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Copa del Rey 1/16 Final : Ida

どうやら、姿勢に改善があった模様。とりあえずのリアクションは示した。

Alcoyano FCBarcelona
0 3
13 de Noviembre - Mar 20:00h
El Collao : 8,000
Emilio 【5】 【6】 Jorquera
Baizauli 【4】 【6】 Oleguer
Iturralde 【5】 【6】 Puyol
Garrido 【5】 【6】 Marquez
Carrion 【3】 【6】 Sylvinho
Diego Jimenez 【5】 【6】 Toure
Burguena 【5】 【7】 Xavi
Domenech 【5】 【6】 Gudjohnsen
David Limones 【5】 【6】 Giovani
Perona 【5】 【7】 Iniesta
Diego Herrera 【5】 【6】 Henry
Cambios
Garrido→Tasio 【4】(46) Henry→【6】 Bojan(46)
Diego Herrera→Felix Prieto 【5】(58) Giovani→【6】 Marc Crosas(59)
Domenech→Patri 【5】(67) Marquez→【6】 Abidal(67)
Entrenadores
Jose Soler 【5】 【6】 Frank Rijkaard
Tarjetas
Baixauli (63) Giovani (44)
Tasio (70)  
Baixauli (81DA)  
David Limones (89)  
Carrion (91R)  
Arbitro
Clos Gomez (aragones)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
    4 Tarjetas Amarillas 1    
    2 Tarjetas Rojas 0    
    7 Tiros a puerta 18    
      Ocasiones de Gol      
      Corners      
    4 Fueras de juegos 0    
    17 Faltas 11    
% % Posesion del Balon % %
Formacion
国王杯の初戦だが、可能な限りのフルメンバー。南米組はW杯予選に出発。最初の交代は、アンリに代えてボージャン。同じ位置と思われる。続いて、負傷のジョバニに代えてクロッサス投入。グジョンセンが前線に上がってきたようだ。最後はマルケスに代えてアビダル。そのまま左セントラルを務めた模様。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Henry (25)
  Gudjohnsen (89pk)
  Bojan (93)
   
   
Reporte

フエラ病も、セグンダB相手だと どうにかなるようだ。姿勢に改善が見られ、結果的に圧勝。

バルサにとって、勝って当たり前、それ以外だと湿ったムードがさらにじっとりとしたものになる国王杯初戦。チームライカーの目的は勝利プラス、少しでもヘタフェ戦での屈辱を晴らすことだった。しかし序盤は、あまり内容としては芳しくなかった模様。チャンスは2度ほどあったのだが、それはいずれもフリーキックによるものであり、流れの中での決定機は作れずにいたバルサ。

しかし25分、チームにとって最初の決定機でバルサは先制に成功する。決めたのはアンリ、ゴラッソだった。グジョンセンとチャビのコンビネーションから、チャビのヒールによる縦パスが炸裂。これをエリア内に走りこんできたアンリが、右足で豪快に逆サイドネットに突き刺したらしい。高い給料を払っているクラックの、クラックという仕事。

アンリのゴールが決まるまでは、試合は地元アルコヤノのペースだったようだ。彼らは12分、19分、21分と立て続けにチャンスを演出しており、それはいずれも得点となっていておかしくないものだった。しかしシュートが枠を捉えなかったり、ジョルケラの好守があったりでゴールには至っていない。

リードを奪ったバルサは、肩の荷が下りたか、そこからは試合をコントロールしている。29分にはバセリーナを繰り出し、32分にはセットプレーからチャンスを作るなど、マルケスが目立っていた様子。また、チャビとの連携からグジョンセンも好機を手にしていたようで(41分、ポスト直撃弾)、今後につながってくれれば期待が持てる。

 

そして後半だが、いつもの悪い癖(アクセルを緩める)を出さずにゲームをコントロールし続けたというのが好い。後半は開始直後から、バルサのチャンスが連続。まずは47分、エリア右際のフリーキック(蹴り手はチャビ)から出場したてのボージャンがポストに当てるあわやゴールというシュート。さらに49分にはグジョンセンが、チャビの最高に絶妙なパスを惜しげもなく外したりもしたようだ。そして59分にも、ボージャン。チャビからウラゲーへパスが回り、センタリングを供給。ボージャンはGKエミリオを攻略するだけだったが、惜しくもシュートは枠をそれている。

本当ならもっと点差がついていて然るべき試合だが、寸でのところで決められないバルサ。特にグッディは得点感覚を、もう一度取り戻してほしい。ゲームは0-1のまま、終了へと向かっていく。しかし最後の最後に、いきなりスコアが動いた。

まずは89分、どうやら審判にしか見えなかったファールによって、ペナルティを獲得。ハンドがあったらしいが、主審にしか確認できてない。スタジアムは、口笛の嵐。これをグジョンセンが今度こそ決めて、0-2。これに苛立ったのか、カリオンがその1分後にボージャンへのファールで一発退場となっている。81分にもバイシャウリが黄色2枚で退場となり、9人のアルコヤノ。

そしてロスタイムの93分、遠慮なくボージャンがネットを揺らして0-3。またもやチャビが右サイドからクロスを送り、ケルキッチ少年が確実に押し込んでゴレアーダ完成。しかしチャビ、この日は素晴らしくゴールチャンスに関係している。自由に動けると、この人はやる。

こうしてバルサはフエラでの初戦をモノにし、1/8ファイナル進出をほぼ決定付けた。ポジティブだったのは結果と共に、チームとしてのパフォーマンス(姿勢)に改善が見られたこと。あとは南米に旅立っているクラックたちが、刺激を受けてくれることを願う。