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トップページバルサニュース過去記事>3月04日

 

2007年3月04日

セルティック戦。

 

アトレチコ戦のうっ憤を、存分に晴らしてほしい。

きっちりと勝利し、これまでとはひと味もふた味も違うバルサとなったところを示しておくべきだったコルチョネロ戦に、バルサは見事に敗れました。その敗因のひとつに考えられるのが、リーガよりもチャンピオンズを重視したチーム戦略と、その雰囲気を敏感に受け取った選手たちの勝利への姿勢。本日のセルティック戦を考えすぎたために、アトレチコ戦を落としてしまったという理論です。となれば、今日のゲームは絶対に盛大な勝利を収めなければならず、その勝利によって一度落ち込んだ勢いを再び上昇させなければなりません。ライカーはこの“決戦”用に、フルメンバーを用意しました。フィエスタとなることを期待します。

 

◇フルメンバーで臨む、“大一番”

「私たちが本当に負けられないのは、火曜日の試合。アトレチコ戦よりセルティック戦のほうが、重要度は高い。」これは我らがスポーツディレクターであるチキ・ベギリスタインによるコメントです。意見は人それぞれ。マドリに食らいつき、圧力をかけ、なによりも“ここぞで失敗するバルサはもういない”ことを世に示すために勝利は不可欠だったアトレチコ戦より、フエラにて2-3で勝っているセルティック戦のほうが重要であるとの考えは一般的に受け入れられるものではなさそうであるとしても、テクニコたちがそう思うのならば仕方ありません。事実、ライカーは本日の“一見消化試合”に気合十分。もしもの大番狂わせなど起こらないよう、必勝の体勢で試合に臨むバルサです。

本来はこちらで休ませるべきでは?と思いたくなるメッシとトゥレも元気に出場の予定。カードだけはもらいませんよう、十分注意してくださいませ。ちなみに昨日の会見にて、フランク・ライカーはセルティック戦への展望ではなくメッシ温存に関しての質問攻めに遭い、半ばウンザリもしたのでしょう、次のように回答しています。「メッシがピッチにいたとしても、私たちは同じように負けていたよ。この件は大げさにする必要なんてないし、私は選手にとって良いと考えてあの決断を下したんやからね。」そしてベストメンバーで挑む今夜の試合に関しては、こう語るライカーです。「前の試合に敗れたことや、セルティックと私たちとの実力差については気にする必要はない。明日はまた別の試合になるし、十分に準備し、一瞬たりとも気を緩めんことや。」

 

◇リラックスせず、一気に決めてしまうべし

また、アトレチコ戦ではクン・アグエロにやりたい放題のプレーを許し、昇り竜を相手にしてはさすがの彼でも立ち打ちできなくなってきていることを見せてしまったカピタン・プジョルは、本日のセルティック戦に対し、“まだ何も決まったわけではない”と全力でいかねば痛い目に遭うであろうと警告を発しています。モジャ主将曰く、「セルティックはこの試合に相当な意気込みをもってやってくること、難しい試合になるであろうことを僕は確信してるよ。そやから僕らも、彼らと同じだけの激しさをもってピッチに出て行かんとね。もし100%の力で挑まんかったら、きっと悪い結果になると思う。」

プジョルの指摘するとおり、バルサにとっての今宵の最大の敵は、自分たちの中に潜む“過信”でありましょう。日本の一部メディアを除き、今回のセルティック戦は誰もがバルサが大本命であると考えています。第1戦のスコアもバルサにとってかなり有利であり、消化試合とまではいかずとも、普通にやれば間違いなくバルサが勝ち抜ける試合。そういうゲームで注意すべきは過信に他ならず、ひたすら謙虚な姿勢でプレーに臨まなければ、負けないにせよ無様でみっともない試合を繰り広げることになりかねません。ヨーロッパの晴れ舞台で、そのような失態はご勘弁なのです。

まあセルティックが勝ち抜けるためには、カンプノウで0-2、1-3といったスコアで勝利しなければなりません。そのためには攻めに出るしか道はなく、さらに強力な運を味方につける必要もあるでしょう。しかし正直な話、内弁慶な彼らにその力があるかといえば、非常に微妙。ゆえにバルサはこの試合、さっさとセルティックのかすかな希望の光を消し去り、完全なる消化ゲームとするべく一気に畳み掛けねばなりません。1点獲っただけで満足し、あとで苦しむというパターンはもう見飽きました。怒涛の攻めで1/4ファイナルへの切符を確実なものとすれば、あとは流すなりフィエスタにするなりご自由に。ですがそれまでは、一切の手抜きはNGです。

 

◇後味のいい試合を希望

選手のコンディションありきではなく、クアトロ・ファンタスティコスに不満を抱かせないため、機械的なローテーションを採用するのはまったくもって賛成できないとはいえ、今日のセルティック戦はライカーの予定通り、ベストの布陣で勝利を目指すことが可能です。ならばその思惑にしたがい、存分にいいフットボルを展開することによってファン・ソシオをこれでもかというほど喜ばせていただきましょう。チャンピオンズ・アンセムが大好きなライカー・バルサですから、リーガで幾度となく見たような情けないプレーは姿を現すはずもありません。今宵のセルティック戦は、ビセンテ・カルデロンでの失態を10000パーセント忘れさせてくれるような、壮大な試合となるはず。少なくとも前半は、クレが大満足するような内容でなければならない試合なのです。

注目はトンチンカンなローテーションを繰り広げるライカーが、このフル装備が可能となったチームでどのような選手起用を行ってくるのか。そしてスターボールが輝く以外にモチベーションの見つけにくい試合で、選手たちはどのような姿勢でセルティックを攻略してくれるのか。外野のファンとしてはバルサの勝利はすでに2-3の時点で約束されていますので、あとはどれだけチームがアトレチコ戦の苦い後味を消し去ってくれるのか、です。理想は前半の早い段階で勝敗を決し、後半はボージャンショーによるお祭りとなることですかね。とにかく心地いい後味が残ることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

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