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Liga de Campeones : Jornada 4

早い先制点がよく効いた。

FCBarcelona Rangers
2 0
7 de Noviembre - Mie 20:45.h
Camp Nou : 82,887
Valdes 【6】 【4】 McGregor
Puyol 【7】 【5】 Hutton
Thuram 【6】 【4】 Cuellar
Milito 【6】 【4】 Weir
Abidal 【6】 【4】 Papac
Toure 【6】 【5】 Hemdani
Xavi 【7】 【4】 Ferguson
Iniesta 【6】 【4】 Adam
Messi 【7】 【4】 Beasley
Ronaldinho 【6】 【5】 McCulloch
Henry 【6】 【3】 Cousin
Cambios
Iniesta→Gudjonhsen 【5】(70) Adam→【4】 Darcheville(63)
Ronaldinho→Bojan 【6】(77) Beasley→【5】 Novo(69)
Puyol→Oleguer 【sc】(85) Cousin→【sc】 Naishmith(78)
Entrenadores
Frank Rijkaard 【6】 【4】 Walter Smith
Tarjetas
   
   
   
   
Arbitro
Eric Braamhaar (Holanda)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
9 6 15 Tiros a puerta 4 2 2
5 4 9 Ocasiones de Gol 1 2 0
1 2 3 Corners 1 0 1
1 1 2 Fueras de juegos 1 1 0
7 7 14 Faltas 5 3 2
60% 62% Posesion del Balon 38% 40%
Formacion
先発は予想通りだが、マルケスがアップ中に故障したためチュラムの出番となっている。ザンビーの負傷により、右ラテラルはプジョル。後半から、ロニーは中央寄りに位置を移している。最初の交代はイニエスタからグジョンセンで、場所は同じ。続いてロナウジーニョに代わってボージャン。当初は左に納まっていたが、途中から右に出没していた。最後はプジョルに代えてウラゲー。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Henry (6)  
Messi (43)  
   
   
   
Reporte

グラスゴーでは苦労したレンジャースの守りを、あっさりと突破。あっさりすぎて単調なゲームとなったが、1/8ファイナル進出はほぼ手中に収めた。

前日の会見でスミス監督が述べていたように、レンジャースの狙いは0-0のエンパテだった。自陣に引いて守り、カウンターを交えつつ、とにかくゴールを死守することに全てを注いでいた。しかし彼らの希望は、呆気なく砕かれることとなる。開始わずか6分。左サイドのロナウジーニョから右のメッシへと大きなパスが展開され、メッシはこれをヘディング。そして左ポストにボールが当たるところにアンリがなだれ込んできて、ゴールへと押し込んだのだった。

バルサのこの日の目標は早い時間帯での先制点だったが、それが思いのほか容易に達成できた。これにて、バルサには非常に大きなゆとりが生まれることになる。プランが崩れたことにより、レンジャースは前がかりになると思われたが、なぜか勝負に出ることもなく、変わらず自陣で守りに専念するスコティッシュ。傷口を広げないことが優先だったのか。なんにせよ、バルサは余裕でボールを展開させることが出来た。

しかし余裕がありすぎるというのも、実際としてはあまり宜しくない。アドレナリンが出ないのでプレーのリズムは上がらず、様子を見ながらボールを回しているといった感じのバルサ。スペースもないので、なかなかチャンスも生まれなかった。それでも見せ場は作れるのがバルサで、16分にはメッシの切れ込みによるこぼれ球をイニエスタがミドルシュート、27分にはロナウジーニョのミドルシュート(GKがナイスセーブ)、37分のロニーの豪快な空振りからチャビがエリア内に侵入し、惜しいシュートを放つという場面は作り出している。

そんななか、試合を決めたのはやはりメッシだった。43分、ロナウジーニョがメッシと壁パスを仕掛け、エリア内に切れ込んでシュート。これはGKマクグレガーに弾かれるのだが、そこにしっかりと詰めているのがメッシ。彼はさらりとボールを流し込み、スコアは2-0、勝負あった。

 

点差が2点となっては、レンジャースにはもう逆転をするだけの力はない。そして同点に追いつこうという気迫もないので、後半はもはや消化試合の様相を呈していた。ギアを下げ、流してプレーするバルサ。これといった得点機は、3回程度。49分と63分でのチャビのロングシュート、そして57分のメッシの単独突破による至近距離からのシュート。これらはいずれも入っていてもおかしくはなかったが、あと少しの運のなさとGKマクグレガーの頑張りによって無得点に終わっている。

試合を通じて、レンジャースの決定的チャンスは82分、ダルシュビールの強烈なフリーキックと、92分のノボのボレーのみ。それ以外は中盤にてバルサが事もなくプレスでボールを絡めとり、すいすいと試合をコントロールした。先制点、効果絶大。

これにてバルサは10ポイントとなり、残る2試合で1勝でもすれば1位通過を決められるらしいので(グループリーグ突破へは1ポイント)、気持ちよく次のリヨン戦にて決めてもらいたい。