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Liga Española : Jornada 10


フエラは強いぞ5連勝。ピケの退場が計算外。

 

Getafe FC Barcelona
1

3

7 de Noviembre - Dom 19:00 h
Coliseum Alfonso Perez : 8,000?
Codina 【7】 Valdes
Pintos 【6】 Alves
Cata Diaz 【5】 Pique
Rafa 【7】 Puyol
Mane 【6】 Maxwell
Casquero 【6】 Mascherano
Victor Sanchez 【7】 Xavi
Boateng 【7】 Iniesta
Pedor Rios 【7】 Pedro
Manu 【7】 Messi
Milu 【7】 Villa
Cambios
Casquero→ Parejo (63) Villa→【6】 Milito (72)
V. Sanchez→ Albin (67) Xavi→【6】 Busquets (77)
Pedro Rios→ Arizmendi (69) Pedro→【5】 Keita (89)
Entrenadores
Michel 【7】 Pep Guardiola
Tarjetas
Cata Diaz (37) Pique (41)
Boateng (57) Pique (69DA)
Pintos (67) Iniesta (88)
Boateng (80DA)  
Manu (90)  
   
Arbitro
Ayza Gamez (valenciano) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 4 5 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 1 1 Tarjetas Rojas 1 1 0
2 7 9 Tiros a puerta 16 7 9
0 4 4 Ocasiones de Gol 9 5 4
2 2 4 Corners 4 2 2
1 3 4 Fueras de juegos 5 2 3
4 7 11 Faltas 7 4 3
26% 34% Posesion del Balon 66% 74%
Formacion
リーガでは3週間ぶりのマクスウェル先発。フエラ仕様でマスチェラーノがピボッテに入った。その他はいつものベストメンバー。メッシは偽のプンタで、2トップ気味。ゲームの局面はピケの退場で大きく変化する。これに対応するため、ビジャを下げてミリートで守備ラインを補完。その後、用心のためにチャビを休ませ、ブスケツが送り込まれた。最後は試合終了間際、ペドロに替えてケイタ。
Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (23)
  Villa (34)
  Pedro (64)
Manu del Moral (69)  
   
Reporte

いつも苦しいアルフォンソ・ペレスで、快勝といえる好プレー。特に前半はヘタフェを圧倒していた。

3日前にこの同じ舞台でシュツットガルトに0-3と完敗を喫したヘタフェは、心身のダメージが癒えてないのか、元気のない様子だった。最初の数分こそ青シャツの頑張りも見られたが、その後は一方的にマンゴー色バルサのペース。この日はビジャの動きがよく、4分にはイニエスタのスルーパスを受け、決定機を手にしている(シュートは高く枠の外)。

時の経過にしたがってバルサは伸び伸びとプレーできるようになり、右サイドのアルベスとペドロ、そしてメッシの関係性も良好だった。先制点は23分。メッシを起点としたボールがアルベスを経由してエリア内中央のビジャに送られ、ビジャは粘ってディフェンスの注意を自らに引き付ける。そして絶妙のタイミングで右に走りこんだメッシへと、これまた絶妙なパスが送られ、クラックは事もなくこれを右ポスト横にねじ込むのである。

リードを奪い、ゲームは俄然バルサのペースとなった。28分にはGKコディーナの右足パラドンが炸裂したものの、メッシからのパスをもらったビジャによる決定的シュートがあり、32分にはオフサイドで無効となったものの、ペドロとメッシでネットも揺らした。そして34分、今度は本当にバルサに追加点が訪れる。1点目と役割を交換した、今度はメッシの絶妙スルーを受けてのビジャのゴールだった。

さらに前半終了間際、メッシが追加点のチャンスを手にするのだが、スコアは動かず0-2でハーフタイムを迎えている。

 

後半に入り、ヘタフェは思い切って前へと出てくるのだが、ゲームは変わらずグアルディオラのチームが支配していた。ちなみにヘタフェのこの試合最初の枠内シュートは、52分のマヌによるものである。

バルサは2点のリードで安心することなく、3点目のゴールを目指していた。すると64分、おそらくはコディーナへとバックパスを送ろうとしたであろうカタ・ディアスからメッシがボールをカットし、横に少し流れたボールを詰めてきたペドロが拾ってゴチソウサマ。スコアは0-3となり、ゲームは事実上決着した。

しかしゲームでは何が起こるか分からないもので、68分にエリア内でボールをクリアしようとしたピケがハンドを犯したとして、2枚目の黄紙で退場に。息を吹き返したヘタフェの前に、数的に不利なバルサは一時押し込まれるようになり、ゲームはドタバタした展開となった。この数分間は、両チーム共にゴールチャンスあり。バルサ最大のピンチは78分、アリスメンディのヘッド弾だ。しかしこれはなんとマクスウェルがほぼライン上から頭でクリアし、事なきを得ている。

ヘタフェのイケイケタイムは、およそ10分にて閉幕した。80分、今度はボアテングが2枚目のイエローカードを受けて退場に。その後はメッシに何度かチャンスはあったのだが、コディーナを攻略するには至らず、試合はそのまま1-3で終了している。王者バルサの順当なる勝利。ビジャ、マスチェラーノら新顔選手たちが着実にチームに同化している、と感じられたゲームでもあった。