サンドロ・ラミレス

19番 サンドロ 19 Sandro
フルネーム Sandro Ramirez Castillo
(サンドロ・ラミレス・カスティージョ)
ポジション デランテロ プレーゾーン
国籍 スペイン
生年月日 1995年7月09日
出生地 ラス・パルマス
身長 175cm
体重 71kg
バルサ入団 2009年 (トップチーム昇格は15年7月)
トップデビュー 2014年8月31日 ビジャレアル対バルサ (リーガ第2節、0-1)
前所属クラブ バルサB
契約終了年 2017年
移籍金 なし
年俸 推定150万ユーロ
違約金 1,200万ユーロ

経歴

カンテラ育ちの“9番”。

FCバルセロナのスカウト、ジョルディ・グリスがウニオン・デポルティーバ(UD)・ラス・パルマスのインファンティルチームに所属していたサンドロ・ラミレスに目をつけたのは、2009年のことだった。

マドリーのスカウトもまたサンドロ少年に誘いをかけたらしいが、より真剣で熱意のあったバルサの説得に両親も納得、バルセロナ行きを許可した。
14歳でラ・マシアの門をくぐったデランテロはまず、ビクトル・サンチェス率いるカデッテBでプレー。
高い機動力、技術、それに得点への嗅覚によって頭角を現し、Nikeプレミアカップ優勝に貢献した。

フベニールB時代の2011/12シーズンに半月板を手術し、3ヶ月間の戦線離脱となったものの、復帰後もサンドロの得点力に衰えはなかった。彼が実年齢(19〜20歳)よりも年上に見える風貌をしているのは、克己の精神の表れのようだ。

バルサの下部チームやスペイン代表のユースにてネットを揺らし続けた彼は、2013年、バグナックサンペールバブンスキポル・カルベら7人のチームメイトたちとともにフベニールAからバルサBへと昇格を果たした。

エウセビオ率いるバルサB初年度は、31試合に出場し、7得点をマーク。
その活躍が認められたサンドロは翌2014にトップチームの夏のイングランド合宿に呼ばれると、チームに定着。2014/15のリーガ第2節ビジャレアル戦(0-1)にて公式戦デビューを達成しただけでなく、その試合の決勝ゴールをあげ、一躍バルセロニスタの注目を浴びるようになる。

この夏はネイマールが負傷し、出場停止中のルイス・スアレスもまだ起用できなかった事で、同じくバルサBのムニールとともに継続して出場機会を獲得。12試合でプレーし、4ゴールとルイス・エンリケの期待に応えた。

しかしルイス・スアレスがレギュラーとなったシーズン後半からは出番がなくなり、バルサBへと専念。フィリアルでは30試合に出場し、8ゴールをあげている。

2015/16シーズンからは正式にトップチームへ昇格。
レオ・メッシの負傷離脱に伴い、能力をアピールする機会を手にしたが、ゴールという結果を残せず、晴れない日々を送った。

そして翌年、クラブの事情で移籍を半年待ってもらったことを考慮し、契約解除でマラガへと移籍。もてる才能を開花させた。

【プレーの特徴】

バルサのカンテラ育ちにしては珍しい“9番”タイプのデランテロで、高い機動力が特徴。マークの外し方が上手く、常にライン間を動いてスペースを探す。フィジカルよりも運動量と嗅覚で勝負するタイプのアタッカーだ。

ゴールへの貪欲さがあり、チャンスと見れば積極的にシュートを放っていく。
利き足は右だが、両サイドでプレーすることも可能。
ただし“9番”タイプゆえ、一番の特性は中央にあり、スアレスという絶対的9番が君臨しているチームでは簡単にはいかない。

【その他雑情報】

・少年時代の目標はダビド・ビジャ


【獲得タイトル】

  • バルサ
  • リーガ(2014/15、2015/16)
  • チャンピオンズ(2014/15)
  • 国王杯(2014/15、2015/16)
  • ヨーロッパ・スーパーカップ(2015/16)
  • クラブワールドカップ(2015/16)