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トップページバルサニュース過去記事>4月13日

 

2007年4月13日

2-2:改善なし。

 

またも守備的な乱れにより、勝利を逃したバルサ。

あるいはひょっとして、なにかの奇跡でも起きるかもしれないなどとバルセロニスタが抱いていた淡い希望は、ウエルバの地にて完全に絶えたといっていいでしょう。前半と後半、それぞれ開始1分でエトーが決めたゴールをバルサは守りきれず、またしても格下のチームを相手にポイントの取りこぼし。本日行われるマドリの結果がどうなるかは分かりませんが、現実的に見てバルサは2位が精一杯です。中盤が存在せず、あまりにもエリア近くに侵攻されるチームとしての組織力の不備。これが修正されない限り、バルサが今後もポイントを確保していくことは非常に難しいと言わざるを得ません。うーん、果たして間に合うのか、マンチェスター戦。

 

◇2位になれれば、万々歳?

数週間前から、現実的にバルセロニスタにとっての希望はただチャンピオンズとなっていたわけですが、ベルナベウ・クラシコまでバルサがどうにか耐え凌ぎ、マドリさんがひとコケすれば奇跡もあるいは起こりえるかもしれない・・・なんていうポジティブな期待も、今回のウエルバ遠征にて完全に終わりの運びとなりました。残り6試合で6ポイント差。今夜おそらくそれは9へと拡大するでしょうから、もはや疑いようのない終戦宣言です。二季連続して、バルサは最大のライバルにわざわざタイトルをプレゼント。は〜、めちゃんこ悔しいはずなのに、なにやら虚ろな感じなのはどうしてでありましょうか。負けて悔しい感情も、すでに麻痺しちゃいましたかね。

ここからのバルサは、チャンピオンズ予選免除となる2位を目指しての戦いとなります。夏の北米ツアーを予定通りに行うためには、クラブとしては絶対に死守したい2位の座です。直接のライバルとなるのは、黄色潜水艦ことビジャレアル。彼らは今日アルメリアとの対戦でありますから、バルサがまた2ポイント差をつけられる可能性は大です。さらに4位のアトレチコが今宵バジャドリを撃破しますと、赤白マドリはバルサのわずか4ポイント後方に迫ることとなります。こりゃうっかりすると、4位なんてことにもなりかねない状況ですぞよ。

 

◇いつもの「よく戦ったが・・・」分析

またもや守備的な不注意と中盤でのプレス不在によって大事なポイントを逃すことになったバルサ。これはもはや完全にチーム戦術などというものが存在していないことを如実に証明しているわけですが、それを修正すべきテクニコがどうここを分析しているのか、ちょいと伺ってみましょう。試合後の会見にて、我らがフランク・ライカーは次のようにコメントしています。「そうやね、私はバルサが勝ちを逃したという感想を抱いている。スタートは良かったし、0-1とリードも奪えた。なのに私たちはその後同点とされ、もう一度リードを奪った時、私はこれは勝てると思ったよ。そやけどそうではなかった。私たちには試合を決めるチャンスが何度かあったけど、レクレは最後まで戦い、2-2とした。もうちょっと運があればと思うだけに、残念な結果や。チームは勝利のためにすごくよく戦ったよ。しかし勝利は手に入らなかった。」

なんでしょうかこの、納得をさせてくれない分析は。ライカーは他にも「両チームが素晴らしいメンタリティを持って戦う、フィジカルにハードなゲームでは、簡単には勝てない。繰り返すけど、運があれば私たちは勝ててたと思う。でもそうならなかったのも、フットボルや。」とコメントしているのですが、運以前に普段の練習でやれることはあるでしょう。あれだけ中盤を素通りされ、バルサ以上にレクレが決定機を作っていた(特に後半)のですから、引き分けられて運が良かったと見ることだって出来る。たしかに審判はレクレの1点目を発明しましたが、それでバルサが勝ちを逃したわけではないのです。

そしてライカーはこう語ります。「フットボルでは、相手チームよりも1点多く決められれば、それでなにも起こらへんのや。私たちには試合を決めるチャンスが何度かあったのに、そこで決められんと、最後は引き分けるというリスクを伴うことになる。ただチームは最後までよく戦ったよ。引き分けにされた後も、リアクションを見せていた。不十分ではあったけどね。私たちはラストパスの制度、あるいは試合にトドメをさす最後の動きに精度を欠いていた。結果を急ぐと、そういうことが起こるんや。フエラで2点獲ったのに足りなかったのは残念や。」そりゃまあ3点獲れてれば良かったですが、問題はそっちよりむしろ、2点を奪われ、チャンスを作られまくってた方じゃないですかね、ミスター。

 

◇“格下”にも怖がられないバルサ

このレクレアティーボ戦での引き分けによって、バルサはフエラで4戦連続して勝ちから遠ざかることになりました。2月にサラゴサに1-2で勝利して以来、アトレチコに4-2、アルメリアに2-2、ベティスに3-2、そしてレクレの2-2。ご覧のようにすべての試合で2点をとっておきながら、毎回同点あるいは逆転を許し、この4試合だけで10ポイントを失ってきたわけです。バルサはこの4試合すべてに先制しています。そしてすべて(特に)後半に失速し、相手のやりたいようにやられている芸のなさ。なんなんでしょうか、これは。ライカーがこだわっているように、たしかに運のなさはあります。もう少し運があれば・・・と思うことは多いです。でも勝てた試合は運に助けられた印象が強いし、そもそも運に頼っている時点でダメ。理詰めで必然的に勝ってこそ、カンペオンでありましょう。

前半と後半、それぞれに最高のタイミングでゴールを決めておきながら、相手にまったく精神的ダメージを与えられていない事実。ああ、バルサにリードされたら厳しすぎるよ・・・と思わせられず、いつも逆に押し込まれてアップアップになっているわけですから、何故そこをいつまでもテクニコたちが放置しているのかが、どうにもこうにも不思議でならないです。偉大なるチームが持っている“威厳”をこのバルサは完全に失ってしまい、明らかな格下チームにも舐められている。本当に成り下がったものです。

しかしテクニコがこうも問題点を修正できないのは外野クレとしては諦めの境地として、ピッチにて実際に戦っている選手たちも、自分たちで問題解決できないものなんですなぁ。昨日のような降格争いをしている、フィジカル的な努力が最大の武器であるチームに対しても、声を掛け合うなり、リーダーが喝を入れるなりして危機的状況を防ぐというような様子がない。テクニコが指導者として役に立たず、選手は選手でいつも同じ過ちを繰り返していては、チームが良くなることなんてありません。ラポルタやチキは言うまでもなく責任を取ろうとはしていませんし。。果たしてこの調子で、サン・ジョルディの日のマンチェスター戦はどうなるのか。結局成り行き任せのその場しのぎで“祭り”に突入していく方に、3000点!

明日からはまたポジティブ思考でいきますが、あの試合直後はさすがにそれもしんどいっす。。。嗚呼、なにかと胃が痛い。

 

 

 

 

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