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Liga Española : Jornada 4

両ポルテーロが1点ずつプレゼント。これでいいのか?という低リズム。

 

FC Barcelona Valencia
2 2
Camp Nou:77,458
Valdes * * Canizares
Oleguer ** ** Caneira
Puyol ** ** Ayala
Edmilson ** ** Marchena
Gio * ** Moretti
Marquez ** ** Fabio Aurelio
Xavi * ** Albelda
Deco ** ** Rufete
Giuly *** ** Vicente
Ronaldinho ** ** Aimar
Eto'o ***

** Villa

Cambios
Marquez→Belletti **(64) Fabio Aurelio→* Hugo Viana(65)
Edmilson→Iniesta **(73) Aimar→* Mista(75)
Villa→Di Vaio(89)
Entrenador
Frank Rijkaard * ** Sanchez Flores
Tarjetas
Deco (19) Albelda (58)
Edmilson (53) Vicente (83)
Belletti (?)  
Arbitro
Mejuto Gonzalez (Asturia) *
ムンド評価 * 悪い ** 普通 *** 良い **** 素晴らしい
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3 Tarjetas Amarillas 2 2 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
8 4 12 Tiros a puerta 6 2 4
3 4 7 Ocasiones de Gol 3 2 1
6 1 7 Corners 0 0 0
1 1 2 Fueras de juegos 1 0 1
13 15 28 Faltas 22 10 12
59% 58%   Posesion del Balon   42% 41%
Formacion
Titular Final
ウラゲールは今回も右ラテラルで先発。エヂミルソンがセントラルに入った。その他のポジションは基本のまま。前半途中から、しばしばロナルディーニョとエトーがポジションを入れ替えている。後半開始直後にはバレンシアに逆転を許し、攻撃に出たいライカーはマルケスに替えてベレッティを投入、エヂミルソンがピボーテに。さらにはエヂミルソンに替えてイニエスタを投入し、チャビがピボーテへと下がっている。ウラゲールは今回も右ラテラルで先発。エヂミルソンがセントラルに入った。その他のポジションは基本のまま。前半途中から、しばしばロナルディーニョとエトーがポジションを入れ替えている。後半開始直後にはバレンシアに逆転を許し、攻撃に出たいライカーはマルケスに替えてベレッティを投入、エヂミルソンがピボーテに。さらにはエヂミルソンに替えてイニエスタを投入し、チャビがピボーテへと下がっている。
Goles
Giuly (45)  
  Villa (53pk)
  Villa (55)
Deco (81)  
   
Reporte

アトレティコ戦での悲惨なゲームの印象を払拭するため、必勝体制で臨んだ一戦はしかし、バルデスとカニサレス両ポルテーロの“プレゼント合戦”によって引き分けに終わった。

バレンシアはいつものように、非常に規律のとれたプレーでバルサにプレスをかけていく。プレッシャーのかけ方が有効的で、かつロナルディーニョとデコの調子が今ひとつということもあり、バルサの攻撃は右サイドのジュリーと中央のエトーによるものが中心だった。そして前半終了直前、バルサはジュリーのゴールによって先制に成功。精神的にダメージを与える時間帯でのゴールだったことで、カンプノウは勝利の予感に包まれつつハーフタイムを迎えることになる。

しかし後半、逆にバルサがダメージを受ける形で同点を許す。主役はビジャ。53分、バルサエリア内にボールを持ち込んだビジャがエヂミルソンのチェックによって転倒。眉唾もののペナルティをもらい、あっさりと1-1へと持ち込んだ。

ビジャの悪夢はこれだけでは終わらない。そのわずか1分後、今度はバルデスのまさかのミスによってバレンシアは2点目を手に入れてしまうのだ。バルデスに圧力をかけるため、チェックを仕掛けるビジャ。バルデスは急いでクリアしようとし、蹴ったボールがビジャに当たってゴールに吸い込まれていった。静まりかえるカンプノウ。いや〜な予感がスタンドに漂った。運もないとはいえ、まったくもって考えられないエラー。アマでもやらないようなエラーだ。

どうにかしなければならないライカーだが、解決策を見つけることが出来ない。エヂミルソンとイニエスタがピッチに送り込まれるが、事態を改善するには至らない。選手交代では、ゲームの流れは引き寄せられなかった。

結局、バルサは相手ポルテーロのエラーによって同点に追いつく。クロスボールを掴み損ねるという信じがたいプレーによってもらったチャンスを、デコがゲット。盛り上がるカンプノウは逆転弾を要求したが、この日のバルサにはその能力はなかった。

それにしても、現在のバルサのリズムの悪さはどうしたことか。良かったのはスーペルコパの第1戦だけであり、その後は昨シーズンのようなダイナミズムもオートマチック性も見受けられない。メンバーは同じであっても、エラーばかりが増え、プレーのレベルはまったく追いついていないのが実情である。なかでも、ロナルディーニョとデコが一刻も早く本来の調子を取り戻すことが重要。シーズン終了後のW杯のことなどは今は忘れ、目の前のゲームに集中すること。そしてリーガを獲得したことに満足しないこと。ライカーはチームに喝をいれなければならない。