FCバルセロナ バルサニュース 各種データ 観戦ガイド バルサマニア 初心者入門  
セレクトブログ
  サッカーエージェント
現場主義
  本当にサッカー業界で
働きたい人へ
  エイジーニョ・ブログ
  サッカーグッズ専門店
ピチーチブログ
   
バルサについて
  >>>選手、歴史など
バルサニュース
  >>>最新バルサ記事
バルサデータ
  >>>各種バルサデータ
観戦ガイド
  >>>カンプノウ観戦
バルサマニア
  >>>マニアックコーナー
リンク
  >>>お奨めリンク
メール
  >>>ご意見・ご感想など
   
バルサグッズ専門店BOTIGA BLAUGRANA
  >>あれもこれも欲しい!
バルサ公認ソシオ入会受付オフィス
  >>日本語のお手続きで!
サッカーセレクトショップFootVogue
  >>各国リーグ、代表グッズ
   
過去記事

トップページバルサニュース過去記事>4月08日

 

2007年4月8日

1-0:これじゃ勝てない。

 

勝利への執念を感じさせず、完敗。

残るリーガ10試合の中で、最難関のひとつだと予想されていたラ・ロマレダでのサラゴサ戦は、予想以上に情けない形で落とすことになりました。ここでの勝利は3連覇に向けての大きな一歩となるはずでしたが、そんなに簡単にドラマを終わらせてはつまらないとでも思ったか、活気の感じられないプレーにてサラゴサに完全敗北。前回のコパでは効果のあった3-4-3による奇襲も機能はせず、またも似たような過ちを、ライカーと教え子たちは犯してしまった感があります。なによりもそのプレーから、気迫や執念が見て取れなかったのが問題です。

 

◇またも3-4-3にチャレンジ

およそ5週間半前の2月28日、ライカーはひとつの決断によって世間をあっと驚かせました。それは奇襲ともいえる3-4-3システムの採用。予想外の戦法に面食らったサラゴサは冷静さを失い、バルサは前半24分で2ゴールを奪うという、申し分ない結果を手に入れています。ライカーのギャンブルが、成功した瞬間でした。しかしこの奇襲戦術は、その後は上手くいったとはお世辞にもいえません。リバポーとのチャンピオンズ決戦、メレンゲとのカンプノウ・クラシコ、台所事情に迫られたという実情はありながらも、この3バックは守備のもろさだけを露呈。明らかに攻守のバランスを欠き、(少なくとも現時点では)使えるオプションではないというのが、一般的な見解でした。通常の4-3-3に戻してからは連勝中のバルサ。いくらコパで上手くいっていたからといって、“まさか”再現はないだろうと思われていました。

けれどもライカーはその裏を突き、再び3バックシステムを採用してきます。驚いたのは、サラゴサではなくバルセロニスタ。肝心のサラゴサ陣営を驚かせなかった時点で、この賭けは終わっていました。もちろん、負けたのはライカーです。3バックにすることでサイドのスペースを利用され、バルサの側はラテラルのオーバーラップを期待できない。中盤には人はいるけれども、支配権は握れない。コパでの対戦では、驚いたサラゴサが引いたことによって中盤を制圧できましたが、今回のビクトール・フェルナンデスはそのあたりも考慮に入れて準備をしていた模様。前半、バルサは何も出来ないままに時間だけが経過していきました。無失点で切り抜けたのは、ちょっとばかりの運があったおかげに過ぎません。

圧倒的な前線への圧力と、完全なる中盤の制圧。それによって一気に勝負を決めようというのがライカーの計算だったのでしょう。けれども前回は2点を奪えていた24分の時点で、バルサはようやく最初のシュートを打てただけ。ボール支配率はサラゴサ60%、バルサ40%という有様です。結局のところ、3-4-3で結果が出たのは国王杯での前半だけ。この試合も前半45分は自ら放棄したのと同じようなものであり、失点はしたものの、バランスは明らかに4バックのほうが安定していました。ライカーさん、これからはもう“奇襲”は考えられませんよう。とにかく、イメージも結果も悪すぎます。

 

◇躍動感のないチーム

そして戦術的な失敗だけではなく、選手たち個人の気迫という点でも、バルサは完全にサラゴサに遅れをとっていました。平日に試合はなく、代表合宿もない。なのにフレッシュさがまったく感じられないというのは、リラックスしきっているという批判を浴びたとしても文句は言えないでしょう。たしかに選手の配置上、思い通りにプレーするのが難しいという点はあったに違いありませんが、それでもサラゴサ側のプレーの活気、あるいは勝利への執念に匹敵するようなものをほとんど感じられなかったのは悲しい事実。チャンピオンズ出場権と、リーガ3連覇。どちらもモチベーションに差が出るようなものではないと思いますが、バルサの選手たちはどうも春の眠気に襲われていたようです。

「僕らが全力を尽くさなかったというのは正しくない。僕らは100%でいった」(チャビ)、「僕らは戦ってたし、献身的に動いたよ。全員が、全力を出してプレーしてた」(デコ)、「1点は取れてておかしくなかった」(メッシ)と、選手たちはもちろん、リラックスしていたなどとは言いません。きっと一生懸命やっていたのでしょう。しかし、サラゴサの選手たちのメンタルとは、どこかに差があったのは間違いない。無意識のうちに、フエラ戦への苦手意識が巣食ってるのかもしれません。「マジョルカ戦で最高の結果を出せるよう、もっと努力していかんと」(ロナウジーニョ)、「あらゆる意味で全力でやっていく必要がある。努力をすれば、自信につながるしね」(プジョル)というカピタンたちの言葉が、現実のものとなるように祈るだけです。今季はもう十分に、“教訓”は得ているのですし。

 

◇敗北を認めるライカー

サラゴサ戦のチームのパフォーマンスに満足していなかったのは、バルセロニスタだけでなくライカーもでした。試合後の会見場に現れたオランダ人監督は、いかにもご立腹だったご様子。しかし公の場ですべての不満をぶっちゃけるというようなことはせず、「ミスをしたのは自分。誰かを戦犯にするのが一番楽やしね」と、皮肉っぽく失敗を受け入れています。そしていい結果を残しているとはいえない3-4-3をまたも採用したことに関しては、「上手くいってなかったのは事実やけど、失点は後半、私たちが4-3-3でプレーしていた時に訪れた」と回答。それはまあ、そうなんですが、素直にはうなずくことは出来ません。サラゴサを褒める次のコメントには同意しますが、(最後の一言は特に)寂しいです。

「サラゴサは非常にええプレーをしてたよ。後半は私たちにも彼らと同じくらいのチャンスはあったけど、失点で大きなダメージを受けてしまった。私たちはどうにか追いつこうと努力したけど、実現することはできへんかった。この結果はサラゴサにとって正当なものやし、ひとつ確実に言えるのは、今回は私たちの夜やなかったということ。今回は、相手のほうがアグレッシブやった。この試合に勝とうという気持ちが、彼らにはよく現れていたと思う。結論は、私たちには勝つだけの力がなかったということや」

 

 

 

 

(c) copyrights 1999-2006 blau-grana.com All rights reserved
このサイトはリンクフリーです。無断転載禁止

サイトマップ 管理人へのメール トップページへ