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Supercopa de España : Ida

今季初の公式戦は黒星スタート。後半ガス欠。

 

Sevilla FC Barcelona
3

1

14 de Agosto - Sab 21:30 h
Sanchez Pizjuan
Palop 【5】 Miño
Konko 【5】 Alves
Fazio 【4】 Sergi Gomez
Escude 【4】 Milito
Dabo 【4】 Abidal
Romaric 【5】 Romeu
Zokora 【5】 Jonathan
Renato 【4】 Keita
Navas 【3】 Bojan
Perotti 【5】 Maxwell
Luis Fabiano 【7】 Ibrahimovic
Cambios
Romaric→ Cigarini(46) Ibrahimovic→【4】 Messi(52)
Renato→ Kanoute(64) Jonathan→【4】 Thiago(65)
Luis Fabiano→ Negredo(71) Milito→【4】 Adriano(80)
Entrenadores
Antonio Alvarez 【4】 Pep Guardiola
Tarjetas
Dabo (68)  
Cigarini (72)  
   
   
Arbitro
Muñiz Fernandez ()
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
      Tarjetas Amarillas      
      Tarjetas Rojas      
      Tiros a puerta      
      Ocasiones de Gol      
      Corners      
      Fueras de juegos      
      Faltas      
% % Posesion del Balon % %
Formacion
スペイン代表8人はバルセロナ居残り。カンテラ選手4人が先発に名を連ね、メッシは後半からの出場となった。最初の交代はイブラヒモビッチに替えてメッシ。続いて、ジョナタンに替えてのチアゴ。最後はミリートを下げ、アドリアーノ投入(公式戦デビュー)。下の図は推測。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Ibrahimovic (20)
Luis Fabiano (62)  
Kanoute (73)  
Kanoute (82)  
   
Reporte

コンディション不十分のスペイン代表選手たちを、ごっそりと欠いた試合。後半に体力は底をつき、セビージャに逆転を喫した。

先発メンバーは、非常に厳しい顔ぶれとなっている。トップチーム選手は8人を数えたものの、要所となるポジションを任されたのはそれぞれにBチームの選手たち。ポルテーロ、セントラル、ピボッテ、インテリオールのそれぞれをミーニョ、セルジ・ゴメス、ロメウ、ジョナタン・ドスサントスらが務めることになったのだ。

それでも“ベイビーバルサ”はゲームをコントロールすべく、セビージャに挑んでいった。序盤の流れは、両チームを行ったり来たり。ただ、ゴールチャンスには双方とも至っていない。この試合最初のビッグチャンスは16分。イブラヒモビッチからのスルーパスに反応したボージャンが、あわやのシュートを放っているのだ。だがこれはパロップの守りによって弾かれた。その直後、今度はミーニョがナバスのシュートを跳ね返している。

先制点はバルサだった。20分、カウンターによる攻撃。マクスウェルからのスペースへの絶妙のボールに、イブラヒモビッチが滑り込むようにして合わせての得点だった。

このゴールによって、若い選手たちは落ち着きを得た。33分にはジョナタンが上手くボールを奪い、即座にマクスウェルへとパスを送り込んでいるのだが、マックスのシュートは惜しくも枠を捉えなかった。その後ハーフタイムまで、疲れの見え始めたバルサはスローダウンしながらも、どうにか時間をやり過ごした。

 

そして後半、主導権を握ったのはセビージャだった。52分にはメッシを登場させたバルサではあったが、まず仕事を余儀なくされたのがミーニョだ。若きポルテーロは53分、レナトの決定的といえるヘディングシュートをパラドンしてみせるのだが、その抵抗も長くは続かない。時計の針が進むにつれ、セビージャの勢いは増していった。同点は時間の問題、皆がそう感じていた。

サンチェス・ピスファンが最初の歓喜の声をあげたのは62分だ。途中出場のシガリーニからの絶妙のパスを受けたルイス・ファビアーノが、守備ラインを突破しての同点弾。増す一方のセビージャの勢いをバルサに止める術はなく、さらなる猛攻にペップチームはさらされていくことになる。

バルサはすでにガス欠状態だった。中盤にチアゴを送り込むも、ボールを取り戻す助けとはならず。対するセビージャ・アルバレス監督はここでカヌーテ、ネグレドといった恐ろしい選手たちを登場させ、支配をさらに強固なものとしていった。この采配は見事的中。73分には右サイドを突破したネグレドのクロスに、カヌーテが合わせて逆転(2-1)。カヌーテは82分にも余裕しゃくしゃくのヘディングにより、バルサにとって重たい3点目をぶちこんでいる。

グアルディオラが行った3人目の交代も、やや不可解なもので(ミリート→アドリアーノ。アビダルがセンターへ)、バルサからはどうにか1点を返そうという気持ちは見えたのだが、身体がそれについていかなかった。かくして敵地での第1戦を3-1で落とし、ペップバルサは1週間後、カンプノウでの第2戦に逆転優勝への望みをかける。補強論議にも、花を咲かせるであろう敗戦だった。