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トップページバルサニュース過去記事>4月04日

 

2007年4月4日

忠誠心と自己反省。

 

学ぶべきところのある、2人の“プロ”のコメント。

シーズンもそろそろ佳境に入り、リーガは残すところ10試合。国王杯は決勝まで行くとして3試合。この合計13試合を、バルサはすべて“決勝戦”のつもりで戦っていくことになります。あくまでも目指すのは13勝であり、そのためには幾つかの課題を克服し、今まで以上の激しさをもって試合に臨まなければなりません。「チームには、もうひとつ激しさが足りない」というザンブロッタの言葉は、現在チームに必要なものを表しています。タイトルを確実なものとするため、コンディションを整えると同時に、メンタルの持ち方もちょっとばかり修正する。実績十分のイタリア人には、学ぶところが多くあります。そしてマルケスの、“忠誠心”にも。

 

◇チームのプレーに、不満あり

昨日のカンプノウでの定例記者会見には、ジャンルカ・ザンブロッタが登場しています。あまりメディアの前には姿を現さず、イタリア人らしからず寡黙な印象のあるベテラン・ラテラルの言葉は、それだけでレアな価値があるといってもいい。そんな彼がどういったことを語るのかは興味の引かれるところでして、それが“自己反省”的なものでしたから、変に納得してしまいます。先週末のデポルティボ戦、バルサは勝つには勝ちましたが、必要のない労力を要することになりました。それがイタリア仕込みの彼には不満。ザンビーはいいます。「失点をしてからは、チームには少し怖がってる雰囲気があったんや。バルサは試合の終盤にもっと、アグレッシブなメンタリティを持っていく必要があるよ」。分かります。

そしてバルサがセビージャを2ポイント離して首位を走るリーガについては、「まだ30ポイントが手に入る状況やし、レアル・マドリーも無視することはできへんよ。バレンシアやサラゴサともポイント差はあるけど、彼らだって虎視眈々と僕らやセビージャがポイントを落とすのを待ってるわけやしね。どこが優勝するか、簡単には言えへんよ」とあくまでも引き締めムード。「バルサには2冠の可能性が十分ある」とした上で、そのためには今週末のラ・ロマレダ決戦が大きなカギを握るだろうとザンブロッタは読んでいます。曰く、「サラゴサは特に危険な相手」です。

この他にロナウジーニョやサビオラについても語っているザンビーですが、言うまでもなく重要なのは最初のフレーズ、「試合の最後にアグレッシブさが足りない」というところです。バルサほどのチームであるならば、デポル戦のようなゲームはもっと楽に勝たねばならない。今のバルサはある意味で“純粋”であり、ここという場面で試合を終わらせる術を知らず、それによって要らぬ苦労をする。イタリアの、それもユベントスというクラブで経験を積んできた彼にしてみれば、あの戦い方はとてつもなく居心地が悪かったのでしょう。チームはこの“カンペオン”の声に耳を傾け、肥やしにしていかねばなりません。