0-0:ターボ不発。
マンチェスター戦に向けて、いまひとつ弾みがつかないエンパテ。
悲しいシーズンをせめて少しでも晴れやかに終えるため、なにがなんでもいい試合・いい内容にしなければならないマンチェスター・ユナイテッド戦に向けた、最後の“準備試合”。カンプノウにエスパニョールを迎えてのバルセロナダービーは、モヤッとした不完全燃焼感の残るゲームとなりました。ペリコの出来はバルサ以上に酷かったのですが、そんな相手でも本拠地で粉砕できないのがこのバルサ。頭の半分が水曜日に飛んじゃってるとしても、勝って弾みをつけておきたいところでした。あとは練習で見つかった課題をどれだけ修正し、大決戦に向けて気持ちを高ぶらせていけるかです。勝負の時まで、あと3日。あと3日です。
◇リーガは完全にアウト
“バルサは終わった。リーガはマドリの手の中にある”。今回のバルセロナダービーの結果を受け、首都系メディアはそのようなことを書いてくれているのですが、バルサにとってのリーガが2週間前のヘタフェ戦で終わっているのはクレにとって周知の事実です。いくらジョアン・ラポルタが「タオルを投げる必要はない。タイトルは楽観的でないと獲れへんし、私はリーガとチャンピオンズの2冠を想像している。想像は希望やからね」などと桁外れのポジティブさを見せようと、ライカーが試合後に「リーガはまだ捨ててない」と言おうと、それを本気で信じるソシオが何人いるでしょうか。でもそれはそれで構わないのです。大事なのは表向きのスタンスですから。
シーズンの最重要ゲームを3日後に控えるクラブとしては、ここは気持ちを盛り立てていかねばなりません。だから今回のダービーが物足りない内容と結果だったとしても、それはライカーが言うように「チャンスは作ってたのに、運がなかった。結果は付いてこんかったけど、そのためによくチームは働いていたよ。ゴールが決まれば、流れは変わる。チームの仕事は非常にポジティブだった」ということにしておけなくもない。前半はさっぱりパスミスだらけではありましたが、後半はいくらかの挽回を見せてはいますから。でもねぇ、やっぱりここは勝っておきたかったですよ。
◇ムードを盛り上げたかったデルビー
デルビーのバルサは壊滅的だったわけではないし、たしかに監督の言うとおり、選手たちは勝つために精一杯のプレーをしていたでしょう。でも結果が伴わないのはこれまでと同じであり、それによってリーガがさらに絶望的になったことよりも、ユナイテッド戦に向けて変えておきたかった流れを変えられなかったという点で、このエンパテはとても残念です。バルベルデ監督が言うように、エスパニョールはこの引き分けでモラルを上昇させたかもしれない。でもバルサはそうではなく、なんとなくモヤッとした空気に変化はありません。負けないにせよ、勝てない。ここ8試合で、獲得したポイントはわずかに7。これではなかなか、士気だって上がってはこないでしょう。リーガとヨーロッパは違う、と切り替えられればいいですが、どうもバルサはそんな器用じゃないような気がします。
バルサにマンチェスターに勝つ可能性はあるか。もちろん、あります。モスクワでビッグイヤーを掲げる可能性だってあるでしょう。でもそれはフットボルなるスポーツの“なにが起こっても不思議ではない”特性によるところが大きく、チャンピオンズが一発勝負のトーナメントだからでもあります。よってバルサには栄光まであとたった3試合なのですが、問題は崖っぷちまで追い込まれたモラル的にも乗ってないチームが、エラーのまったく許されないゲームでしっかり勝てるかです。シャルケ戦のようなことをしていては、勝機ゼロ。。この試合でも、ちーとは目覚めの予感ぽいものはみられてますが。。。ユナイテッド戦で突如バッチリ目覚めてくれることを祈ります。希望の星はなんといっても登場2分で流れを変えた、リオネル・メッシです。
バルセロニスタの理想は、デルビーがマンチェスター戦への景気づけとなることでした。残念ながらそうはなりませんでしたが、ここまでリーガがダメになったことで逆にチャンピオンズに集中できるとポジティブに捉えましょう。幸い今季のバルサは、ヨーロッパでは違う顔を見せていますし。水曜日のバルサは本当の本当に全力を投入したゲームを戦います。必要なのは、これ以上にない集中と団結。反省会は後でイヤというほど出来ますから、とにかく選手たちには勇気を持って、全力を出し尽くしてもらいましょう。自分たちにはなんだって可能だと信じれば、“奇跡”だって起こるかもしれないですしね。団結!信念!集中!勇気!です。
なんとなく、これ以上書いても愚痴っぽいことしか出てきそうにないので、しばらくどう書こうかと迷った挙句、やっぱり今日はこのへんで置いときます。ユナイテッド戦直前になれば、イヤでも気分は盛り上がってくるでしょう!バモス!
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