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トップページバルサニュース過去記事>5月25日

 

2007年5月25日

プチ情報集。

 

バルサ関連ニュースを、いくつか簡単にご紹介。

 

◇“アタッシュケース”を巡るエトセトラ

シーズン終盤になると、ぶっちぎりの優勝チームがないかぎり、たいていの場合は登場してくる噂話、それが“謎のアタッシュケース”です。その中に入っているといわれるのは、ユーロの札束。リーガ優勝を狙うクラブがライバルの対戦相手に対し、“勝利手当て”の形で報酬を与えると実しやかに語られる“都市伝説”です。そしてほぼ間違いなくオファーが存在しているだろうと語られるのが、明日のカンプノウでのヘタフェ戦。依頼主はもちろんマドリーであり、昨日はそれを裏付けるかのような場面が見られています。なんと闘牛場の観客席に、マドリーの主役たちが隠れることなく登場したのですから、ビックリ。裏があろうがなかろうが、噂話に火をつけてやろうという狙いは間違いなさそうです。

切り口はもちろん少々違うのですが、本日付のスペイン各紙はアタッシュケース話に花が咲いています。マドリー系はセルヒオ・ラモスの「アタッシュケースは存在すると思う」というコメントをメインに紹介し、バルセロナ系は闘牛場で撮影された“疑惑の写真”が中心。その写真に写っている人物が、ファビオ・カペッロ鬼軍曹、ラモン・カルデロン白組会長、そしてヘタフェ会長のアンヘル・トーレスという組み合わせなのですから、もうこれは何を推測されても仕方ないでしょう。青組のトーレス会長は自分がマドリーのソシオであることを公言していますし、わざわざカメラが待っているお祭りの闘牛場へ3人揃って出てくるくらいに、その関係は親密です。彼らは単に仲良しで、闘牛を楽しんだだけかもしれない。でも「別のことも話したでしょ?」と問われても不思議はない。どう捉えるかは、写真を見る者次第です。

 

◇チームメイトのエトー擁護

今週水曜日にマルカ紙に掲載されたサムエル・エトーのインタビューが、物議を呼んでいます。その中でエトーは、「カンプノウのロッカールームには多くの人間が出入りしているし、その中にはマスコミに情報を漏らす密告者もいる。そういう輩は、ロッカーから出て行ってもらう必要がある」と語っているのです。歯に衣着せぬ発言から、なにかと議論を呼んでしまう性分のサム。今回も展開によってはややこしいことになりかねませんが、チームメイトたちからはこのエトーの発言に対し、どうにか早く沈静化させようとする意思がうかがえます。昨日の会見に登場したザンブロッタもジオも、強調するのは「選手間に問題はない」という点です。

まずはザンブロッタのコメントから。「サムエルがどう言ったのかは知らへんし、新聞も読んでへんよ。言えるのは、ロッカールームはすごくええ雰囲気にあるということ。問題はまったくないし、僕らはリーガの残り3試合にとても集中できてるんや」と語るイタリアーノです。続くジオは「メディアに秘密を漏らす選手なんて、ロッカールームにはおらへんよ。マスコミに情報が漏れるのはええことやないけど、僕はそういうのを見たことない」と断言した上でエトーに関し、「ビッグゲームの前に、エトーのことばかり取り上げてる新聞がある」ことのほうが問題があるというような主張を行っています。そして噂の“手当金”についてはジオは「僕は反対やね。いくらお金をもらえたからって、僕のモチベーションに変化はない。1部や2部に所属するチームは全て勝つためにピッチに出て行くべきやし、お金のことなんて考えるべきやないよ」と述べています。

また、先日あちらで発売されたワールドサッカー誌のインタビューにおいて、レオ・メッシもまたチーム内に揉め事なんて存在していないと、彼流の表現方法で語ってくれています。曰く、「特定の選手(ロニー&エトー)の中にいざこざがあるという記事を読んで、笑ってもたよ。もし書かれているように僕らが団結をしてなかったとしたなら、どうやって成功をしてきたっていうんやろうね。フットボルはチームスポーツやし、僕は今もずっとチームメイトたちから勉強してる。それが僕らのロッカーにあるスピリットであり、それがあるから僕らは連続するゲームに勝ててるんや」。

 

◇カンテラの行く末

バルサBの3部リーグ(実質的には4部リーグ)降格が決定し、その背後ではなにやら、不穏な動きが見え隠れしています。それはフィゲラスというバルセロナ近郊の町のクラブが2部B残留を決めた場合、その権利をバルサに提供(売却)しようかというもの。どのような方法によってその手続きがなされるのか、それはまだよく分かりませんが、バルサがこの提案に飛びつきそうだというのには甚だクエッションマークがついてきます。果たしてスポーツマン精神といった見地から見て、その行為はいかがなものか。すべてをユーロで解決して、何事もなかったかのように来季も2部Bでプレーというのは違っているのではないでしょうか。法的には問題なくとも、同義的に問題があるのは明白であり、仮にもフェアプレーの精神に則って行われるフットボルで、UNICEFロゴまで身にまとったクラブがやるべきことではありません。それこそイメージダウンとなるでしょう。

残念きわまりないことではありますが、降格してしまったことは受け入れ、消化吸収した上で次なる解決策を見つけるというのが、バルサ下部カテゴリー責任者の任務でしょう。今回の問題はただ単にバルサBが不調だったというわけではなく、もっと根の深いところに原因があります。それを責任者たちは徹底的に分析し、必要とあらば辞任なり退任をしてもらい、次なるステップへ進むというのが筋というものです。その場しのぎで2部Bの権利を買ったところで、何の解決にもなりません。現時点では監督であるキケ・コスタスに責任をかぶらせて終わりにしようという気配すら漂うクラブに、真剣に解決策を見出せるのかどうか。5年後、10年後のバルサがカンテラ+クラックという編成でいけているのか、それともよくあるような外様スター選手の集まりとなっているのか、その分岐点です。

 

 

 

 

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