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私はもう1011以降ずっと幻影を見ています。あんな時代は私が生きている間にはもう二度と来ないかもしれません。それでもなんやかんや惰性で応援し続けています。そういう意味ではビラノバ以降明らかに下降していくバルセロナを見続けています。
私が自分の意思でソシオに入ることができる年齢になった時、既にソシオになる権利はカタランに絞られており、意思決定の一票すら持つことは叶いませんでした。自分に投票権があればきっと今頃署名を送りつけていたかもしれません。
しかしどんな組織にも黄金期があれば低迷期もあります。リヴァプールやバイエルンだってリーグで辛酸を舐めさせられていた時期がありました。ユベントスだって一部復帰以降もしばらくの間はさっぱりでした。それはもう必定なので正直私は諦めてメッシに感謝しつつ、それ以後をフラットな気持ちで楽しみにしています。
また強くなったときに、弱かった時代を知っていればもっと感慨深いんだろうなと、僕はペップ時代からクレになった新参者(なんと12年目)ですので、暗黒時代の話をされている古参の方々をどこか羨ましい気持ちで見ていました。
暗い未来予想図しか今は見えないかもしれませんが、そんな暗がりの中だからこそ見える小さな光たちがカンテラから出てきて、いずれ大きく輝いてくれれば嬉しいなと思う所存です。
(p441091-ipngn4701sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp)..2020/10/ 6 00:48:48(火) [90604]
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