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Liga Española : Jornada 13

本当に強い!スペクタクル&効率性で怒涛の8連勝!

 

FC Barcelona Racing Santander
4 1
Camp Nou:57,472
Valdes *** ** Aouate
Belletti *** * Pinillos
Puyol **** * Moraton
Marquez *** * Ayoze
Sylvinho *** ** Neru
Edmilson *** *** Vitolo
Xavi *** * A.Tomas
Deco **** ** Melo
Messi **** * S.Dalmat
Ronaldinho **** * Serrano
Eto'o **** * Juanijo
Cambios
Messi→Giuly **(59) Dalmat→Aganzo *(59)
Edmilson→Iniesta **(69) Vitolo→Casquero **(59)
Belletti→Gabri **(90) Ayoze→Regragui *(62)
Entrenadores
Frank Rijkaard *** * Manuel Preciado
Tarjetas
Edmilson (23) Moraton (12)
  Ayoze (26)
  Aganzo (74)
Arbitro
Ramirez Dominguez (Navarro) ***
ムンド評価 *悪い **普通 ***良い ****非常に良い
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 1 1 0
6 7 13 Tiros a puerta 1 1 0
5 6 11 Ocasiones de Gol 1 1 0
6 2 8 Corners 0 0 0
0 1 1 Fueras de juegos 3 2 1
7 6 13 Faltas 29 16 13
72% 73% 72.5% Posesion del Balon 27.5% 27% 28%
Formacion
Titular Final
スタメンは大方の予想通り、マドリ戦を踏襲したものとなった。違いは、怪我から復帰したベレッティが右ラテラルに入っていること、そして左ラテラルがシルビーニョになっていること。メッシーとエトーは、時折ポジションを交換。エヂミルソンに替えてイニエスタが入ったことで、チャビがピボッテへ移動している。ブレーメン戦ではインテリオールを務めたガブリだが、今回は右ラテラルでの交代出場。便利な選手だ。
Goles
Eto'o (31)  
Messi (52)  
Ronaldinho (56pk)  
Sylvinho (65)  
  Casquero (75pk)
Reporte

クラシコ、ブレーメン戦と快勝し、絶好調のバルサ。見事このゲームも勝利し、ライカーチームとしては03/04シーズンに並ぶ公式戦8連勝を達成した。メレンゲはソシエダと引き分けたため、両チームのポイント差は6に拡大。

試合前日の意気込み発言にもかかわらず、ラシンは引き気味でゲームに臨んできた。昨シーズンであれば多少苦労した守備的チームだったが、現在のバルサの敵ではない。ボールを完全に支配し、隙あらばとチャンスをうかがう。

開始早々の2分、バルサはいきなりペナルティの機会を得る。マルケスが足を引っ掛けられて倒されたことによるものだった。キッカーは信頼感あるロナルディーニョ。しかし彼は珍しくこのペナルティを外し、バルサ通算50得点はお預け。得点しておけば裸身のプランは根底から崩れ去っていたのだが、惜しかった。

今のバルサにはペナルティ失敗のショックなどは関係なく、その後もガンガンにゲームをコントロール。ラシンはバルサのエリア付近にまで近づくことも出来ない。そして31分、ついにエトーが衝撃のゴラッソで先制点ゲット。ハーフラインのバルサ側でボールを奪い返したエトーは、そのまま迷うことなくラシン陣内へ。デフェンサたちを引きずりながら、彼はエリア内まで侵入し、稲妻ドリブルで3〜4人を抜き去り右ファーサイドへズドン。ゴラッソーー!!

昨日のラシンの出来からして、このゴールで早くも勝負あり。しかし何があるかは分からないので、スペクタクルを目指してバルサは追加点を狙った。

後半はさらに圧倒的にバルサのフットボルショー。次から次へとラシンゴールへ押し寄せるバルサの選手たち、ネットが揺れるのは時間の問題だった。そして51分、メッシーが見せ場を作った。ラシンゴールまで30数メートルほどのところでボールを得ると、そのままエリア内まで突入。DFモラトンを軽く料理し、シュートを突き刺した。

さらに56分、完全にゲームを決めるロナルディーニョの追加点。エリア内にドリブルで侵入した彼を、DFピニージョスはたまらずスライディングで倒してしまう。審判はペナルティを宣告し、ロニー自らこれを決めた。この日2度目のペナルティは、どれだけコースを読んでいようとも止められない超強力弾。バズーカのようなシュートをネットに突き刺した。バルサ通算50ゴール、おめでとう!

ここからはいわゆる、いかにスペクタクルにゴールを決められるかを見せる時間。魅せて得点することが求められるのだが、名乗りを上げたのは以外にもシルビーニョだった。彼はデコとの時間差ワンツーによってエリア内に切れ込んでいき、シュート。これはGKアオゥテとDFによって阻まれるのだが、跳ね返ったボールがまたシルビーニョに当たり、そのままゴールへ。幸運を身に付けたシルビーニョ、バルサ初ゴール達成。

試合はそのまま4-0あたりで行くのかと思われていた矢先、バルサは災難に襲われる。左サイドからのラシン選手によるセンタリングが、カバーに行っていたマルケスの手に当たってしまう。条件反射的に身をよじった末でのハンドだったのだが、審判はこれをファールと判定。事故的なペナルティによって、バルサは1点を返されてしまった。チャンスらしいものすらないほどラシンを完封していただけに、もったいなかった。

しかしそれで流れがどう変化するわけでもなく、バルサは楽々最後まで流して8連勝。守りが堅いと評価のラシンを自分たちのプレーで粉砕し、ますます強さを増した感がある。次は敵地でのビジャレアル戦。かなり厳しいゲームになるだろうが、必ずや克服してくれると信じている。