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Liga Española : Jornada 16

ロニーがおらずとも、強さ変わらず12連勝。カーディスは清々し。

 

Cadiz FC Barcelona
1 3
Ramon de Carranza:22,087
Armando ** ** Valdes
Varela * ** Oleguer
De Quinta ** *** Marquez
De la Cuesta * ** Puyol
Da Silva ** * Gio
Suarez ** ** Edmilson
Fleurquin ** *** Iniesta
Enrique *** ** Deco
Sesma ** *** Giuly
Pavoni * **** Messi
Oli * *** Eto'o
Cambios
Oli→Estoyanoff ***(56) Giuly→Larsson **(64)
Suarez→Manolo Perez **(56) Iniesta→Motta **(73)
Pavoni→Mirosavljevic **(77) Messi→Ezquerro ** (81)
Entrenadores
Victor Esparrago *** *** Frank Rijkaard
Tarjetas
Fleurquin (20) Edmilson (3)
Pavoni (44)  
Estoyanoff (71)  
Arbitro
Ayza Gomez (Valencia) *
ムンド評価 *悪い **普通 ***良い ****非常に良い
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 3 5 Tiros a puerta 10 7 3
2 1 3 Ocasiones de Gol 7 4 3
1 1 2 Corners 8 3 5
3 2 5 Fueras de juegos 1 1 0
10 5 15 Faltas 14 9 5
39% 40% 39.5% Posesion del Balon 60.5% 60% 61%
Formacion
Titular Final
デコ、マルケスが出場停止から復帰。代わりにロナルディーニョが病欠のため、メッシーが左サイドという変則スタメン。ただ、エトーとメッシーはポジションを頻繁に入れ替えている。むしろエトーが左という印象か。後半、ジュリーに替えてラルソンを入れたことでメッシーが右寄りになる。エスケーロは右も左もどちらにも顔を出していた。
Goles
  Giuly (32)
  Eto'o (44pk)
  Eto'o (50)
Mirosavljevic (92)  
   
Reporte

序盤はカーディスの猛烈なプレスに苦しめられる。中盤で激しいチェックを受け、ボールを奪われてはバックラインの背後を突かれるバルサ。カーディスのコンセプトは非常に明確で、なおかつ効果的だった。ただ不足していたのが、前線でチャンスを確実にモノにできるデランテーロ。誰が一人質の高いゴレアドールがいれば、もっと上位に食い込めるチームだ。

と、バルサはかなり苦戦を強いられていたのだが、その局面を打開したのはイニエスタの才能。3人に取り囲まれながらズバッと送り込んだスルーパスにジュリーが完璧に反応し、最初の決定機で1点を奪ってみせた。この効率性、素晴らしいです。

こうなるとゲームはバルサのペースに。落ち着きを取り戻したバルサは自由にボールを回せるようになり、ゴールを脅かされる回数も減少してくる。そしてハーフタイム直前、マルケスがエリア内で豪快に転倒し、ペナルティ獲得。やり直しにも影響されずにエトーがこれをしっかりと決め、2点のリードを奪って前半は終了。

さらに後半5分にはデコのドリブル突破→エトー強烈シュート→アルマンドがセーブ→メッシーがこぼれ球拾う→ゴールライン際のドリブルでDFを抜き去る→エトーへバックパス→ゴール!という流れから3点目を決めて完全に勝負あり。その後もメッシーのスルーパスにラルソン!という絶好の追加点のチャンスもあったが0-4ならず。

普通ならバルサに0-3にされたチームは意気消沈するのだが、どれだけゴールを入れられようとも応援をやめないファンに鼓舞され、カーディスの攻撃は続く。そして試合終了間際、その諦めない気持ちが実を結び、ついに一矢報いたのでありました。その姿勢は敵ながら天晴れと素直に認めざるを得ない。メッシー交代時の拍手もあり、カーディスはなかなか好感の持てるクラブだった。毒白とは大違い。