Liga Española
jornada 28

勝利をもたらしたトリデンテの決定力。
一方で3-4-3の守備に課題。

FC Barcelona Valencia CF
4 2
19 de Marzo - Dom 20:45 h
Camp Nou
: 78,675
Goles
  Mangala (28)
Suárez (35)  
Messi (45pk)  
  Munir (45+1)
Messi (53)  
André Gomes (89)  
Titular
Ter Stegen【7】 Diego Alves
Mascherano【6】 Montoya
Piqué【6】 Garay
Umtiti【7】 Mangala
Busquets【6】 Gayá
Rakitic【6】 Enzo Perez
Iniesta (c)【6】 Parejo
Messi【8】 Cancelo
Rafinha【5】 Carlos Soler
Suárez【9】 Orellana
Neymar【8】 Munir
Cambios
Rakitic→ Sergi Roberto【6】(64) Orellana→ Abdennour (46)
Rafinha→ André Gomes【6】(74) Munir→ Zaza (73)
  Cancelo→ Bakkali (84)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Voro
Arbitro
Hernández Hernández (las Palmas)
Tarjetas
Iniesta (67) Enzo Perez (24)
André Gomes (77) Mangala (38)
Messi (85) Parejo (43)
  Mangala (44TR)
  Montoya (90+1)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 3 3 Tarjetas Amarillas 4 1 3
0 0 0 Tarjetas Rojas 1 0 1
9 18 27 (12) Tiros a puerta 5 (5) 1 4
4 5 9 Ocasiones de Gol 3 0 3
4 2 6 Corners 3 0 3
0 2 2 Fueras de juegos 2 1 1
1 3 4 Faltas 13 7 6
    619 pases 236    
74%   72% Posesion del Balon 28%   26%
Formacion

アレイシが負傷欠場。アルダ、マティエウ、マシップが監督判断で招集外。デニス、シレセン、アルカセル、ディニェ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスがベンチスタート。

PSG戦と同じ先発メンバー。ラテラルを置かない3バックをルイス・エンリケは本格的に実用しようと考えている模様。攻撃は左のイニエスタ×ネイマールが中心。守備に課題があり、容易に侵入を許した。

選手交代は2人。最初はラキティッチに代わってセルジ・ロベルト。もう1人はラフィーニャからアンドレ・ゴメスでそのまま右サイドに配置。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
  Mangala (28)
Suárez (35)  
Messi (45pk)  
  Munir (45+1)
Messi (53)  
André Gomes (89)  
Reporte

カンプノウへとバレンシアを迎えたFCバルセロナが、ドタバタしながらもルイス・スアレスレオ・メッシの決定力を活かして4-2の勝利。前節デポルティーボ戦に続いてCKからマンガラのヘッド弾で先制を許し、カウンターからムニールに同点弾を決められるなど守備の脆さを示したものの、クラックたちが難易度の高いシュートを決めることで流れを引き戻し、勝ちきった。バルサはこれにより、1試合少ない首位マドリーとの勝点差2をキープ。今後のタイトル争いに望みをつないだ。

またもCKから失点...

ルイス・エンリケがこのバレンシア戦で選択したシステムは、ラテラルを置かない3-4-3。先発メンバーも歴史的逆転劇となったPSG戦と同じだった。ミスターはこのシステムを熟成させ、今後の主軸とする考えのようだ。アンドレス・イニエスタが復調傾向にあるのはチームにとって大きい。彼とネイマールが組む左サイドは攻撃の大きな核となっている。

一方でバレンシアはマンマークを採用。前線の3人がバルサの3バックに付き、カルロス・ソレールブスケツに圧力をかけていた。彼らの激しいプレッシャーを受けたバルセロナは、序盤はパス展開に苦労。相手ラインの裏を狙うことで チャンスを作ろうと試み、スアレスメッシがゴールに迫ったが、GKアルベスオレジャナの守りが彼らに得点を許さなかった。

バレンシアの新星カルロス・ソレールは攻撃でも存在感を出し、19分にはテル・ステーゲンを襲うシュート。そして28分にはソレールのスペースへのパスを受けたムニールステーゲンと1対1になり、ここで手にしたCKからマンガラがヘッド弾を沈めて“チェ”が先制するのだった。

ハーフタイム直前の得点の奪い合い

しかしバルセロナのリアクションは早かった。35分、ネイマールの隙を突いたスローインからルイス・スアレスがエリア内へと走り込み、コースを正確に狙ったシュートを右ポスト横へと決めて1-1の同点。GKジエゴ・アルベスがぎりぎり届かない、でも枠を外さない見事なシュートだった。

ウルグアイの点取り屋はさらに前半終了間際(45分)、マンガラを退場に追い込んでもいる。メッシの縦パスを受けてライン裏へと抜け出し、アルベスと1対1となってシュート体勢に入ろうとするスアレスを、マンガラが引っ張って妨害。エルナンデス・エルナンデス主審はこれでマンガラを退場とし、メッシが力強くPKを沈めてバルサは逆転に成功した。ハーフタイム直前の得点。タイミングは申し分ない。

だがそこで一歩早く休憩に行った人は、再び観戦に戻ってきた時、スコアを見て我が目を疑っただろう。バレンシアはメッシのPK弾の直後、1本の縦パスから同点に追いついて見せるのだ。ガヤの横パスを受けたムニールが、テル・ステーゲンを破って2-2の同点。パスもシュートも上手かったが、まず中盤でノープレッシャーにしてしまったのがいけない。それにしてもメスタージャでもバルサから得点を奪った、ムニールの古巣キラーぶりよ。

頼れるメッシ

11人対10人で始まった後半は、ほぼバルサがボールを支配し、一方的にシュートを放つ展開となった。攻撃を主導したのはレオ・メッシネイマールネイは引き続き非常に状態が良く、ドリブル、フェイント、抜け出し、アシストとレパートリー豊富に次々にチャンスを演出していた。しかしシュートだけは運を欠き(51分にはジエゴ・アルベスのパラドン、75分にはフリーキックが枠直撃)、今回はトリデンテそろい踏みとは成らなかったのが残念だ。

その代わりに、アルベスをお得意様とするメッシがさすがの決定力を示すことで、バルサは53分にリードを拡大する。エリア内でマスチェラーノの縦パスをコントロールすると、瞬時に縦へと切れ込み、右足シュートをニアのほんのわずかの隙間に突き刺して3-1!この決定力がD10SのD10Sたるところだ。

数的不利のバレンシアは後半の立ち上がりから選手交代を行い、ムニール1人を前線に残す4-4-1へと変更、守りを固めてからの一発に勝負を賭けていた。バルサにとって不都合だったのは、3-2とした後にボールを落ち着けることが出来ず、バレンシアの攻撃も許すオープンな展開になっていたことだ。実際、ムニールのスピードある突破をエリア内でピケが辛うじて防ぐ場面もあり、1点差では非常に心許なく。シュートは一方的に打てているので、早めにとどめを刺す必要があった。

欲しかった4点目がようやく決まったのは、試合もあと少しで終わろうかという89分のことだ。ネイマールがパワフルなドリブルで左サイドをえぐり、中央への丁寧なボールをアンドレ・ゴメスが押し込んで4-1。これはゴメスにとって嬉しいバルサでの初得点で、適応に苦しんでいるセントロカンピスタが自信を得る後押しとなってほしい。

ということで、不安定ではあるものの、リーガ戦線に生き残るための勝点3はきっちり確保したバルセロナ。これから迎える国際代表戦ウィークでは、全員が怪我なく元気に帰ってくることを願う。