これはバルサに有利に働く。マドリーとは引き分けられても(1-1)、バルサにはそうはいかない。

勇気を持ってラインを高く上げ、前線からプレスを仕掛けようとするアルメリアに対し、バルサは30分で4-0という離れ業をやってのけた。先制点は9分、メッシによるものだった。右サイドをえぐったペドロからのマイナスのボールをゴール正面で受け、エリア際まで持ち込んだメッシが左足を振りぬくと、ボールはGKエステバンの手を弾きながらもネットへと吸い込まれていく。メッシのシュートは、ゴールになるものなのだ。

アルメリアが事態を整理するヒマもなく、追加点は訪れる。11分、今度は速攻からだ。チャビがボールを持って中央を駆け上がり、左斜め前方のスペースへとボールを流し込む。これを受けたビジャは冷静にデフェンサとポルテーロの位置を見極め、正確かつ鋭いシュートをポスト右へと突き刺した。

さらにバルサは畳み掛ける。15分、再びカウンターから、またもやメッシ。イニエスタから送り込まれたパスを、最初のタッチで完璧なポイントへと置いてしまう卓越した技術。シュートへと持ち込む距離感覚、タイミング、そしてシュートコースのお見事さ・・・要するに、「すごすぎる」のである(3-0)。

メッシ、ビジャとくれば、残るトリデンテの一角、昇竜ペドロだって黙ってはいない。しかもペドロのしては珍しく、セットプレーからの1点だ。30分、エリア右からチャビが送り込んだボールにジャンプ一番、身体をひねりながらも頭で合わせたペドロ。ボールは美しい曲線を描きながら、ゴール左角へと吸い込まれていった。バルサ通算100試合出場を自ら祝うゴールだった。

 

開始30分にして4-0となったゲームはその後、両チームのポルテーロに見せ場が訪れつつも後半へと入っていく。ハーフタイムを明けても、バルサのゲーム支配に変化はなかった。アクセルをいくぶん緩めたことで、ゲームのリズムは低下するが、バルサはそれでも決定機を数度作り出している。ゴールがなかなか訪れなかったのは、アドリアーノ、マスチェラーノ、ペドロのシュートがエステバンの気合のセーブによって阻まれ、マクスウェルのシュートがポストに弾かれたことによる。

そんななか、ゲームにアクセントを与えたのは66分にビジャと代わってピッチに立ったアフェライと、試合終了直前のゴールによってマニータを完成させ、ケーキにイチゴを乗っけたケイタだった。これがまた綺麗なゴールで、お膳立てをしたのがスーパーメッシだ。ひらりとアルメリア選手をかわすと、彼に意識を奪われることでぽっかりと空いた右のスペースへと、レオはポンと浮き球を放り込む。そこへケイタが猛然と突入し、勢いに乗ったままエステバンとの1対1を制してみせたのだった。

今季、マニータはこれで8度目だというからえぐい。ベティス戦のこともあり、油断はできないものの、これでほぼ決勝進出は間違いないだろう。クラシコ決勝も実現しそうな状況であり、今からもうその4月20日が待ちきれない。白組を下してのタイトル獲得は、さぞ格別の味わいだろう。