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トップページバルサニュース過去記事>1月03日

 

2007年1月03日

2-2:パッとしない年明け。

 

やる気の上がらない試合で、お寒いスタート。

クレとして思い出したくもない2007年の幕が閉じ、新たなる希望の一年とすべき2008年がスタートしようとも、それだけでバルサを巡る状況が一変していたなんてことは、間違ってもありません。年が明けようとも反省点はそのまま残っているし、チームがいきなり別ものになっているはずもない。バルサの2008年、最初の試合である国王杯アルコヤノ戦は雨の中の寒い試合となり、終了間際の同点弾にて追いつかれるというパッとしないスタートとなりました。バルセロニスタにとっては忍耐の要求される日々が、今しばらくは続くことになりそうです。

 

◇年明けもまずは「なんだかなぁ」

初日の出とともに、新年は過去をリセットした状態から始めたい。出来るものならそうしたいところですが、プラスはプラスのまま、マイナスはマイナスのまま始まる。それは避けようのない事実です。昨年はバルセロニスタにとって、一刻も早く忘れてしまいたくなるような一年でした。特に終わりの印象は最悪で、記憶の中で最低のクリスマスを送ったというファンも多かったことでしょう。そしてその途方もない悔しさを背負っての始まりとなった2008年なのですが、悪い憑き物はまだ落ちてはいないのが現実のようで。冷たい雨の降るカンプノウにて開催された消化試合、アルコヤノとの国王杯1/16第2レグはモチベーションの上がらないままに90分が経過し、終了直前に同点にされての2-2なるスコアにて終了しています。うーん、パッとしない。

同日に開催された他会場の試合でも、マドリーやセビージャ、エスパニョールといった強豪チームたちがエンジンのかからぬプレーで苦戦を強いられていることからも分かるように、新年早々の格下とのゲームは気持ちのありようが難しいものです。しかし彼らはいずれも勝利という最低条件はクリアしており、バルサとしてもそこは譲ってほしくありませんでした。セグンダBのチームにカンプノウで89分に同点にされて終わるなんてのは、応援に来てくれたファンに対して失礼。まあすでに、この程度では驚きも怒りもしない自分がいるのも事実なんですが。

 

◇こちらも変わらぬライカーコメント

この残念な試合の内容と結果に対し、指揮官フランク・ライカーは次のように語っています。「一番重要なのは、私たちが次のラウンドへ進んだことなんや。この試合に勝てんかったことが、良くないことなのは間違いない。馬鹿げてるといってもええやろう。そやけど私は、この結果がおかしいというのはまた違うと思う。選手たちは戦っていたし、出来る限りのことをやっていた。後半はちょっと気が緩みすぎていたのは事実やけどね。つまりは物事を大げさに話す必要はないということなんや。」ユルいプレーは特に後半に随所に見られたものの、こんな盛り上がりの欠ける試合にしてはよくやった。だからムダに騒いでくれますな、そういうことです。

ちなみにライカーは、2点を奪われて同点にされた後半の出来の悪さを、こう説明しています。「私たちは後半になると支配率を失うようになり、あまりに簡単にボールを奪われていた。パスも正確やなかったし、エストレーモたちも中央へ寄りすぎるようになってたんや。一番悪かったのは、私たちがボールを追いかけて走るようになっていたこと。それによって不必要に、状況を難しくしてしまったよ。修正点として勉強しながら、修正できてないところが幾つかあったのは明らかやね。」いつになったらその問題点を解決できるのか、サッパリ期待できないのが悲しいライカー・バルサ。アルコヤノ戦だから逆にエラーも出た、とポジティブに理解させてもらいましょう。

実際、第1戦を0-3と勝利し、開始10分で2点のリードを手にした第2戦に“見るべきところ”なんてほとんどないです。しかも雨だって降ってる。テンションも↓↓↓です。そんな中で前向きな話題は、エヂミルソン神父がようやく、半年に渡るリハビリを終えてピッチに戻ってきたことくらい。彼の復帰に関し、ライカーは次のようにコメントしています。「ええデビューとなったね。彼は意図を持ってプレーをしていたし、堂々と中盤を支配していたよ。90分間プレーするのは難しいかなと思っていたんやけど、最後は疲れを見せながらも、彼はプレーをし通してくれた。これはチームにとって、すごくええニュースやね。」

 

◇スタンドのファンのために、勝たねばならなかった

いくら太陽あふれる地中海に面したバルセロナとはいえ、この季節は寒い。雨がしんしんと降っているとなれば、それはさらに厳しいものとなり、濡れながらもスタジアムで国王杯アルコヤノ戦なんてのを観戦をするとなれば、それはもはや賞賛の域に達しているといえるでしょう。昨日カンプノウを訪れた3万人の観客は、もう「エライ!」としかいうしかありません。スタンドを訪れたファンの多くは、冬休み中の子供たち(と連れ立った親)でした。少しでも観客を増やそうとキックオフ時間を20時から18時へ繰り上げたことも功を奏し、それなりの数が集まったアルコヤノ戦。チームは彼らを絶対にガッカリさせてはならず、楽しいゲームを提供し、「来てよかった」との感想とともに帰さねばなりませんでした。

なのにファンが楽しめたのも、いきなり2点を奪った最初の数分だけ。その後はしょっぱいプレーを見せた末に、最終的に勝ちきることすら叶わず、ホイッスル目前に同点にされるという体たらく。雨の日にスタジアムに足を運んだ子供たちの気持ちに応えられなかった、ただそれだけで正座一時間+反省文五枚分くらいのお仕置きを受ける価値はあるでしょう。やる気が上がらないのは、選手たちの事情。その代償を、せっかく応援にきたファンに払わせてはならない。ちょっと意識が足りないのです。

そんなわけで、新年早々から愚痴ることになってしまったこのコーナー。2008年は能天気にはしゃぐ文章ばかりになればいいと思いますが、そうもいきそうにありません。バルサは明らかに2007年からのお寒い流れを引きずっていて、雰囲気を激変させられそうな要素も見当たらない。バルセロニスタは今年も、おそらく忍耐やポジティブ思考を多く求められる一年となるのでしょう。お互い、覚悟の上に頑張って応援をしていくことになりそうです。そしてフットボルなんかより、生活で一番大事なのは健康だということもお忘れなく。バルサが奇跡のトリプレッテを達成しようとも、健康を崩してはどうしようもない。なので2008年が皆様にとって健やかで、かつバルサにも希望の見える一年でありますように。フェリス・アニョ・ヌエボ!今年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

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