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トップページバルサニュース過去記事>6月03日

 

2007年6月03日

フレンチ・バルサ?

 

久々に、夏のマーケットの噂話でも。

EURO予選を始めとする各国の代表戦によるリーガ中断のため、バルセロニスタにとってはなんとも所在無い今週末。こういう時に盛大に花が咲くのは、移籍ネタしかありません。そこでここ数日、カタルーニャメディアを賑わせているのは、あの超有名フランス人デランテロのお話です。ちょうど一年前、バルサ入団が確実といわれながらもアーセナル残留を決意したアンリでありますが、ラポルタの彼への執着心は薄れることはなく、そしてアンリ本人もロナウジーニョとのプレーを選択肢から外してはいないのだそうです。その他にも、この夏に入団が噂されているのはフランス人が多数。かつてバルサを支配していたジンクスも、今となっては懐かしいものとなりました。

 

◇フランス人=ダメのジンクス

ひと昔前、FCバルセロナには次のようなジンクスがありました。“フランス人プレーヤーは、バルサでは成功しない”。ローラン・ブランに始まり、デュガリー、プティ、クリスタンバル。それににデウーやドゥトゥエルなんて選手もいましたね。いずれも代表クラスのプレーヤーではありましたが、たまたまだったのか、それとも当時(1990年代後半〜2000年初頭)のバルサにはフランスの呪いでもかかっていたのか、とにかく彼らは“大活躍をした”といえるようなパフォーマンスを示すことなく、ジンクスへの信憑性だけを残し、クラブを去っていきました。この嫌な流れを断ち切ってくれたのが、03/04シーズンにモナコからやってきた快足エストレーモ、ルドビク・ジュリだったわけです。現在はこれにリリアン・チュラムが続き、スタメンとして定着しています(成功した、といえるには微妙ですが)。

そしてメディアが紹介している来季のFCバルセロナ強化プランに登場している選手の名前には、実にフランス人が多い。これはかつてない傾向です。アーセナルのティエリー・アンリと、リヨンのエリック・アビダル、そしてモナコのヤヤ・トーレ。しかもこのお三人さん、程度の差こそあれ、「バルサ入団の可能性が濃厚」といわれています。そういえばフランス人ではないにせよ、ここ数年のバルサの補強はフランス絡みが多数あります。PSGのロナウジーニョ、リヨンのエヂミルソン、モナコのマルケス。以前はオランダ経由でやってくる選手が多かったのですが、こういった点でも時代の移り変わりを実感するものです。

 

◇噂される、3人の実力者たち

バルサがこの夏、特に補強したいと狙っているポジションは3つ。シルビーニョとジオの高齢化に伴う左ラテラルと、一年を通して安定感のある選手がいて欲しい守備的ピボッテ、そしてラルソン級の能力を持った“第2の9番”がそれです。この必要条件に対し、名前が挙がっているフランス人たちは、いずれも文句なくフィットしています。27歳で、強靭なフィジカルを備えた一流ラテラルであるアビダル。