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Liga Española : Jornada 6

どうにかこうにか、エンパテ。目を覚ますのが遅すぎる。

 

FC Barcelona Real Zaragoza
2 2
Camp Nou:73,926
Valdes * ** Cesar
Belletti * ** Poncio
Puyol *** * Alvaro
Oleguer ** *** G.Milito
Gio ** ** Toledo
Marquez ** *** Movilla
Iniesta *** * Zapater
Deco ** * Ewerthon
Giuly * ** Savio
Ronaldinho ** ** Cani
Eto'o *** * D.Milito
Cambios
Oleguer→Van Bommel **(61) Ewerthon→* Oscar(65)
Giuly→Messi **(67) Cani→** Aranzabal(82)
Iniesta→Larsson **(70) Movilla→Celades(86)
Entrenadores
Frank Rijkaard ** *** Victor Munos
Tarjetas
Ronaldinho (35) Alvaro (14)
Deco (82) Toledo (37)
Marquez (90) D.Milito (72)
Belletti (92) Movilla (74)
  Toledo (76DA)
Arbitro
Megia Davila (Madrid) *
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 3 4 Tarjetas Amarillas 5 2 3
0 0 0 Tarjetas Rojas 1 1 0
8 13 21 Tiros a puerta 7 3 4
8 11 19 Ocasiones de Gol 6 3 3
0 1 1 Corners 2 1 1
1 3 4 Fueras de juegos 1 0 1
6 10 16 Faltas 22 10 12
60% 70%   Posesion del Balon   30% 40%
Formacion
Titular Final
ローテーションでチャビが休みのため、イニエスタが先発。その他のメンバーに変化はない。後半になるといきなり2点のビハインドを背負うことになったため、攻撃的にチームを修正してくる。まずはウラゲールに替えてバン・ボメルを投入し、マルケスがセントラルに、デコがピボッテに移動。メッシーとジュリの交代はポジションそのまま。イニエスタを下げてラルソンを送り込んだことで3-4-3のような陣形となる。ラルソンを真ん中にエトーが左、ロニーはやや下がり目になってジオが前線近くに。相手が10人になったこともあり、最終ラインは3人で守る。
Goles
  Gabriel Milito (48)
  Diego Milito (53)
Ronaldinho (79pk)  
Eto'o (88)  
   
   
Reporte

保守的に、岩石のごとく守りに専念したハードなサラゴサのプレーの前に、苦戦を強いられるバルサ。タイトルを狙っていくには心もとない、集中力を欠いたプレーによって後半開始早々に連続してゴールを奪われたバルサは、終了間際にどうにか同点に追いついて見せるのが精一杯。このところ取り戻しかけていた流れも、途切れさせてしまうことになった。

この日はチャビがローテーションで欠場となり、代わりに入ったイニエスタが申し分ない働きを見せる。バルサのMVPは彼だというくらいに、攻守におけるイニエスタの貢献度は高かった。ゲームの序盤、主導権を握ったのはその彼とジュリ。守備的にゲームに臨んできたサラゴサに対し、ジュリの裏への飛び出しが効いていた。ボールを支配するのは完全にバルサ。しかしそれがチャンスになかなか結びつかない。これは、と目を引いたのは20分、ロナルディーニョのエリア内でのかかとによるスペースへのバックパスを、エトーが強烈に放ったシュートくらいだった。しかしこれはセサールに阻まれゴールならず。

押してはいるもののスッキリはしない、そんな展開で前半は終了する。

後半はバルサにとって最悪の形で幕を開ける。まずは48分、サビオのフリーキックをエベルトンが頭でそらし、走りこんでいたミリート(弟)が得意のヘッドでズドン。さらには53分、右サイドでフリーのサビオにボールが渡り、そのままどう猛なシュート。これはバルデスがジャンプ一番なんとか弾いたが、コーナーに逃れることが出来ずに、こぼれ球にミリート(兄)が詰め寄り2点目をゲット。予想外ではあったものの、彼をフリーにしたのがマズかった。

ここでバルサはリアクションを試みようとするが、頭よりも身体が先に出てしまって空回り。ライカーは流れを引き寄せようとバン・ボメル、メッシー、ラルソンを連続して投入、バン・ボメルが強引にエリア内に侵入し、ペナルティを獲得する。この一連の流れで、サラゴサはトレドが退場となっている。ちなみにペナルティは無事決まったものの、審判の指示によって蹴りなおしをさせられたロナルディーニョ。よく集中力を切らさなかったものだ。

ここからはバルサの押せ押せムード。ラルソンが効果的に攻撃に絡み、バルサは連続してゴールチャンスを手に入れる。しかしジオのシュートがセサールにセーブされたり、エトーのシュートがポストに嫌われるなど運もなく。これはヤバイと感じていた88分、マルケスからのロングボールをサラゴサ守備陣がお見合いし、その隙を見逃さなかったエトーがボールを奪い去って同点に。こんな冷や汗はご勘弁、といった展開により、ギリギリのところで引き分けを手に入れた。