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2007年3月10日

絶ぇぇっ対に勝つ!!

 

2つの傷口を、クラシコで癒す。

必勝を期したバルサの"3月パワーウィーク"は、正直悲しい結果に終わりました。歓喜の凱旋となるはずが、サンチェス・ピスファンとアンフィールドから、共に残念賞しか持ち帰れなかったバルサ。リーガでの首位は陥落し、ヨーロッパの夢もあえなく終了しました。特にチャンピオンズからの敗退によってバルセロニスタの心にはぽっかりと穴を開いていますが、このタイミングでグラン・クラシコを迎えるというのは、いくつかの点においてかえって好都合といえます。モチベーションでは事欠かないクラシコ、今回は双方共にさらに燃えざるを得ない状況です。傷を負ったグランデたちの熱いゲームとなるのは必至ですが、それでもバルサは勝つ!白組さんたちには、タイトル争いの舞台から降りてもらいます。

 

◇マドリーにアディオスを

ミッドウィークのチャンピオンズは、バルサ、マドリー両チームに深いダメージを与えました。スペイン、いやヨーロッパを代表するビッグクラブである彼らが、揃って仲良くこの時期にチャンピオンズからサヨウナラ。ヨーロッパ制覇の夢は3月のこの時点で露と消え、リーガ・エスパニョーラのタイトルに向けて全神経を集中するしかない状況です(特にメレンゲは)。現在、バルサとマドリーのポイント差は5(それぞれ49と44)。ここでバルサが勝利すれば、差は8となり白組さんはほぼ絶望的な状況となります。残り12試合で8ポイント差というのは、彼らのチーム状況からしてアウトといって差し支えない。彼らがシーズンに希望をつなぐためには、勝って2ポイント差に詰め寄るしかありません。

カンプノウクラシコで圧倒的な勝率を誇るバルサ。順当に考えるなら、今回も当然のごとくクレには喜びを、マドリディスタには失望を与えてくれるでしょう。ベッカム、レジェス、カンナバロ、ロベルトきんに君を欠くメレンゲさんです。このゲームが鬼軍曹カペッロにとってマドリー最後のゲームとなる舞台装置は整っています。白組さんはこのクラシコを落とすようなことがあれば、優勝が夢物語となるだけではなく、来季のチャンピオンズ出場権すら怪しくなってきます。想像するだけでニンマリしてしまうシナリオですが、それだけに"窮鼠猫をかむ"となるのも考えられる。彼らにまだ反撃するだけのメンタリティがあれば、ですが。

一方のバルサにとっても、このクラシコは決して簡単な状況にはありません。ヨーロッパから別れを告げたチームの姿勢を、公の場でグジョンセンが批判。それは論理的で建設的なものだったためにロッカー内に大きな不和を呼ぶということはないでしょうが、チャビなどは「メディアに言うべきことではない」と異論を唱えるなどしており、反バルサの人たちからすれば活用したくもなるでしょう。モッタの謎の"失踪"も同様です。しかしそんなフットボル外のことに、今回は特に意識を乱されてはなりません。何よりヨーロッパで受けた傷をサクッと忘れて国内ドブレッテへの道を再スタートするために、絶対的な勝利が必要となるバルサ。もちろん絶対的に勝ってくれることに疑問はありません。

 

◇盛大にゴレアーダを狙え

なんでもこれまでの長いクラシコの歴史の中でも、両方がヨーロッパ戦から敗退した直後に激突したという前例はないそうです。いってみれば、"未経験限界ゾーン"のクラシコです。いつも以上に、何が起きるかは予測不能。そしていつも以上に、クレにとって"慰め"としての勝利が求められているクラシコでもあります。敗北の傷は勝利で癒す以外に方法はなく、大きな傷ほど大きな喜びで埋め合わせなければならない。チャンピオンズからの早すぎる敗退によって受けたダメージは、1-0程度では物足りないわけです。それはメレンゲさんとて同じことでありましょうが、だからこそ譲れない3ポイントとなる。スポルト紙の一面に踊る、「5-0を夢見る」という文字。いいですねぇ、1994年のドリームチーム以来となる、伝説の5-0。これは効きますぜ。

今回のクラシコはダメダメ状態にある両雄の激突という、かつてないシチュエーションで行われます。とはいえ、どちらが悲惨かというと、「ヒザまで泥沼に浸かっているバルサ<かろうじて水面から顔を出しているメレンゲ」であり、彼らは近年稀に見る酷さといっていい。すべての決断が裏目に出、どうにか命綱一本で生きながらえている彼らに、これ以上希望を提供するのは逆に過酷というものです。さっさと楽にしてあげるのが、永遠のライバルとしての親切心。異論を挟む余地のないほどの敗北を手土産にお帰りいただくのがベストであり、なによりも楽しいです。

ライカーの教え子たちよ、今夜はアンフィールドでのリバポーのごとく、最初からアクセル全開でメレンゲ陣内に迫ってください。様子見なんて、いらない。マドリーはこれまでになく、バルサ以上に傷つき、半死半生。恐れることはありません。一気に攻めれば、必ずや彼らの気持ちも組織も瓦解します。そして早い時間帯に先制点を奪えば、あとはゴレアーダSHOWの始まりです。最大規模のモザイクを引っさげ、スタンドのファンは最大級のサポートを与えてくれるでしょう。ただ選手たちには、自信を持って臨んでほしい。それだけで十分、勝利は我らのものとなります。溜まっているうっ憤、ストレス、そういったものをすべて白いシャツにぶつけるつもりで。大丈夫、彼らにはそれを優しく受け止めてくれる器量あります。

 

必勝メレンゲ戦召集メンバー:
バルデス、ジョルケラ、ベレッティ、プジョル、マルケス、チュラム、ウラゲール、シルビーニョ、エヂミルソン、チャビ、デコ、イニエスタ、エトー、ロナウジーニョ、グジョンセン、メッシ、サビオラ、エスケーロ、以上18名。

 

 

 

 

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