首位は維持したものの。
いまこそ問題点を振り返り、活かすべき時。
バルセロニスタにとって、あまりにも悲しいイメージのみを残した週末は、最低最悪の結果だけは避けられることになりました。ここまでのタイトル争いで、お互いサービス満点にポイントをプレゼントしあってきたバルサとセビージャ。昨日、またもアンダルシアの気のいい人たちは首位奪還の絶好の機会を目の前にしながら、本拠地でラシンを相手にスコアレスドローに終わり、バルサの首位はまた1週間キープされることになったのです。しかし首位だと喜んでいられるムードは皆無。なんだかんだでメレンゲは2ポイント差にまで急追しており、奇跡の逆転優勝も視野に入れています。バルサよ目を覚ませ、今すぐに!カタランメディアも、久々にクライシスムード満点です。
◇3位マドリーまで2ポイント差
ラ・ロマレダにて悲惨なイメージを全世界のバルセロニスタに提供し、いいところなく敗れ去ったFCバルセロナ。この時クレは、今度こそセビージャに首位を奪い取られ、レアル・メレンゲにも肉薄されることになると覚悟をしました。セビージャとマドリーは共にカーサでの試合であり、対戦相手はラシン、オサスナといった中位どころだったからです。けれども今季のセビージャは、とにかく人がいい。バルサが負けたのに、こちらが勝つのは失礼とばかりに、0-0のエンパテ。差は1ポイントしか縮まらず、依然バルサの首位は維持されることになったのです。少なくともあと1週間、バルセロニスタは順位表の最上位に愛するチームの名前を見ることが出来ます。しかし、喜ぶ空気ではまったくない。幸運ではありましたが、ただそれだけであり、2ポイント後方にカペッロ集団の影がちらついているのも気持ち悪いです。
リーガは残すところ9試合。カレンダーはバルサ有利だといわれています。カンプノウでのゲームを5つ残しており、上位との直接対決もすでに終了しているからです。とはいえ、ラ・ロマレダで残したイメージはあまりにも酷く、少なくとも今日の時点では、楽観的に構える余裕は消えうせました。特にイヤなのが、カペッロ・マドリーに2ポイント差に迫られていること。あんなに散々なプレーをしていた白組さんが、酷いとはいえマシな時期もあったバルサに肉薄しているとは。つまりそれだけバルサもレベルを落としているという歴然たる証であり、げんなりさせるに十分な事実です。
以前より、セビージャはバルサにとってそれほど危険なライバルではないという気はしていました。終盤の苛烈なカレンダーとプレッシャーに、くず折れる可能性が高いと思われたからです。実際に彼らはバルサの失敗を活かしきれず、いまだ2位に甘んじています。けれどもメレンゲがここにきて希望を見出したとなると、それは面倒です。いい内容ではなくとも、結果を出すことではそれなりに定評のあるカペッロと仲間たちが、バルサとセビージャの失態に乗じて生き残ることが出来た。絶望と怒りが蔓延していたベルナベウに、希望の光が点されたのです。これは間違いな |