決戦の日曜日。
泣いても笑っても、あと1試合。
レアル・マドリーが4年ぶりとなるリーガタイトルを手中に収めるのか、それともFCバルセロナが3年連続優勝という偉業を達成することになるのか。はたまた、大どんでん返しでセビージャがトリプレッタをやってのけてしまうのか。その全ては今日、いよいよ今日、決まります。最終節に優勝チームが決定するという、ここ数年で最も盛り上がる展開へともつれ込んだ06/07リーガ・エスパニョーラ。この6月17日は、ありとあらゆる感情の渦巻く、パッションが支配する一日です。フットボルでは、どんな事だっておこり得る。とにかく我らがバルサはやることを全てやり、あとは運命の結果を待つだけです。いい試合をし、勝って終わる。そしてマジョルカに、大いなる幸運が味方しますように。
◇幸福感の影響はいかに
カンプノウでのベティス戦、終了間際にウッカリミスからソビスにゴールを叩き込まれてマドリーに首位を明け渡し、先週は勝利目前にしてまたも同じエラーを犯して痛恨のドロー。バルサはこの2度のギャグとも思える失敗によって、最終節での逆転Vというドラマのお膳立てを行ってきました。全てはこの日、より脳内ホルモンを分泌させながら祝杯をあげるために仕組まれた、大いなるシナリオ。そう思わなければやってられないので、勝手にそう信じておくことにします。なにをどう判断しようと、思考は自由ですし。いずれにせよ、この本来は不必要だったはずのドラマチックなお話がバルセロニスタにハッピーな結末となるための条件は、いたってシンプル。バルサがマドリーよりも1ポイント多く獲得する、それだけあります。
白組さんは、本拠地サンチアゴ・ベルナベウにマジョルカを迎えます。できればマジョルキンたちの勝利なんてのを期待したいのですが、バルサはあれこれ余計なことは考えず、ナスティックに勝って、あとは結果を待つ。それしかありません。マドリーはただ、勝てばそれだけでカンペオン決定。条件面だけなら、アドバンテージは明らかに彼らにあります。それを覆す要因があるとするならば、それはメンタル面です。白組の優勝条件はバルサ以上にシンプルであり、彼らは高いモチベーションを持って試合に臨んでくるでしょう。しかしそれが高じてプレッシャーとなり、ロマレダでの時期尚早なフィエスタに怒ったマジョルキンが意地を見せれば、楽しいことが起こるやもしれません。あるいは、幸福感と油断が彼らにあれば、モアベターです。
先週末、マドリーは執念で自力優勝の可能性を引き寄せました。しかしそれをメレンゲ会長は“すでに優勝した”と勘違い。誇りを傷つけられたマジョルカは、いつも以上にやる気満々です。さらにバルサの過去2年もそうでしたし、日本のプロ野球などでもそうなのですが、優勝を目前にしたチームはその後の“祝勝会”の準備に気分を持っていかれることもある。今日のゲームはベッカム王子やロベルトきんに君らのラストゲームでもあり、なにかと行事的なものもあるのでしょう。このフワッとした空気が、チームにほの |