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Liga Española : Jornada 20

内容はもうひとつ、しかも運にも恵まれなかったが、18連勝!

 

FCBarcelona Alaves
2 0
Camp Nou:72,081
Valdes 【7】 【5】 Constanzo
Oleguer 【7】 【6】 Edu Alonso
Puyol 【6】 【5】 Sarriegi
Marquez 【6】 【6】 Juanito
Sylvinho 【5】 【5】 Coromina
Edmilson 【5】 【6】 Nandro
Van Bommel 【5】 【5】 Carpintero
Iniesta 【5】 【4】 Georglev
Giuly 【6】 【5】 Nene
Ronaldinho 【5】 【5】 Bodipo
Larsson 【6】 【5】 Aloisi
Cambios
Larsson→Messi 【7】(m.72) Georglev→Elton 【4】(m.56)
Giuly→Maxi 【sc】(m.84) Nene→Ruben Navarro 【5】(m.71)
Puyol→Belletti 【sc】(m.85)
Entrenadores
Frank Rijkaard 【5】 【5】Juan Carlos Oliva
Tarjetas
Valdes(m.18) Georgiev(m.10)
Coromina(m.36)
Arbitro
Turienzo Alvarez 【5】
名前の次の数字はスポルト評価:平均点【5】(監督・審判はムンド)
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 5 9 Tiros a puerta 3 2 1
4 5 9 Ocasiones de Gol 1 0 1
4 3 7 Corners 3 1 2
0 0 0 Fueras de juegos 8 5 3
12 10 22 Faltas 20 8 12
59% 64% 61.5% Posesion del Balon 38.5% 36% 41%
Formacion
Titular Final
エトーがコパ・アフリカ、デコが出場停止のため、ラルソン、イニエスタらが先発となった。右エストレーモはメッシーではなく、久々のジュリー。後半、ラルソンと交代で入ったメッシーは中央に。その後ジュリに替わってマクシが投入されたため、メッシーはいつもの右サイドへ移動。そして終了5分前、プジョルがついに交代。連続試合フル出場は途絶えた。
Goles
Larsson (m.46)  
Messi (m.83)  
   
   
   
Reporte

エトーがコパ・アフリカで、デコが2試合のサスペンションで欠場という逆風の中、それでもバルサの勢いは止まらない。派手なパフォーマンスによるスペクタクルな勝利ではなかったが、それでも勝ちを収められるところがバルサの強みだ。

前半はなんとなく、“薄味”な展開で進んでいく。バルサは2〜3回チャンスを掴むが(イニエスタの突破、ジュリーのフリーでのシュートなど)、惜しくもこれらは点には結びつかず。しかし点が取れそうな予感は十分にあったので、スタジアムには楽観的な空気が流れていた。

そしてその予想通り、後半開始直後にバルサはスパークする。右サイドを突破したジュリーのグラウンダーのクロスを、GKコスタンソがファンブル。それを詰めていたラルソンが見逃さず、ちょこんとゴールに流し込んだのだ。バルサが、先制。バルサにとって最も困難な仕事は、先制点を奪うことである。必死で守りこんでくる相手からゴールを奪えれば、相手のプランは崩れる。となると、あとはイケイケで大量得点もありえるわけだ。

この日も、ピッチにはゴレアーダの予感は漂っていた。しかし年に数回あるような、ポストとクロスバーにことごとく嫌われる日であれば不運も仕方なかろうか。特に“呪われていた”のはジュリーで、いい感じで突破し、いい感じでフリーになり、いい感じでいいシュートを打とうとも、そのボールはすべてバーに跳ね返される。笑っちゃうくらいに、この日のフランス人エストレーモはツキがなかった。

いくら押し気味に進めていたとしても、1点差では何が起こるか分からない。出来るだけ早く追加点が欲しいバルサ。その欲求を叶えてくれたのが、現在と未来のメガクラックたちだった。83分、ロナルディーニョがエリア内までドリブルで突っ込んでいき、至近距離からシュート。これはコスタンソのナイスセーブによって防がれるのだが、こぼれ球のところにはきちんと走りこむことを忘れなかったメッシー。スコアは2-0となり、勝負は決した。

あとは残り時間がなくなるまでボールを回すだけ。マルケスの芸術的スライディングやビックリのプジョル交代などもあり、最後まで興味は持てるゲームだった。前半はしょっぱかったが、終わりよければ全てよしということで。次の試合、ジュリーに今日の分の運がまわってくれば、なおのこといい。