Liga Española
jornada 38

リーガ連覇達成!
スアレス、ハットトリックで得点王に花添える!

Granada CF FC Barcelona
0 3
14 de Mayo 2016 - Sab 17:00 h
Los Carmenes
: 22,369
Goles
  Suarez (22)
  Suarez (38)
  Suarez (86)
Titular
Andres Fernandez 【7】 Ter Stegen
Lomban 【8】 Alves
Babin 【7】 Pique
Ricardo Costa 【8】 Mascherano
Miguel Lopes 【7】 Jordi Alba
Doucoure 【7】 Busquets
Fran Rico 【7】 Rakitic
Ruben Perez 【7】 Iniesta
Rochina 【7】 Messi
Peñaranda 【9】 Suarez
El Arabi 【8】 Neymar
Cambios
Rochina→ Cuenca (46) Mascherano→【6】 Mathieu (75)
El Arabi→ Barral (77) Rakitic→【6】 Arda (79)
Ricardo Costa→ Doria (80) Busquets→【6】 Sergi Roberto (88)
Entrenadores
Jose Gonzalez 【7】 Luis Enrique
Arbitro
Hernandez Hernandez (Las Palmas)
Tarjetas
Doucoure (53) Busquets (19)
Ruben Perez (61) Pique (72)
Fran Rico (65)  
Andres Fernandez (72)  
Ricardo Costa (76)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 5 5 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 6 8 Tiros a puerta 11 4 7
0 2 2 Ocasiones de Gol 5 2 3
1 4 5 Corners 6 2 4
0 3 3 Fueras de juegos 3 2 1
6 6 12 Faltas 10 5 5
32%   37% Posesion del Balon 63%   68%
Formacion

ブラボ、サンドロが負傷欠場。ドグラス、バルトラ、アドリアーノが監督判断でベンチ外。マシップ、アルダ、ラフィーニャ、ムニール、セルジ・ロベルト、アレイシ、マティエウがベンチスタート。

前節と同じ、GKがテル・ステーゲンとなっての鉄板イレブン。前半はグラナダが引いていたので、両ラテラルが積極的に攻撃参加。彼らのアシストからスアレスの2得点が生まれた。

交代の一人目はふくらはぎを傷めたマスチェラーノに代えてマティエウ。二人目はラキティッチからアルダ・トゥラン。最後はブスケツがお役御免となってセルジ・ロベルトがピッチへ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Suarez (22)
  Suarez (38)
  Suarez (86)
Reporte

カンペオンに相応しい試合運びを見せたFCバルセロナが、ロス・カルメネスにてグラナダに0-3で勝利。1ポイント差で追うレアル・マドリーを退け、2015/16シーズンのリーガ・エスパニョーラ優勝を決めた。バルサのリーガ優勝は2年連続となり、この8年では6度目となる快挙。勝利の立役者はハットトリックでピチーチ獲得に花を添えたルイス・スアレス。この5試合での得点数は11と、極上の働きでチームに大貢献したピストレーロだった。

バルサが主導権

休養十分で臨んだこのグラナダとのリーガ優勝決定戦に、ルイス・エンリケが送り出したのは言うまでもなくいつもの鉄板イレブンだった。クラウディオ・ブラボはふくらはぎの回復が間に合わなかったため、ゴールを守ったのはテル・ステーゲン。去年のチャンピオンズ優勝イレブンだ。

リアソールでの結果に関係なく、勝てば優勝のバルセロナは立ち上がりからボールを支配し、グラナダゴール陥落を目指していった。7分にはラキティッチによる左CKにピケが巧みに頭で合わせ、さっそくゴールを割ったかに思えたが、エルナンデス・エルナンデス主審はGKアンドレス・フェルナンデスがかろうじてライン上でキャッチしたと判定しノーゴール。その数分前にはCR7が1点を奪ったとの情報がリアソールから届いていた。

この一週間、バルサの優勝阻止ボーナスのウワサで注目されたグラナダは、消極的なアプローチで試合に入った。4-5-1でエリア前を固めてのカウンター狙いだが、彼らの守備組織が堅いとはお世辞にも言えず。バルセロナはネイマールが違いを見せた左サイドを中心に得点を狙い、そのうち崩せそうな手応えもしっかりあった。レオ・メッシは自分が決めるのではなく、メディアプンタとしてアシストに専念しているようだった。

スアレスの2得点

先制点は22分に生まれた。ネイマールからのパスを受けライン裏へと抜け出したジョルディ・アルバが丁寧なラストパスを逆ポスト前へと送り、ルイス・スアレスが仕留めて得点に成功!我らの9番はこういったボールの貰い方が実に上手い。

ピストレーロはさらに38分、タイトルを大きく引き寄せる追加点も叩き込む。こちらは先制点とは逆に、右サイドのダニ・アルベスによるお膳立てだった。マスチェラーノからのロングボールは少々無理目に思われたが、ダニは諦めずに走って良質のクロスボールを供給。これをニアに来ると信じていたスアレスが疾風のように頭でねじ込み、0-2としたのだ。スアレス印の理不尽ゴール。抜群の嗅覚。よくこんなのを決めると感服する。

ハットトリックで得点王に花を添える

足のトラブルでCR7がハーフタイムでベンチに下がったとの情報が届いた後半(スアレスのピチーチ確定!)も、バルセロナが試合をコントロールし続けた。後半のシュート数はグラナダが6本、バルサは4本と、相手を圧倒したわけではなかったが、57分のピンチ(テル・ステーゲンがシュートブロック)を除けばルーチョチームが危なげなくプレーを管理。カンペオンへと向け、逸る気持ちを抑えつつ前進していった。

71分にはマスチェラーノクエンカとの競り合いの中で、ふくらはぎを負傷するアクシデントが発生、マティエウに後を任せることになった。ただ、彼のベンチでの様子(スアレスのゴールが決まったときの喜びよう)を見るに、さほど問題はないかもしれない。出来れば1週間後のコパ決勝に間に合ってほしい。

バルサの優勝を確実にする3点目は86分に決まった。ゴールの主はまたもルイス・スアレス。アシストをしたネイマールにも十分決められる場面だったが、チームメイトにプレゼントパスをするあたりがこのチームらしい。無人のゴールに悠々とボールを流し込んだルイシートがこうしてハットトリックを完成させ、ピチーチ獲得(40得点)に花を添えた。今季のチームMVPは間違いなくスアレス。彼の野心と決定力にどれだけ救われたことだろう。本当に感謝しかない。

ということでバルセロナがグラナダを0-3で下し、24回目となるリーガ優勝を達成した。この調子なら来週22日のコパ決勝(対セビージャ)にも勝利し、国内二冠も成し遂げてくれると信じさせる堂々たる勝ちっぷり。でもその前に今は、リーガ優勝を祝おう。今日は一度気を緩めてもバチは当たらない。おめでとうバルサ!