燃える首都方面。
あらゆる手を尽くしても、タイトル奪還を狙う。
リーガ・エスパニョーラも残すところあと5節となり、ここにきてのマドリーの追い上げによって、タイトル争いは一気にヒートアップしてまいりました。そこで(特に)盛り上がっているのは、一度は夢も希望も捨てていたマドリディスタと、ここぞとばかりに圧力作戦を仕掛けるマドリメディアです。立場が逆でも似たことはするでしょうが、やられる立場となると、これがそこそこ鬱陶しい。しかし自分たちの仕事さえこなせば優勝するのはバルサであり、選手たちは妨害工作にも慣れています。それにあちらさんが騒ぐほどに、モチベーションも上昇するというもの。苦しんだほうが喜びも大きく、競う相手が憎たらしいチームであるほどに勝負は盛り上がります。久しぶりのこの状況、せっかくなのでバルサは楽しましょう。最後は優れているほうが勝つ。それはきっと、バルサです。
◇さっそく、キャンペーン開始
ゴールデンウィークが終了し、日本では日に日に初夏の太陽が存在感を増す今日この頃、バルセロナは一年で最高に心地いい時期を迎えようとしています。ただひとつ残念なのは、この爽やかな季節が、バルセロニスタにとっては忍耐を強いられるものになっているという点です。過去2年の5月とは異なり、この5月はひたすらに耐え忍び、6月に訪れるであろう歓喜の瞬間を待つための一ヶ月。選手たちはシーズン最後の仕事を果たすために全力集中し、ファンは彼らを盛り上げられるように忍耐強く応援する。ゴールは見えており、もうひと踏ん張りです。そしてそんな中、クレの精神をちょこちょこっと苛立たせてくれるもの、それが首都方面から聞こえてくる、バルサの集中を妨げさせようとする雑音。毎度おなじみのことですが、やはりいつになっても鬱陶しいものです。
スペインの首都はマドリーで、バルセロナはひとつの地方都市。日本と同じように、全国放送番組をもつ首都系メディアには、地方のそれより格段に大きな影響力があり、一斉にキャンペーンを張られると、相当にうるさいものなのでしょう。現地でなければ実感は出来ないものの、想像はつきます。メレンゲのチャンスと見るや、マドリメディアが一気に騒がしくなり、心理戦を仕掛けてくるのはいつものこと。今回もその例外ではありえなく、彼らはさっそく集中力を乱そうキャンペーンをスタートさせているようです。“目的を遂行するためならば、あらゆる手段も厭わない”というのがレアル・マドリーのカラーでもあり、それはメディアも同じ。こちら側はそれに乗らなければいいのですが、ついつい反応してしまうところが悔しいところです。
◇チャビ「有利なのは僕ら」
大体のところで、今回マドリメディアがバルサ妨害のために利用しているネタは次のようなものとなります。ひとつ、サビオラのマドリー移籍の可能性。ひとつ、ロナウジーニ |