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トップページバルサニュース過去記事>5月30日

 

2007年5月30日

プチ情報集。

 

バルサ関連ニュースを、幾つかご紹介。

 

◇誰も喜ばないタイミングでの代表戦ウィーク

シーズンはいよいよシナリオの最重要ポイントに突入し、ここが一番盛り上がる!という瞬間の、代表戦による中断。他のリーグは日程を終えているため、スペインの各クラブやファンだけがこの影響を受けているわけですが、これは“冷や水を浴びせられる”という言葉が本当にピッタリです。ファンにとっては物語が“ここぞ!”というところで長いCMを入れられるようなものであり、選手たちも集中力の維持や遠征の疲れと戦わなければならない。代表戦で中心選手にもしものことがあったりしたなら、とライカーやカペッロも不安を抱いていることでしょう。この招かざる代表戦による中断のことを、あちらでは“FIFAウイルス”と表現しています。なかなかお上手ですが、リーガも日程をなんとか出来なかったものでしょうか。

カレンダーも残すところあと2節、リーガのタイトルを争うクラブにとってだけではなく、ヨーロッパ戦の出場権をかけて戦うクラブにとっても、この中断は冷や水です。降格の懸かっているチームにとってもそうでしょう。代表クラスの選手を揃えるチームは、まさに閑古鳥が鳴く状態。この重要な時期にきて、監督は控えクラスの選手たちとしか練習を行うことができません。このような事態が発生することは、スケジュールを決める時点でも分かっていたはず。代表戦が決まったものなら、それを回避する日程を組むべきであり、リーガだけが取り残されているのは“??”を感じずにはいられません。そして私事ながら、代表ウィーク中は面白い話題がなくなるってのも困ったもんです。

 

◇ボージャン、来季はAチーム昇格か

昨日、フランス方面からボージャン・ケルキックがサンテティエンヌへレンタルされるのではないか?という情報が流れてきました。しかしこの報道に対し、バルサのスポーツディレクターであるチキ・ベギリスタインは「その話は真実やないよ」と軽く否定しています。この若き天才デランテロに対しては2部A落ちが決まっているナスティックも熱烈ラブコールを送っているようなのですが、バルサは現時点ではボージャンを他所のクラブへ預けるつもりはなく、自分らのチームでどうにかするつもりのようです。つまりはAチームへの昇格ですね。

バルサBが実質4部リーグへと降格してしまったことで、カンテラっ子たちの行く末が大いに懸念されている今日この頃、飛びっきりのキラキラ星であるボージャンのプレー場所は特に注目を集めています。レンタルはその有力な選択肢でしたが、スポルト紙の伝えるところによると、どうもAチーム昇格は間違いないらしい。バルサと似通ったプレー哲学を持ち、成長を続けられるクラブを見つけるのが困難であるというのがレンタルを断念した理由だそうで、バルサに残ることこそがボージャンにとって最良の選択だと考えた模様です。

お馬鹿な放出などしないかぎりはエトーが“第一のデランテロ”であり、二番手にくるのは夏に補強するであろう選手。グジョンセンの去就によって微妙に変わってはきますが、となるとボージャンは三番から四番手あたりのデランテロということになります。出番はもっぱら、コパなど優先度の低い試合となるでしょう。思い返せば、メレンゲのラウールがトップデビューを果たしたのは17歳でした。セスクだってしかり。抜きん出た才能があれば、17歳であっても十分に通用することは先人たちが示していますし、テクニコもその素質を彼にみたのでしょう。目論見があたり、1年後に大化けしてくれたら最高なんですが。というわけで、彼が日本へ来る可能性は大幅にアップですが、U-17だU-21だとお呼びがかかりまくっている彼です。休みもあげたいんですよねぇ。この一年、彼はまったく休みなしですから。

 

◇思惑が錯綜する、試合開催日

世間の注目が最高レベルに達する、タイトルの行方が決定する第37節と最終節のゲーム。テレビ局にとっては、このいまの白熱する優勝争いは活用できるだけ活用しなければなりません。けれどもテレビ局の利益と、リーガ協会や各クラブとの利益は必ずしも一致はしない。そこで試合開催日を巡っての駆け引きが繰り広げられていくわけですが、どうやらユーロの提供側であるテレビの利益のほうが、クラブのそれを押しのけようとしています。第37節は6月9日土曜日となる気配が濃厚。代表戦があるため、少しでも準備に時間をとりたかった(つまりは日曜の試合を希望していた)バルサやマドリーの意見は、通りそうにはありません。そして最終節は、逆に17日の日曜となる可能性が高いのだとか。コパ・アメリカが迫っている選手にとっては、これも迷惑な話です。

そしてこの残り2節は、タイトルなりヨーロッパ出場権なり、なにかの権利のかかっているクラブの関係するゲームは全て同時のキックオフとなります。第37節は現地時間21時から、バルサもマドリーもセビージャも、ぜ〜んぶ一緒にヨーイドン。これに果たして、W社さんがどう真摯に対応してくれるかが怖くてたまりません。土曜日の同時キックオフは、日本のファンにとっても利益の少ないスケジュールなのです。まだ公式発表があったわけではないので、選手のためにも、日本のクレのためにも、37節は日曜になってくれることを期待します。土曜日に2試合放送してくれれば、それでもいいんですけど。

 

◇ロナウジーニョ、1試合の出場停止

スペインフットボル連盟の大会委員会が昨日開催され、ロナウジーニョ・ガウチョには1試合の出場停止という処分が下されました。よって、これにてブラジリアン・クラックが第37節のバルセロナダービーを失うことが、ほぼ確定。先日のヘタフェ戦が、ロニーにとって今季のカンプノウ最終戦ということになりそうです。クラブは「専門家と共に状況を検討し、今後の行動を決断をする」という声明を発表。過去の実例からすると、上告委員会がバルサからの再審理要求を受諾してくれる可能性は高くなく、こちらとしてはアプローチ法などを分析する必要があるわけです。あるいはさらに上位のスポーツ規律委員会にまで話を持っていくという選択肢もあり、この場合はロニーへの処分は最終節まで保留になるかもしれないとのことなので、それを狙うことになるかもしれません。上告委員会がバルサの訴えを受け入れるかどうかは、明日決定します。

ちなみにロナウジーニョへの処分に関する、大会委員会の説明は次のようなものです。「私たちは暴力的プレーによって、ロナウジーニョを罰することにいたしました。そしてその以前から、彼がベレンゲルによって挑発行為を受けていたことは情状酌量の余地があると判断し、規約の最少レベルの処分、つまりは1試合の出場停止を適応することにいたしました」。また、委員会はバルサによる「挑発に対するリアクションであり、攻撃性は皆無」という主張は却下されています。挑発の存在は認められましたが、あくまでも受けるほうは“忍の一字”でなければならぬようで。やはり、心ある審判にあらかじめ予防線を張ってもらうしかなさそうです。

 

 

 

 

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