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トップページバルサニュース過去記事>6月06日

 

2007年6月06日

デルビー第一弾、制覇。

 

コパ・カタルーニャ、優勝。

バルセロナ近郊の町サバデルのノバ・クレウ・アルタにて開催された、エスパニョールとのコパ・カタルーニャ決勝戦は、90分間の戦いを通して1-1のドロー。ペナルティ戦の結果、バルサが5-4で勝利し、スペイン・スーペル杯に引き続いて(一応)今季2つ目のタイトル獲得となりました。今週末に本当の勝負を控えている両チーム、出場したメンバーは共にカンテラ中心の“ベイビーチーム”編成。代表選手をごっそりと欠くバルサはいうまでもなく、ペリコもリーガ戦をにらみ、主力を大量温存です。よってエネルギー充電度でいえば、土曜日はエスパニョールが幾分有利。さて前哨戦は、バルサが獲りました。あとはこの流れを切らさず、本番デルビーで3ポイントを獲得するのみ。兄貴分として、きっちり応えなければなりません。

 

◇ベイビー対決は、バルサの勝ち。

スターたち不在での対決となったこのファイナルでしたが、前半の内容はなかなか面白いものだったようで。バルサとしては、カピタンマークを腕に巻いて(!)出場していたチアゴ・モッタにリズムを掴ませられたのが収穫。デルビーにはエヂミルソンが出場停止となっていますので、ライカーにとっては明るい話題です。あとはたくさんのカンテラーノたちに、バルサAとしての経験を積ませられたことも、この試合の意義でした。バルサBが実質4部リーグに降格になり、来季は散り散りになってしまうであろう彼らに、プレー機会を与えられた。昨日ゲームに出たカンテラたちが一人でも多く、またトップに戻ってこれますように。この勝利は、降格という悲劇を味わったカンテラーノたちへの最後の“慰め”でもあります。

さて、試合は開始わずか8分にベレッチのパスを受けたエスケーロが先制点を決め、その後エスパニョールが激しく反撃するという展開。ジョルケラは連続するペリコたちの攻撃をよく防いでいたのですが25分、左サイドからのクロスをペドラサに合わされて同点とされています。後半になるとバルサのプレーはガクッと落ちるのですが、両チーム共に決め手を欠き、またはペドラサのゴールがオフサイド判定にもなり、追加点は奪えずに終了。ペナルティ合戦の末、バルサが優勝トロフィーを掲げることになりました。なにはともあれ、結果として勝ったということはチームに幾ばくかの勢いを与えてくれることでしょう。カピタンとして“ベイビー”たちを引っ張ったモッタのコメントをどうぞ。

「僕らはまず自分たちが勝利を手にし、さらにマドリーがポイントを落とすのを待つしかない。僕は土曜日にはバルサがリーダーになっていると信じているけど、リーガでエスパニョールに勝つためには、とても集中していかなあかんよね。今回の試合は、土曜に向けてリズムを掴むために良かったと思う」

 

◇ロナウジーニョ、デルビーは可能性低し

明日、FCバルセロナはスペインスポーツ規律委員会(CEDD)に対し、リーガ大会委員会によって下された「1試合の出場停止」処分への上告書を提出する予定になっています。CEDDがこの決定を覆し、ロナウジーニョをエスパニョール戦に出場OK!とする可能性はきわめて低いだろうというのが一般的な見方ですが、クラブとしてやれることはやり尽くそうというわけです。CEDDは金曜日に会合を開き、ロナウジーニョに対しての最終処分を決定します。スポルト紙の伝えるところによりますと、ロニーがこのままデルビーを出場停止となる確率は80%。残る20%はとりあえず処分保留となり、最終節のナスティック戦に罰を受けるというものだそうです。保留になる理由は、バルサから提出される書類を分析するのに、時間が足りないだろうというものです。

これはしばしば用いられる作戦ではありますが、その狙いはCEDD側とて分かっています。この今のような状況で、処分保留という決断を下せば、マドリメディアを中心とした騒動(キャンペーン)が発生するのは目に見えていますし、彼らとてそれは避けたいところ。テレビなどで取り上げられているこの問題を委員会はよく知っているわけですし、早い決断を出すことが事態をサクッと終わらせる最良の手段だと考えているに違いありませんので、今回は作戦が的中する望みは薄いと判断するのが妥当なところです。ということで、ライカーには“プランB”を発動してもらうことになるでしょう。

 

◇土曜はやはり、“プランB”で

昨日このコーナーにて、「プランBにはジョバニ・ドスサントス召集の可能性あり」とお伝えしましたが、これは外国人登録枠の問題から無理な話でした。ドスサントスは今季、リーガ出場選手としてLFPに登録されていません。「彼にはなにか特別なものがあるね。大きな未来のある選手」だとライカーは昨日も語っていますので、来季はトップチーム登録の可能性は高そうですが、“晴れの日”は少しお預けということで。いずれにせよ、プランBにはモッタが入ってくるのは確実であり、放出の噂されるブラジル人ピボッテに対しライカーは「この2試合に出場したし、今回はとても良かった。リズムを掴めてきたね」と評価コメントを出しています。公式戦も残り2試合にして、ようやくリズムが出てきた超スロースターター・モッタよ、アニモっ。

「私はまだ、私たちが3つ目の優勝カップを手に入れられると信じてるよ。そのためには、努力が必要であることは分かってるけどね」と、今季2個目のトロフィーを獲得したオランダ人監督は述べています。そのための努力、それはエスパニョール戦に勝利するためのコンディションを整え、試合に全身全霊で挑むことです。昨日の“ミニデルビー”はアスールグラナの勝ちで終わりましたが、土曜日の大本番はまったく事情が異なることも了解済み。舞台も違えば、役者も違う。昨日のゲームは、あくまでも“前哨戦”でしかありません。ライカーは言います。「この2つの試合は、分けて考えんとね。私たちが多くの選手が不在だった影響を受けていたように、エスパニョールもまた複数の選手を欠いていたからね。土曜日の対決が、まったく別物となるのは間違いないよ」。

 

 

 

 

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