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ものすごーく今更ですが、録画を見まして。これは確かにつまらないの謗りを受けて当然でしょうね……。 つまらない云々の評価はさておき、最後までなんのアイディアも出ないままマドリーのマンツーマンに屈したのはなかなか絶望的でした。
バルベルデバルサのスタイルはどう嘆こうと変わりませんし、今季終了までクレの監督解任希望は馬の耳に念仏でしょうからそこは置いておくとして、深刻なのは最適なピボーテ不在問題と9番の不在問題でしょう。 スアレスが問題なのはご覧の通りなわけですが、しかしグリーズマンをそこに当てはめるってのは「まだそっちの方がマシ」程度の選択肢なんですよね……。 彼の最適なポジションはツートップの片割れかセカンドトップであって、今スアレスが担ってるような「相手CBと駆け引きしつつ、手前のスペースでのポストプレーもこなす」ような肉弾戦はそこまで得意ではないはず。 代替の選択肢がないためにスアレスを引っ張るしかない悲哀を強く感じます。 デンベレがフルコンディションなら、MSN初期のようなメッシをトップ下に置いたツートップ型とかも成立すると思うんですが……。
また、ピボーテにはブスケツの体調不良でラキさんが引っ張り出された形ですが、これも結局は穴埋め以上の何かではないわけですし……。 デ・ヨングがこの位置に不適格なのは明らかで、ブスケツの代替要員が居ない事実はここ最近の起用法からも明らかですが、一方でブスケツの衰えも明らかです。 アルトゥールが万全ならデ・ヨングと合わせてのドブレピボーテによる4231も成立したのかもですが、最近これもあまりうまくいってない印象ですしね……。 なんとかかんとか433やってますけど、肝心要のピボーテに適した人材が居ないのは致命的にきついです。
端的に言って、どん詰まりでしょう。 良い選手は揃っている、という意見もわかりますが、実は一番補強すべきポイントが(デ・ヨングのピボーテ不適合も含めて)今季補強できていない。それが瞭然としたクラシコだったと思います。 バルベルデ監督の交代策の無力さを見ても、今のスカッドでの代替案はなさそうですし、これはじり貧ですね……。
(119-230-201-121f1.osk2.eonet.ne.jp)..2019/12/21 14:39:31(土) [88501]
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